文芸春秋　第１１年第３号（昭和８年３月）

文芸春秋　第三号
随筆
精神教育の独立（小橋一太）
清朝瓷品（土田杏村）
ひとつの問題（風見章）
Ｎ将軍と小説家Ａ氏（浜尾四郎）
力士耳（久保猪之吉）
早春三題（短歌）（邦子・幹子・喜志子）
岡田前海相の挂冠に就いて（漢那憲和）
榎火事（鈴木敏也）
観世音の芸術としての能楽（松浦一）
黄金狂時代（今井半次郎）
飲中八仙記（吉井勇）
三沢村塩民（室伏高信）
堅炭と軟か炭（石浜金作）
女の残すもの（高良富子）
花鳥画管見（絵と随筆）（荒木十畝）
大里伝平君の死（佐々弘雄）
小説よりも（宇野千代）
堺君と猫（山川均）
詩と科学（鎌田栄吉）
好色一代男解釈難（神谷鶴伴）
文芸春秋
社会春秋
インフレーシヨン検討座談会
（出席者　日華生命専務　河合良成・興銀調査課長　一色信一・山叶商店　永野護・法大教授　小島精一・東大
特別読物
南フランスの憶ひ出（本位田祥男）
旧友潤一郎（辰野隆）
上泉信綱（下）（直木三十五）
政変いよいよ近し（政界夜話）（城南隠士）
わが交友録（入沢達吉）
老自戒（文芸時評）（里見トン）
ラヂオ匿名批判（Ａ・Ｋ・Ａ）
新聞紙匿名月評（Ｓ・Ｖ・Ｃ）
あの顔この顔（画　岡本一平・伊藤金次郎）
ウイリアムスタウンの話（石川欣一）
手帖（小林秀雄）
話の屑篭（菊池寛）
時評
社会時評（山川均）
虚脱政治の危険性（政治時評）（佐々弘雄）
経済時評（有沢広巳）
宰相アドルフ・ヒトラア論（黒田礼二）
赤露モダン相（馬場秀夫）
求道者河上（杉山平助）
聯盟制裁怖るべきか（高田元三郎）
東京市政浄化私案（船田中）
日支粉争と世界戦争（池崎忠孝）
六号記事
経済トピツク
学界ゴシツプ
フモール
ゴルフ
碁
将棋
映画欄
スキー
カメラ
競馬欄
神戸
秋田
那覇
演劇欄
釣
目・耳・口
寄稿家紹介
社中日記
労働者思想調査（第四回）
実話
炭坑唄（古市春彦）
魔ケ淵の殺人（大山茂樹）
創作
心象風景（牧野信一）
角（寺崎浩）
或る時代の国鉄挿話（橋本英吉）
附録　文壇ユーモア