文芸春秋 第11年第2号(昭和8年2月)
文芸春秋 第二号
随筆
ヤツプ島民はなぜ減つたか(松田正之)
読まぬ国書かぬ国(下村海南)
鶻帰らず(桜井忠温)
英学者の備忘録より(野口米次郎)
野球修業(飛田穂洲)
盗賊と時代心理(呉文炳)
古老の話(甲賀三郎)
無尽雑話(南弘道)
ばけもの(関口次郎)
火花は散る(相良左)
道徳的抑制(堀経夫)
北海道のお役人(吉屋信子)
野球と相撲(小泉葵南)
失題(絵と随筆)(上野山清貢)
旅先見聞(辰野九紫)
インチキと正論(河崎助太郎)
両手文明(内村祐之)
新春所感(中山太一)
英語削除の提案(伊庭孝)
腹と顔と(関口鯉吉)
忘れられないスープの味(牧野良三)
文芸春秋
社会春秋
黄金狂時代座談会
(出席者 代議士三木武吉・捜海業 片岡弓八・工学博士 山田復之助・作家 秦豊吉・作家 大下宇陀児・本
特別読物
政党聯合実現の内幕(政界夜話)(城南隠士)
上泉信綱(上)(直木三十五)
飽食放語(鈴木信太郎)
日英同盟復活論(平田晋策)
日本の進歩(経済時評)(有沢広己)
政党内閣の成立は果して可能か?(政治時評)(佐々弘雄)
社会時評(山川均)
登竜門の古跡を偲ぶの記(大学の散歩)(中村正常)
軍需品工場巡り(小汀利得)
蒐集雑談(考証随筆)(山村耕花)
「二つの絵」の誤りを訂す(本人の云ひ分)(下島勲)
話の屑篭(菊池寛)
森恪の墓碑に描く(鳩山一郎)
先月に引きかへて(文芸時評)(里見トン)
新聞紙匿名月評(S・V・C)
職業婦人思想調査(第三回)
外国人を妻として
国際愛是非(硲伊之助)
愛と理解は国境を超える(仰木茂)
妻を哀れな兵卒にするな(小山敬三)
国際結婚について(小柴錦侍)
国際夫婦の問題(サカエ・スツンジ夫人)
幸田露伴氏に物を訊く座談会
(質問者 千葉亀雄・小島政二郎・菊池寛・鈴木氏亨・佐佐木茂索)
懸賞論文
日本現状論(三等当選)(井上謙二)
新恋愛論(三等当選)(平野茂雄)
執政に謁するの記(特派員 平野嶺夫)
六号記事
コミツク
財界風景
チエホフの遺稿
学界ゴシツプ
スキー
ゴルフ
経済トピツク
競馬
実話募集
犬の欄
碁
将棋
目・耳・口
演劇欄
映画欄
大阪
寄稿家紹介
社中日記
実話
未亡人の嘆き(上月とき子)
支那インチキ愛国譚(林君彦)
創作
女人来訪(井伏鱒二)
小さな部屋(坂口安吾)
恐しき幸福(美川きよ)
附録 文壇ユーモア