文芸春秋 第10年第3号(昭和7年3月)
文芸春秋 三月号
随筆
ロズベリー卿と西園寺公(徳富猪一郎)
たばこ(市島春城)
矢田よ何処(高野辰之)
愉快な話(豊島与志雄)
図書館を有つ国民として初心なる日本人(和田万吉)
外国種を取扱つた鶴屋南北(伊原青々園)
禁酒して気が狂つた?(成田勝郎)
印度人Rの人物評(長与善郎)
婦選運動と金(市川房枝)
村居小景(短歌)(与謝野晶子)
その瞬間(伊藤金次郎)
肉弾少将(成田篤)
宿屋談義(辰野九紫)
転業志願(武者小路実篤)
雑用宿(行友李風)
三度台湾噺(その二)(巌谷小波)
裸体主義と裸体文化(赤神良譲)
婦人と子供(暉峻義等)
選挙と演説(鈴木茂三郎)
満洲一寸した話(絵と随筆)(桜井忠温)
鳩山文相に物を訊く座談会
質問者
(秦豊吉)
(菊池寛)
文芸春秋
社会春秋
特別読物
政党戦国時代(政界夜話)(城南隠士)
飯岡助五郎(近世侠客ばなし)(子母沢寛)
選挙干渉の思出(伊藤痴遊)
鶴沢叶・聞書(その一)(茶谷半次郎)
満蒙の開発と我国の経済(政治経済時評)(土方成美)
自叙伝小説に就いて(文芸時評)(中戸川吉二)
人の評判
天竜
角界革命の行者(茂木久平)
天竜はどんな人か(栗島狭衣)
天竜の横顔(鈴木彦次郎)
山本条太郎
識見と力量ある政治家(風見章)
忠実な属僚の番人になれるか(白柳秀湖)
昔恋しい三井の山条(中村俊一)
ブリアン(柳沢健)
科学欄
化学的尿診断(高木三郎)
ワタの代用品(石内治助)
お役所風景(海軍省の巻)
上海事件の一瞥(三野川渉)
世界はどうなる!
戦争とフアツシズム(佐々弘雄)
上海事件に各国はどう動く(田中九一)
我が軍事行動の最終目標(平田晋策)
世界経済恐慌と戦争の危機(東一郎)
スツトクホルムから ロスアンゼルスまで(辰野保)
話の屑篭(菊池寛)
井上前蔵相を憶ふ(桜内幸雄・深井英五)
総選挙縦横座談会
出席者
(東京日日新聞社 阿部真之助)
(評論家 佐々弘雄)
(社会民衆党書記長 赤松克麿)
(東京朝日新聞社 野村秀雄)
(評論家 山浦貫一)
(評論家 馬場恒吾)
(本社 菅忠雄)
特設満蒙版
満洲新国家の建設(大川周明)
満蒙建国と国際関係(田中九一)
満洲とはどんな所か(江藤夏雄)
満洲航空界の話(佐藤喜一郎)
満蒙自由国設計図
日記体にした最近の話
満蒙トーキー
六号記事
政界ゴシツプ
学界ゴシツプ
びゆうれつと
財界ゴシツプ
能楽消息
常識だめし知慧だめし
寄稿家紹介
ヂヤーナリズム展望
大衆文壇
ゴルフ
麻雀
将棋
碁
競馬
旅
目・耳・口
演劇欄
銀座
新宿
宝塚
松江
多度津
社中日記
実話
神港夜話(守安麗之介)
蕃地開拓秘聞(安藤宏)
人檻態々(加藤鼎)
創作
再び工場へ(中本たか子)
生活の埃(庄野誠一)
苦寒行(宗瑛)
ぬかるみ(芹沢光治良)
附録 文壇ユーモア