中央公論 第52年第13号 = 第602号(昭和12年12月)
中央公論 第十三号 第六百二号
(口絵) 閑冬(福田平八郎)
(巻頭言) 戦争と生活経済
文化の国民的・世界的性質(長谷川如是閑)
外交の革新(河合栄治郎)
近衞内閣の改造
大本営の設置と内閣制度の改革(宮沢俊義)
宇垣と末次(岩淵辰雄)
内閣制度改革論(佐々弘雄)
近衞内閣の行衞(細川隆元)
松岡洋右と十河信二(山浦貫一)
鮎川の満洲進出(安倍楠太郎)
『金』の国有を即時断行せよ(三宅晴輝)
兵役税論(和田日出吉)
外交雑感(有田八郎)
南京政府の将来(米内山庸夫)
蒋介石独裁の動揺(吉岡文六)
上海中立案を繞りて(高木陸郎)
支那民衆組織と国共対立(浜田峰太郎)
九国条約と安定の問題(大沢章)
日独伊防共協定の意義(鹿島守之助)
二つの世界的動きと西班牙内乱(岡本鶴松)
ソ聯はどれだけ支那を援助したか(畠山長三)
欧洲政治家回頭の秋(竹越与三郎)
時局随想(藤山愛一郎)
○○○(杉森孝次郎)
○○○(木下尚江)
老いたる虎の歌(詩)(室生犀星)
雪雑記(中谷宇吉郎)
火の話(出隆)
愛すべき立志伝(渋沢秀雄)
主将と幕僚(水野広徳)
近代陸軍建設の三人(佐渡愛三)
時局雑歌(短歌)(臼井大翼)
抗日全軍将兵に告ぐ(蒋介石)
支那人と戦争(パール・バック)
遠近より見たる勝海舟(我が交遊録 九)(徳富猪一郎)
街の人物評論(木戸幸一・井上成美・東郷茂徳・津田信吾)
プレートへの訣別に臨んで(若原正蔵)
若き未亡人のために(森田たま)
戦時体制下に泛ぶ科学者群(馬場鉄山)
文芸展望台(筧清)
極東ニュース戦線(牧内正男)
我的生活(馮玉祥)
上海の不思議な女(榊山潤)
ダルマ船日記(山之口貘)
二笑亭綺譚(下)(式場隆三郎)
時局吟(発句)(志田素琴)
川端康成論(中村光夫)
映画時評(大森義太郎)
創作
小説 雪柳(泉鏡花)
戯曲千万人と雖も我行かん(久板栄二郎)