中央公論 第48年第12号 = 第552号(昭和8年12月)
中央公論 第十二号 第五百五十二号
口絵『枯野』(小杉放庵)
(巻頭言)非常時の製造
進化学的戦争論(小泉丹)
欧洲国際情勢の危機(稲原勝治)
満鉄改組問題の検討(嘉治隆一)
米国の金貨買上政策(牧野輝智)
挙国一致内閣再論(佐々弘雄)
時局関係の国際法鳥瞰(立作太郎)
一年百万も殖えてどうなるか(前田多門)
激動期の経済相 米穀問題を中心に(武蔵太郎)
大毎王国御家騒動記
自ら墓穴を掘るもの(阿部真之助)
新聞王国の内乱(鈴木茂三郎)
城戸と吉武(城西隠士)
伊香保(吉村冬彦)
百穂画伯とアララギ(斎藤茂吉)
近衞文麿論(馬場恒吾)
嵐の中のドイツ芸術(勝本清一郎)
悲劇役者(関口存男)
政界五十年の回顧(関直彦)
街の人物評論(高田保)
「林檎禍」問答(末弘厳太郎)
コルトオ・ティボウ・カザールス(野村光一)
「ロンドン会議」前後(伊藤正徳)
やりくり読本(小汀利得)
凩日記(牧野信一)
愛弟子児玉博士(草間滋)
マダムの病理学(式場隆三郎)
非常時財界五人男(野田豊)
冬の夜ばなし
雁風呂(中桐確太郎)
江戸の花(悟道軒円玉)
昔の東京・今の東京(ラグーザ・玉)
労働運動十五年(加藤勘十)
新渡戸稲造博士を追憶して(佐藤昌介)
広田外相の手腕(鈴木文史朗)
都市・犯罪・変態(前田善教)
片山潜君と僕(木下尚江)
公定米価は農民にどう響くか(青木恵一)
カメラは躍る(ABCクラブ同人)
三面記事批判(K・T・O)
悲劇「アゴスチーノ摂津守殿」の筋書(幸田成友)
殺人食物・殺人飲料(高野六郎)
非常時国策根本義(久原房之助)
耳で探した話(山田耕筰)
33年の文壇総評(青野季吉)
北京見物記(村松梢風)
ラヂオと宣伝(東八百一)
ドイツ聯盟脱退の真相(E・A・フォレッチ)
金の身上相談(栗林正修・小汀利得)
昭和八年度総目次
―(創作)―
地主の子(藤森成吉)
苦海(近松秋江)
三連譜(中河与一)
尾花(久保田万太郎)