中央公論 第48年第5号 = 第545号(昭和8年5月)
中央公論 第五号 第五百四十五号
口絵『裸婦図』(梅原竜三郎)
(巻頭言)文明は没落するか
戦時原料統制論(有沢広巳)
スチムソン主義と世界の大勢(横田喜三郎)
世界の癌・戦債問題(石浜知行)
結婚解消に孕まれた諸問題(中川善之助)
英露国交の危機(嘉治隆一)
世界経済恐慌論(高橋正雄)
ドイツ金融資本の解剖(世界経済批判会)
非常時景気の展望
インフレ氾濫時代(XYZ)
米国金融恐慌の其後と世界的インフレへの道(ABC)
我が心境を語る(張学良)
強力政治と大久保利通(渡辺幾治郎)
スポーツと勉学(辰野隆)
松岡全権に与ふ(清沢洌)
農民の窮乏・農業の発展(二木得一郎)
蒋介石危ふし
北方軍閥の没落(大西斉)
支那共産党の現勢(波多野乾一)
蒋介石と支那財閥(鈴木茂三郎)
春の生理学(杉田直樹)
海の生命線を剖く(水野広徳)
伏見丸遭難記(鈴木武雄)
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掏摸とその逆手(都川春樹)
非常時後継内閣座談会
〔出席者〕
(長谷川如是閑・風見章・野村秀雄・山口義一・桜井兵五郎・佐々弘雄・清沢洌・麻生久・柴田善三郎・島中雄
〔ドイツ通信〕擾乱ドイツの渦中から(堤清一)
ヒトラー論(馬場恒吾)
メーデーサークル通信(窪川いね子)
漫画八題(近藤日出造・横山隆一)
自由主義者・島田三郎(木下尚江)
大銀行の金融カラクリ(大森三郎)
長城の春(平野零児)
フアン・ホツホ偽作事件(式場隆三郎)
人形雑話(有坂与太郎)
汽笛と共に四十年(大角鉞)
「唯物弁証法読本」の大衆化に就て(山川均)
(大衆読物)お妾の貞操(岩崎栄)
吉野博士を偲ぶ
兄の中学に入る迄(吉野信次)
青年時代の吉野君(真山青果)
吉野作造君と私(内ケ崎作三郎)
親切と楽天(牧野英一)
吉野作造博士と彼の時代(長谷川如是閑)
人道の戦士吉野作造(赤松克麿)
吉野博士の明治文化研究に就て(尾佐竹猛)
吉野作造博士とデモクラシー(佐々弘雄)
金の身の上相談(質問欄)(小汀得・栗林正修)
―創作―
(小説)蜘蛛の饗宴(上司小剣)
(戯曲)せき(三好十郎)
(小説)転換時代(小林多喜二)