サンデー毎日 大正12年9月9日 = 第2年第39号-大正12年12月30日 = 第2年第56号
サンデー毎日 第二年 第卅九号
戦慄すべき大地震
大地震の原因と地震帯
大阪測候所長(下野信之)
痛ましい哉火焔の首都〔今日の主張〕
地震に周期なし 理学博士(志田順)
凶災後の人心の動揺
文学博士(野上俊夫)
大凶災と精神の異常
医学博士(和田豊種)
保険会社はどうなるか
建築家の見た地震
震災地の飲料水
大阪市水道部長(沢井準一)
酸鼻の極死体の片付方法
大阪市主事(真珠清彦)
安政と今回の地震
災禍後の衛生状態
大阪市衛生課長(天野時次郎)
昔の地震計
今の地震計
大地震当夜の大阪毎日新聞社
(大原武夫)
明治廿年代を顧みて
地震の話
日本における大地震〔有史来今日迄の年表〕
石崎光瑶氏将来の埃及美術
美術界の消息
榊原高尾(桃川燕雄)
爪のお化粧
営養療法と胃○病
医学博士(諏訪瑩一)
細菌研究所の一隅より〔承前〕
子供服の柄〔写真〕
ネクタイの流行
夏野〔和歌〕(前田夕暮)
無題〔小品〕(渡辺均)
文壇近頃の事
現代ロシアの芸術
文相ルナチヤルスキー手記
ドイツの舞踊を観て
在ベルリン(石井漠)
○詩の新傾向〔二〕(山宮允)
サンデー自習室
夏のこども日記
嫉妬が身を焼く話〔童話〕(松本苦味)
注意すべき学用品〔警視庁調査〕
人国巡礼〔奈良の巻〕(大野木繁太郎)
幻滅(薄田清)
女工のヴアレーボール
野球の研究
一高対三高野球戦評(渡辺生)
問題を起したパ君の記録
詰将棋新題〔第四十五回〕
碁の新研究〔第四十一回〕
サンデー毎日 第二年 第四十号 関東震災号
死の都東京を訪れて
本社特派員(前田三男)
第一報を大阪へ斎らすまで
本社特派員(大野木繁太郎)
妻と子を掘る記(九里四郎)
救済に努力の婦人団体(西村富紗子)
劫火の惨話は語られぬ(前田三男)
深刻な反省を要求された今
京大教授(藤井健治郎)
焼かれた七十万巻
大阪府立図書館長(今井貫一)
震災と我が文芸
京大講師(片山孤村)
重大なる大阪の地位
法学博士(高野岩三郎)
金融と国富の損害
移動する労働者の流れ
衣食住に関する生産工業
井水の完全消毒法
徴○令及戒厳令と経済界
京大教授(神戸正○)
「人間」の醜さに直面して
(中山泰昌)
海中弱線の脅威(阿部恒太郎)
全財界中心の西漸
震災火災の残骸
耐震建築と地震
工学士(中尾保)
大阪駅の一夜
寄せられた外国の同情
火災保険と生命保険
東京をどう改造するか(小川○南)
根柢から覆された出版界
遭難した学芸界の人々
中心区域をまづ完成せよ
京大助教授(藤井厚二)
震災影響の大阪の物価
東大図書館の焼失と損害
京大教授(新村出)
尖つた針の如く(富士裾野の遭難者)
震災地から神戸へ(遭難外人談)
表紙 グラヴユア精版、灰燼に帰した浅草公園六区街
写真〔表紙裏グラヴユア精版〕
罹災者で賑ふ箱根八里
大阪築港の避難者
座尾張町の災害
元箱根の大岩石墜落
奮闘せる罹災地の警官
東京市中の夜警隊
上野西郷銅像前の群衆
下水鉄管中の避難民〔本文挿銅版〕廿七葉
サンデー毎日 第二年 第四一号
経済学から観た東京の復興
(法学博士 河田嗣郎)
都市としての必要条件
(法学博士 武田五一)
「帝都」の再興と東京の復活
(法学士 小川市太郎)
横浜の壊滅を観た印象
(スキターレツ)
東京を後に逃れ出て
(神戸高商業学校教授 エミルハリール)
焦土に芽んだ復活の曙光
(本社特派員 木造竜蔵)
木造家屋には耐震的構造が第一
(工学博士 天沼俊一)
震火の記(馬場孤蝶)
耐震材料とその基礎
(工学博士 大藤高彦)
大災害の後に来る美術の感情
(京大助教授 植田寿蔵)
回復は共同責任
(文学博士 波多野精一)
非常に備へる設備
(工学博士 田辺朔郎)
震災後当○の教育
(文学博士 小西重直)
裏畑で書いた地震日記(藤井清子)
妻の焼くるを見殺しにして
(本社特派員 堤為章)
日本の震災について((詩) 廉南湖)
児童が感じた地震
満員の汽車で豊橋へ(高橋もと子)
黒い入道雲がむつくり出た
(神田大三)
感謝(三宅周太郎)
罹災者に観る人情(中山泰昌)
図書館の建設(毛利富彦)
安政江戸大地震の震幅図
向ふ列車と逃ぐる列車(油屋豊)
○島に聴く悲話哀話
十二階懐古(正岡いるる)
禍が転じて福となる
(奈良女子高師校長 槙山栄次)
その夜次ぎの夜(百田宗治)
詰将棋新題(七段 木見金次郎)
○の新研究(六段 田村嘉平)
表紙 グラヴユア精版〔復興の気運に向へる○京神田須田町附近〕
表紙裏 グラヴユア精版、近頃の東京から〔焼失跡の東京市民の生活〕
裏表紙 グラヴユア精版〔精確なる焼失地図〕
週刊朝日 第四巻 第十四号
表紙 大東京を肚に納めて
裏面 災厄の跡
そこばくの言
荒都断篇(その一)(小川未明)
灰燼の中に坐して(賀川豊彦)
週間大勢
錦絵の東京(正岡いるる)
世界の動き
張勲の死(S・K生)
支那の秋(米田祐太郎)
内外日誌
遷都の今昔感(続)(三浦周行)
嘘に輪をかけた話(三田村鳶魚)
野島の場合(創作-五)(能幸吉)
色に従つて動く心持(岡登貞治)
こども服の作り方(三)(中村利武)
コドモのページ
バツタの飛行郵便(はじめ作同絵)
天眼鏡(童話)(秋庭俊彦)
震災後日訳(漫画)(服部亮英)
秋の日暮れ(絵ばなし)(小林徳二郎)
大震災所惑(坪内逍遥)
厨川白村先生を偲ぶ(黒田正利)
東京朝日新聞の災厄(下村本社専務)
大震災の後仕末
世界の救援
堀田上野介正信(小説-九)(松長照夫)
岡本綺○氏(文芸家の面影)
海外文芸
運動界(城南閑人)
生糸輸出港の争奪戦
震災後の東京
紡績被害の鳥瞰
財界備忘録
絵画==写真==その他
サンデー毎日 第二年 第四二号
帝都復興問題
復旧でない新建設だと後藤子は語る(大野木繁太郎)
二案を折衷した「再建私案」
永田市長の案による新東京
復興スクラツプ
帝都再建についての私案
(波江章夫)
二十万人の失業者
(東京市助役 馬渡俊雄)
建築様式について東京市民の印象
帝都の惨害を歌ふ詩
(三木露風)
主要地区の破壊状態
サンデー自習室
蕁常三年国語
蕁常五年算術
こどもの科学
真面目な馬〔童話〕(蒲原春夫)
動物小学校書帖
原田甲斐の子〔新講談〕
(長谷川伸一)
営養療法と胃腸病の関係
(諏訪瑩一)
ヴイタミンと蔬菜(山崎徳吉)
誕生前の乳児の脳膜炎
(三野裕)
照明と眼の衛生(小口忠太)
ネクタイの編み方
雀の話
松阪なでしこ(川崎光次郎)
培養土の調合(尾崎哲之助)
読売に唄はれた安政大地震
(三田村鳶魚)
幻滅〔創作〕(薄田泣菫)
本堂の棟の焼落ちるまで
(九条武子)
千葉から東京に帰る記
(三宅やす子)
梅田停車場の一日(高安やす子)
その日の郊外に居て
(今泉静江)
夢の日(森律子)
私の耳〔震災雑爼〕(直木三十三)
人生の○向〔随想〕(鶴見祐輔)
スパイ〔漫筆〕(三浦周行)
詰将棋新題(木見七段)
地震に次ぐに伝染病
「小説と講談」号内容
小説と講談 サンデー毎日秋季特別号
創作
石本検校(菊池寛)
華厳病(上司小剣)
東館(宇野浩二)
鸚鵡(芥川竜之介)
波の音(高倉輝)
江藤新平の最期(加藤生夫)
秋成の家〔新脚本〕(大森痴雪)
敵手(加藤武雄)
地震(渡辺均)
白木槿の花(暁烏敏)
翻訳
犯罪本能(T.B.Donovan・水上規矩夫)
緑死病(Douglas Grey・春日野緑)
女輩〔一幕喜劇〕(W.W.Gibson・七庭何人)
保養(Marcel Prevost・村田美都子)
新作講談
新宿の梅屋(本田髷成)
臨終の日の清正(本田美禅)
大力遊女(漫々亭主人)
清姫物語(白柳秀湖)
鴛鴦落雁〔怪談〕(浜の里人)
鉄舟と又七郎(東海老夫)
金鵄勲章(平山芦江)
講談
小仏峠の鼠小僧(悟道軒円楽)
百万石の御墨附(桃川燕国)
妙石上人の怨霊(邑井貞吉)
松平長七郎旅日記(松井小伯知)
牛方から家老職(邑井貞吉)
怪猫娘の復讐(千代田錦鏡)
週刊朝日 第四巻 第十六号
表紙 秋の夜(梶原緋佐子画)
裏面 赤倉から御帰の良子女王殿下
そこばくの言
光明へ(本間久雄)
焦土の都より(荻原井泉水)
詩聖の都より(承前)(暉峻文子)
週刊朝日十月増刊社告
週間大勢
深慮すべき保険問題(渋川玄耳)
入選した自由画発表
独逸の屈服
世界の動き
二科展その他(木村荘八)
内外日誌
朝鮮児童の頭(西村真次)
囲碁(久保松五段)
各地の出来ごと
独逸の子供達(越智真逸)
コドモのラクガキ(榊原一広)
自殺と苦痛の関係(若松嗣郎)
この源泉を汲む事(桑田芳蔵)
創作 『野島の場合』(完)(能幸吉作・幡恒春画)
コドモのページ
つきのなかのうさぎ(長谷部隆諦)
やけたおにんぎやう(蕗谷虹児画)
ニセカガシ(中野修二)
独逸から帰つて(鈴木信子)
秋蒔草花『スウイトピー』(後露草)
創作 『荒都断篇』その三(小川未明作・竹久夢二画)
復興と救済と回復
震災地で聞いた話(松山基範)
探偵小説『黄竜の眼』(米田祐太郎)
谷崎潤一郎氏(文芸家面影)
海外文芸
支那の学壇と劇壇
絵画--写真--その他
週刊朝日 第四巻 第十七号
表紙(秋の諧調)(本田庄太郎作)
裏絵(採蓴)(橋本関雪作)
鑢屑(吉村冬彦)
天地震動の歌(短歌)(杉浦翠子)
異聞一つ(室生犀星)
夢二篇(兵藤世平治)
故郷清秋十二首(短歌)(小杉未醒)
舟の中(詩)(藤森秀夫)
芭蕉庵の焼跡(荻原井泉水)
腐つてゆく贅沢よりは(田山花袋)
山住居の話(未醒山人)
夏から秋へ(短歌)(小川千甕)
創作と戯曲
お品(室生犀星)
娘(鷹野つぎ)
をさな心に(細田源吉)
鶏舎(戯曲)(赤松静太)
夜盗(林真珠)
闘ひ(詩的幻想)(スキターレツツ)
艇上の怪漢(探偵小説)(デエリア・グラハム作・馬場孤蝶訳)
新講談
異人の首(岡本綺堂)
朝寝坊むらく(正岡いるる)
明暦の大火と閣老(白柳秀湖)
大野九郎兵衛(松長照夫)
衣川源五郎(前田孤泉)
烏帽子折と猿の群れ 小学校用歌劇脚本(坪内逍遥)
つみ木(児童劇脚本)(中村吉蔵)
童謡ほこり(西条八十謡)
博雅の音楽(藤沢衛彦)
童謡赤い入日(藤森秀夫)
童謡落葉(山岡まさを)
絵画
江戸川畔(津田青楓)
芭蕉庵(津田青楓)
虫の音(伊東深水)
おやつ(金森観陽)
セーヌ河畔(広田百豊)
北見風景(上野山清貢)
スペイントレドの水汲(小寺健吉)
旅役者(木谷千種)
松江大橋川(平塚運一)
静物(国枝金三)
横顔(中村大三郎)
古城(榊原一広)
鈴川小春(幡恒春)
朝寝坊むらく(幡恒春)
媚笑(島成園)
牧場の一角(上野山清貢)
渓魚(小杉未醒)
挿画(古家新)
挿画(岩田専太郎)
挿画(蕗谷紅児)
挿画(中村修二)
挿画(平沢文吉)
特別附録『週刊コドモ』
表紙ねずみの王さま(武井武雄)
ムクドリ(古家新)
あめのおと(窪川進一絵・豊田麻二詩)
通せんぼ(耳野三郎絵・水谷まさる謡)
玉ものふぐ(武井武雄・玉置光二謡)
ぎんのおもち(童話)(青木おさむ作・古家新絵)
おにごつこ(氷宗みつる)
裏絵モミヂ(古家新)
入選自由画
『我家のスケツチ』
サンデー毎日 第二年 第四四号
奢【戯曲】(高安月郊)
読書の方法【随想】
(鶴見祐輔)
女としての希望(山田わか)
サンデー自習室
こどもの科学
ひるね太郎〔童話〕
○○の叔父さん(片山三千夫)
シーボルトと○○(南照夫)
倶梨迦羅紋々【新講談】
(白井喬二)
島のネザンバ(本山桂川)
営養療法と和洋の調理法
(諏訪瑩一)
全く疾病は気から
世にも○ろしい酸化炭素の中毒
(森田公平)
文壇近頃の事
妻の冒険(Ferdinandd’Amora・鈴木三郎訳)
英詩の新傾向(山宮允)
幻滅【創作】(薄田清)
初秋(中条春紅)
村嬢図(岸田劉生)
八幡の「地震部屋」(天沼俊一)
ホテル物語(七庭何人)
新東京論(野口米次郎)
米国で流行の保健運動(森本静子)
不思議〔短歌〕(与謝野晶子)
梅関芳から
大震災と東都運動界
内外運動時事
俳句(荻原井泉水)
巡礼の歌(竹尾ちよ)
サンデー毎日 第二年 第四五号
冷熱〔小説〕(近松秋江)
都市の生きる力
(直木倫太郎)
失意と修史〔随想〕
(鶴見祐輔)
灰燼の中から(河東碧梧桐)
電車生物学(山本宣治)
サンデー自習室
こどもの科学
子猫のゆくへ〔童話〕
幻滅(薄田清)
ケープの拵へ方(岩村秀太郎)
大阪