講談雑誌　第１８巻第１１号（昭和７年１１月）

講談雑誌　十一月号
巻頭雑録
表紙（鴨下晁湖）
目次カツト（清水三重三）
橋の下（鴨下晁湖）
歌舞伎集粋（二色写真版）
猫の恋（前川千帆）
化粧前（小村雪岱）
秋の雨（小村雪岱）
ぼんのうの犬（細木原青起）
俳句（富安風生選）
川柳（編輯部選）
都々逸（秋田居美豊選）
九星運気考
五目並べ新題（高木楽山選）
五目並べ当選者発表
詰将棋新題（土居市太郎選）
詰将棋当選者発表
幽界の呼ぶ声（俳優情話）（長田秀雄）
母は泣かない（落胤秘史）（大倉桃郎）
競馬場行進曲（抱腹絶倒）（正岡蓉）
徳川女護城（狐狸横行）（中内蝶二）
世相三態
恵露小噺二度の目見得（宮尾しげを）
離婚裁判四年間同棲の妻は果して処女か
妊娠・結婚・縁結びを取持つ神様（中山太郎）
いんちき茶人（諷刺落語）（鴬亭金升）
名橘誉のいろ男（名優訪問）（中山楠雄）
英国孝子伝（開化異聞）（野村無名庵）
法に涙あり（法廷哀話）（瀬戸口寅雄）
芸界失恋馬廉ばやし
買ひこなした女（三遊亭円若）
居候の恋（桂文都）
幽霊以上（桂文楽）
かた車無情（柳家小半治）
青菜に塩（木村友忠）
男妾志願（三遊亭円遊）
許さぬ肌（春風亭小柳枝）
もてた失恋（立花家扇遊）
おごられた女（林家正蔵）
美女来らず（一竜斎貞丈）
恋のおいね与四郎（陰謀異聞）（橋爪光雄）
蔭に咲く花（恋は自由）（渋谷青村）
温泉場情痴（なすな恋）（三輪浩郎）
艶説和蘭陀薬（両国名物）（畑耕一）
我侭随筆
貧農論（本間久雄）
この芝居道（水谷幻花）
金の使ひ方（平山芦江）
佐渡おけさ（江見水蔭）
追剥ぎ三題（川村花菱）
いろ物語（原町重三）
近代艶福騒動記四景
舞踏場喃纎素（夜の奇蹟）（武野藤介）
この伯父・この甥（花柳小品）（川口松太郎）
対角線に結ぶ恋（青春苦笑）（中野実）
娘・婿とりざかり（花嫁花婿）（中村正常）
陰痴奇秘帖
燕にされた求婚男　あはれ財的援助に魅せられて
エロ・サーヴイス受難　学士様には娘はやれませぬ
この妾代十円也　親子でかせぐ女給小夜子
第二世土堤のお金　猫が呆れてクシヤミをした咄
島鵆沖津白浪の内
第一席・喜三郎の危難（西尾麟慶）
第二席・花鳥の放け火（談洲楼燕枝）
第三席・三宅の島破り（伊東潮花）