講談雑誌 第18巻第10号(昭和7年10月)
講談雑誌 十月号
巻頭・雑録
表紙(鴨下晁湖)
目次カツト(清水三重三)
刺青の女(伊藤晴雨)
をどり子二色写真版
廓の血の雨(鈴木朱雀)
御存じですか
蝙蝠と亀(水島爾保布)
モダン語探訪
俳句(富安風生選)
川柳(編輯部選)
都々逸(秋田居美豊選)
九星運気考
五目並べ新題(高木楽山選)
五目並べ当選者発表
詰将棋新題(土居市太郎選)
詰将棋当選者発表
直助権兵衞(人間地獄)(畑耕一)
泥棒の宿(夏の夜語)(江馬修)
孝子の殺人(法廷哀話)(瀬戸口寅雄)
絵入天草軍記(武将列伝)(細木原青起)
徳川女護城(大奥秘史)(中内蝶二)
誰々命刺青巷談(中山太郎)
開化洋妾紅閨誌(桃井弔影)
廓の血の雨(天明白浪)(邑井貞吉)
豊川利生記(孝女一念)(一竜斉貞丈)
妻はモデル女(青春恋愛)(谷本はじめ)
交番・モガ・モボ・恋は曲者集
尖端業恋を売る男 たゞし一人一回壱円也
窓のない遊覽馬場 ナゾの四時間町から町へ
食堂車で拾つた妻 実は神戸生れの鉄路の天使
御婦人脱衣場荒し ズロース抱へて悦に入る男
ボートが嫉いた話 星のふる夜に濡鼠とは
甲板のシネマ大会 胸をどらせてはさんだ脚は
吁タクアン受難史 島のアンコに逃げられた譚
悲鳴は湯槽の中から 戯れに恋はすまじきもの
ラブシーン防害論 あべこべに叱られた巡査氏
超特作裸女の寝像浜の桃色嬢冒険を語る
明治新聞事実評判記(伊藤晴雨編)
恵露小噺又之目見得(宮尾しげを編)
女七題(七画伯)
恋の秘薬(A記者)
接吻石の功徳(B記者)
蔵前のおばア(C記者)
演芸多話語吐(おとはや)
あふぎ表紙(野村無名庵)
突飛の遺言状(D記者)
横町アラモード(E記者)
新月旦六代目菊五郎(中山楠雄)
芸初放苑恋談
男のみさほ(三升家小勝)
女相撲(柳家金語楼)
ウマカゼ(鈴々舎馬風)
水玉の浴衣(蝶花楼馬楽)
うどん屋の女(桂春団治)
異人さん(立花家橘之助)
座敷牢から(橘ノ百円)
桟敷の女(木村重浦)
三人小僧噂白浪
弁天小僧・生首の強請(清草舎英昌)
因果小僧・隅田の夜嵐(太田貞水)
鼠小僧・葎の一ツ家(神田山陽)
死を爆弾と(恋の惨劇)(三輪浩郎)
姉帰る悲劇(恩愛の柵)(島村克爾)
怪談安積沼(死霊の崇)(戸川貞雄)