科学知識 第4巻第10号(大正13年10月)
科学知識 燃料問題号
表紙 石油採掘地の光景(オフセツト版)
口絵
燃料研究所
朝鮮燃料選鉱研究所
海軍燃料廠
天然瓦斯噴出の壮観
劣質炭の採掘
九州相知炭坑
九州田川炭坑
北海道夕張炭坑
本邦に於ける最新式の製油工場
米国加州ロングビーチ大油田
本邦空前の大噴油
撫順炭坑露天掘の壮観
炭坑用諸機械(以上写真版十二頁)
特別口絵 石炭の木(工学博士 大島義清撰)
石油の木(工学博士 田中芳雄撰)
扉絵南蠻伝説鉄砲由来(工学博士 有坂ショウ蔵画)
我国に於ける燃料問題(燃料研究所長 吉村万治)
世界の石油産額
世界の石炭産額
燃料に対する国民的自覚の必要(海軍燃料廠長 水谷光太郎)
本誌既刊号と燃料問題
本邦に於ける燃料研究の現況(工学博士 大島義清)
本邦瓦斯事業概況
大気中の不思議
浪費せられつゝある燃料(燃料研究所技師 志賀潔)
燃焼と其化学機構(工学博士 大島義清)
陸軍と石油(陸軍砲兵大尉 森田広)
扉絵解説鉄砲伝来(工学博士 有坂ショウ蔵)
ガソリンの話(工学博士 田中芳雄)
新燃料シントール
石油の名称
石炭の乾餾(燃料研究所技師 伴義定)
人造石油(工学博士 小林久平)
本邦に於ける石炭の発見
石油の成因(工学博士 小林久平)
粉砕石炭燃焼法の大要(工学博士 山口修一)
本邦石炭輸出量
天然瓦斯(工学博士 田中芳雄)
ヘリウムは猛烈なる爆薬?
建築と科学(工学博士 片岡安)
科学教育雑誌
科学と戦争(二)(砲兵少佐成田篤)
コレラと鹹水魚との関係(医学博士 壁島為造)
たそがれ
そら
石炭の化学に就いて(燃料研究所技師 城所徳祐)
酒精燃料(工学博士 田中芳雄)
驚くべき米国の石油工場
石炭の自然発火の原因に就いて(燃料研究所技師 木村季治)
人口一人当り石炭埋蔵量
恒久に燃料供給者たる森林(林学博士 三村鐘三郎)
中附アート
最近進水した英国の威力
魚族の忍術使ひとスポーツ巧者
布哇の火の海地獄
壮烈な印度の虎狩り
奇怪な面相の平家蟹
石油頁岩(東京帝国大学教授 伊木常誠)
燃料協会の努力
都市に於ける家庭燃料(工学博士大島義清)
石炭の採掘(日下部義太郎)
統計から見た将来の地震(理学博士 中村左衛門太郎)
七の崇拝
画家の描く自然
石炭瓦斯(燃料研究所技師 伴義定)
本邦石炭産額
家畜の疾病と公衆衛生(東京帝国大学助教授 板垣四郎)
家庭用煉炭(燃料研究所技師 賀田立二)
素人手品
結網植物漫筆とその八(牧野富太郎)
我国の石油産額と採掘法(東京帝国大学教授 伊木常誠)
骸炭の組織と可燃性(燃料研究所技師 新村唯治)
特輯読物
象牙を抱えた隊商の群
炭層に残る巨大なる足跡
ニユギニアの奇習
世界見聞録
劣質炭の利用(燃料研究所技師 賀田立二)
理工学講演会議演集
石油の貯蔵と運搬(工学士 木村乾)
物理学者の不幸頻々
ラデイウムの価
発生炉瓦斯及其発達(横浜市瓦斯局技師長 渡辺扶)
ベークライトの新用途
石炭の名前と売買(燃料研究所技師 今泉敏)
写真と色素(二)(理化学研究所 桜井季雄)
漫画 奢○税のはきちがひ(寺内万次郎画)
科学小言(理学博士 亀免山人)
英国に於ける低温乾溜の現在と将来
十月の天象
科学時事
編輯室より
奥附