科学知識 第1巻第4号(大正10年11月)
科学知識 太平洋号
太平洋号発刊の辞
宇宙と自然
太平洋の海洋学的概観(理学博士 原十太)
太平洋Pacific Ocean 記者
太平洋の海藻(理学博士 岡村金太郎)
動物学より観たる太平洋(理学博士 石川千代松)
南洋海上の森林(理学博士 草野俊助)
珊瑚で出来た島(理学博士 横山又次郎)
火の輪で取り○かれたる太平洋(理学博士 脇水鉄五郎)
南洋研究所(理学博士 新城新蔵)
太平洋沿岸の森林(林学博士 本多静六)
南洋諸島の人種 東京帝国大学人類学教室(松村瞭)
太平洋沿岸の四大天文台 東京天文台(河井章次郎)
地下に卵を産むツカツクリ鳥 東京帝国大学理学部(岡田弥一郎)
太平洋を移動する動物(理学士 中沢毅一)
南洋の空(表紙三色版)(坪井玄治)
ヤップ島トミール港(口絵三色版)
ヤップ島の土人(口絵三色版)
南洋の土人(口絵写真)
南洋の風俗(口絵写真)
蛍の光
獣類や鳥類の走る速さ
飛の魚は如何して飛ぶか
鋳鉄は何故脆いか
地球の年齢
植物と炭酸瓦斯
動物を喰ふ植物
カナリヤの巣
衝立面の色にて元素を識る
タコノキの森(写真)
交通
海運上より観たる太平洋(日本郵船会社社長 伊藤米次郎)
太平洋上に於ける国際通信系(逓信省通信局長 米田奈良吉)
船は走る(海軍機関大尉 柳原博光)
巴奈馬運河 記者
太平洋の地図(口絵石版刷)
戦艦「長門」の雄姿(口絵写真)
セント、エルモスフアイヤー(口絵写真)
米国船舶の今日此頃
科学通信
産業
熱帯植物の工業用途(工学博士 高松豊吉)
太平洋の燐鉱(農学博士 麻生慶次郎)
太平洋と本邦の化学工業(工学博士 鴨居武)
太平洋漁業の発達史(農商務省水産技師 田子勝弥)
新領南洋の水産(水産学士 雨宮育作)
太平洋諸島の羊毛(東京毛織会社技師農学士 中原重樹)
太平洋諸島に於ける糖業 明治製糖会社マスター・オブ・サイアンス(稲見忠)
ゴムの樹の今昔 記者
本邦の石油産額
世界に於けるタングステンの産額
東京工業試験所の移転
粉炭より新燃料の製造
鳥糞の利用
茶
思潮
科学的見地より 太平洋会議を観る(衆議院議員 鈴木錠蔵)
太平洋会議と我糧食問題(農学博士 稲垣乙丙)
太平洋会議と化学戦争展覽会(理学博士 亀高徳平)
太平洋と国防(海軍大佐 水野広徳)
第一回汎太平洋学術会議略況(理学博士 大森房吉)
家庭
朝の甲板にて(日本郵船会社一等運転士 藤田徹)
太平洋を横ぎる時(田中孝子)
日繰暦をめくる子供に聞かれた時
科学進歩の世の中にも(漫画)(池辺鈞)
大学の研究室から(赤霧)
なんだろう! どうして?(竹内時雄)
家庭水族館
博士千五百名
奇披な電話器蔽ひ
放射線と宝石
ラジウムは身体に有害
珈琲、ココア、チョコレート
彙報
新聞より 九月十六日―十月十日
編輯便り
「科学知識」十二月号予告