改造　第３４巻第４号（昭和２８年４月）

改造　第３４巻第４号
目次・扉・巻頭【装画】（曾宮一念）
平和と教育（矢内原忠雄）
ファシズムに道を開く「自由」（今中次麿）
中国における変革と建設（安藤彦太郎）
曲りかどのアメリカ　封じ込められた“巻き返えし政策”の喜劇！（信夫清三郎）
官僚と奴隷の学問／“多頭官僚”に牛耳られる日本の「科学者の道」（島恭彦）
中小企業と民族資本の動き（藤田敬三）
空念仏の“民主化”（戸沢鉄彦）
改造直言
国民労働会議
日本労働運動が直面するもの〈第一部会〉（大河内一男、大友福夫、堀江正規、早川勝、山川均、稲葉秀三）
【報告】占領政策を越えて（大河内一男）
スト規制は誰のために行われるか〈第二部会〉（吾妻光俊、太田薫、鹿内信隆、中島健蔵、江幡清、野村平爾）
【報告】暗い計画（中島健蔵）
働く人びとの生活と意見〈第三部会〉（近藤康男、渡邊仁吉、熱田五郎、磯田進、藤原栄子、田宮虎彦）
【報告】働ける自由を（近藤康男）
労働問題と国民〈第四部会〉（藤林敬三、石垣綾子、河野密、中野好夫、風早八十二、堀田善衛
【報告】労資の反省（藤林敬三）
「精紳の病患」からの自由（傍聴記）（堀田善衛）
恒久平和への道（Ｈ・Ｇ・ロッジ）
在日一韓國人の主張（鄭然圭）
超・音・波
新ＴＯＫＹＯ行進曲（福田豊四郎）
日本丸騒動（大森丈雄）
外から見られたニッポン（久野収）
太子西へ行く（亀井勝一郎）
永遠の駄々ッ子（絵と文）（小糸源太郎）
政界“怪文書”（長谷川了）
裏切られた戦争犯罪人　スガモにて―若い魂の「今日のレポート」連載第一回（安部公房）
近代日本の教育構造（矢川徳光）
「大学雀」は百までも（広田進）
青春・学問・友情（市原豊太）
特集　日本の民族文化
民族文化の歴史（林基）
日本語と創造（手塚富雄）
国宝をめぐつて（吉沢忠）
民族音楽への序曲（団伊玖磨）
吉田政権の終焉（政界時評）（大井達明）
愉しき毒舌「辻斬り」罷り通る　“切り捨て御免”のトリオがトピックと正眼に構えた社会時評鼎談、連載第一
【胡堂随筆】筆は一本箸は二本（野村胡堂）
マッカラン・力ーテンの内がわ（清水恒太郎）
北斎と明治文学（福本和夫）
沙漠のなかの大学（英印の旅その二）（都留重人）
大正の青春　「原稿料」一枚五十銭也の登場時代を偲んで、華やかなりし日々のわびしさを語る座談会（青野季
自然はえらい（絵と交）（武者小路実篤）
窯あけまで（三浦小平）
（小説）手みやげ（広津和郎）
（小説）可小農園主人（長谷川四郎）
（小説）雨の中（川端康成）