改造　第１９巻第１４号（昭和１２年１２月）

改造　第十九巻　第十四号
扉カット（関口隆嗣）
九国条約会議と日本（横田喜三郎）
新電力統制案に就て（岡邦雄）
一九三七年を送る日本（戸坂潤）
日独伊協定の波紋（岡田宗司）
戦時経済における組織と計画（有沢広巳）
戦果全収と財政調整（阿部賢一）
―戦時化を急ぐ政局―
日清日露戦役と戦時大本営（渡辺幾治郎）
我が内閣制度の特質と将来（鈴木安蔵）
近衞内閣の前途（寺池浄）
淅江財閥の今後（小寺純）
呉佩孚訪問記（岡野増次郎）
赤軍巨頭銃殺のその前夜（久野豊彦）
軍部と北支工作（和田日出吉）
日彦の大陸進出と満鉄改組の行方（小島精一）
謎都上海第二信（林守仁）
支那の文化人は今何をしてゐるか（平山弘）
氷雨（葉山嘉樹）
川越大使の心境（北村洋一）
安価な楊貴妃（田中貢太郎）
国民体力考査（鷺田成男）
シヤハトの辞職其他　世界情報
北四川路・閘北の市街戦（和木嘉）
『帝国大学と私』（木下尚江）
日本経済月報
事変下の就職戦線（島田晋作）
甦る蒙古とその人々（竹内夏積）
太戦時代の英国（続滞英四十年記）（牧野義雄）
上海漫語（内山完造）
地中海の海賊（高橋邦太郎）
北支行（杉山平助）
上海雑観（本誌特派員　三好達治）（画）（清水登之）
世界の『持てる国』と『持たざる国』（山上清一郎）
従軍記者論（丸山幹治）
日独庭球観戦記（松岡譲）
マクドナルドの思出（木村毅）
消費統制と婦人（山川菊栄）
わが陣中日記（ムッソリーニ）
財界聴書（Ｃ・Ｉ・Ｏ）
事変下の思想・文芸家列伝（菖蒲四郎）
事変下の満洲を歩きながら（長与善郎）
戦時外交陣を担ふべき人々（小高平三）
良心への期待（ジイド）
詩　蒼天（高橋新吉）
戦時歳末風景（岩崎栄）
日清戦争と福沢諭吉（小泉信三）
「実のない話」（ムササビは語る）（長谷川如是閑）
支那海往復記（高田保）
山荘雑記（野上弥生子）
新万葉集（斎藤茂吉）
新万葉集選後感（尾上柴舟）
画壇寸評
劇壇寸評
創作
小説　菊の花章（芹沢光治良）
小説　かげろふの日記（堀辰雄）
小説　春宵（近松秋江）