改造　第１９巻第７号（昭和１２年７月）

改造　第十九巻　第七号
扉カット（猪熊弦一郎）
太平洋の平和と英国（矢内原忠雄）
統一運動の新段階と北支那（鈴江言一）
現下の高物価は抑制し得るか（有沢広巳）
勤労大衆の能力の現状について（暉峻義等）
近衞内閣総批判
近衞内閣出現の意義（山川均）
近衞内閣論（馬場恒吾）
馬場内相の位置（阿部真之助）
準戦経済行進譜第三曲（猪俣津南雄）
賀屋蔵相とその任務（阿部賢一）
新内閣と軍部と政党（寺池浄）
近衞内閣は斯くして生れた（組閣夜話）（山浦貫一）
近衞の政治的任務（長谷川如是閑）
哲学者の社会観（本多謙三）
支那合作社運動の現状（陳翰笙）
人間と食物（加茂儀一）
信書問題と予審判事の証人喚問（今村力三郎）
渓又渓（冠松次郎）
上海漫語（内山完造）
農村保健問題私言（小泉丹）
比律賓をさすらひて（須磨弥吉郎）
座談会
国民生活はどこへ行く（小川郷太郎・大口喜六・黒田寿男・河野密・那須皓・土方成美・馬場恒吾・山川均・山
周恩来伝（波多野乾一）
えやあ・ぽうと（柳亮）
志賀直哉との交友記（里見トン）
財―界―聴―書（Ｃ・Ｉ・Ｏ）
偶感録（武者小路実篤）
法律時論（末川博）
歌と句
車窓展望（今井邦子）
初夏の独居（若山喜志子）
童心亭句稿（小沢碧童）
兵帰へる緑蔭（前田普羅）
世界情報
戦争第一期と新興財閥（和田日出吉）
トロツキーは果して無辜か（荒畑寒村）
スターリンの粛軍工作（平竹伝三）
思出すまゝに（正宗白鳥）
墨東挿画余談（絵と文）（木村荘八）
科学者と戦争
科学者の戦争・国防観（石原純）
大戦と科学者（矢島祐利）
準戦時下の科学界（石井友幸）
嘘の道徳性（ムササビは語る）（長谷川如是閑）
一生涯（三好達治）
社会時評（林要）
無題録（山本実彦）
巡礼（島崎藤村）
舞踊夜話（坂東三津五郎）
文字と秦の丞相李斯（幸田露伴）
寸評
映画界
文壇
画壇
劇壇
楽壇
スポーツ界
創作
小説　霧朝（懸賞創作）（渡辺渉）
小説　俗情の限界（尾崎士郎）
小説　籖（藤沢桓夫）
戯曲　蛍（久保田万太郎）