改造　第１４巻第６号（昭和７年６月）

改造　第十四巻　第六号
新録の頃の山々（武田久吉）
世界情報
フイリツピンの独立問題の意味
ドナウ問題の結末
アイルランド問題の再燃
ヒツトラー党の陰謀顛末
ドルの危機
アメリカの大学騒動
支那
停戦協定と革命的反対派
赤軍強襲と第四回総攻撃
加奈陀の共産党（鈴木悦）
落潮期の労働組合運動（荒畑寒村）
子規は明治から大正まで生きてゐる（室生犀星）
農村自制論（権藤成卿）
雪（パリの質量）（岡本かの子）
オリムピック大会前記（森田俊彦）
蔵原惟人君について（青野季吉）
伯林通信
ドイツ大統領選挙風景（秋川早男）
ヒツトラーの私軍隊の解散（佐藤信一）
無頼三代（大衆小説）（子母沢寛）
肉屋のドン・ジユアン（岩田豊雄）
誕生日の客（阿部次郎）
出版界だより
大東京案の検討（前田多門）
マルクスの詩（石浜知行）
文芸時評（小林秀雄）
朝鮮の文学（李光洙）
創作
小説争ふ二つのもの（藤森成吉）
小説春は花影に（竜胆寺雄）
小説低迷（武田麟太郎）
小説維納の殺人容疑者（佐藤春夫）
不穏事件の緊急批判
重大時機に直面して（杉森孝次郎）
国民の覚醒が必要（蝋山政道）
民族としての偉大なる風格（巻頭言）
国家資本主義『計画経済』（大塚金之助）
マルクス蓄積理論と固定資本（織戸登代子）
法窓雑記（末弘厳太郎）
十字路に立つ無産政党（山川均）
現内閣経済政策の検討（牧野輝智）
犬養内閣と軍部（馬場恒吾）
フアツシズム内閣論（佐々弘雄）
満洲国総務庁長官駒井徳三を語る（鈴木茂三郎）
下町情痴（保高徳蔵）
タバコ漫談（浜野修）
闘犬を看るの記（田中貢太郎）