改造　第１３巻第９号（昭和６年９月）

改造　第十三巻　第九号
シカゴ暗黒街の犯罪王（布利秋）
浅草恐慌風景（鈴木清次郎）
女学生と思想問題（河崎なつ）
日本に於ける東方問題の重大性（饒平名智太郎）
拳闘と女の風景（中村正常）
破滅に瀕せるドイツ（世界情報）　ドイツ賠償問題の前史
破滅に瀕せるドイツ（世界情報）　ドイツ恐慌の進展と賠償問題
破滅に瀕せるドイツ（世界情報）　三つの大会
破滅に瀕せるドイツ（世界情報）　破局―ダナート銀行破綻の経緯
破滅に瀕せるドイツ（世界情報）　ドイツ救済問題をめぐる各国の対立
金融寡頭政治と利権（桧六郎）
全協論（伊達宏一）
日本労働倶楽部について（米窪満亮）
女優志願者往来（北村小松）
文士カツフエ行状記（武野藤介）
滞欧日本人印象記（長岡輝子）
共産党中央部の公判闘争（金子健太）
共産党公判と新聞記事（海野寛）
海外寄稿
賠償問題の新意義（独）（シャハト）
失業保険の是非（英）（チヤーチル）
国際債務と世界の動向（仏）（パンルヴエ）
フーヴアー提案の大契機（伊）（ムツソリーニ）
美しい刺客の話（大森洪太）
蛙の話（岡田弥一郎）
トーマス・アルヴァ・エヂソン（竹内時男）
第十回　オリムピックに活躍する日本選手（小高吉三郎）
鎖ほか二篇（堀口大学）
平和の鳩（森山啓）
ここから二つに分れる（前田河広一郎）
職業婦人の哲学（相良利満）
アプトン・シンクレエアと語る（木村毅）
現代．蘭西文学管見（辰野隆）
物見遊山（中川一政）
文芸時評（平林たい子）
創作
小説　便器の溢れた囚人（葉山嘉樹）
小説　少年（藤沢桓夫）
小説　魔子（竜〓寺雄）
小説　ズラかつた信吉（中条百合子）
小説　紀井ノ国ノ狐クニ漆掻キニ憑語（谷崎潤一郎）
司法官に対する希望巻頭言
社会フアシスト「労働者起」批判（野呂栄太郎）
独逸恐慌を繞る政局（新明正道）
大学に於ける不自由（向坂逸郎）
自己を語る（大山郁夫）
府県会選挙をどう闘ふか
魔術師民政党の敗北か（久原房之助）
党則国の信念で突進する（山道襄一）
我等は如何に戦ふか（赤松克麿）
全国労農大衆党の府県会選挙対策（麻生久）