改造　第１１巻第１２号（昭和４年１２月）

改造　第十一巻　第十二号
回顧と展望　巻
無産政党問題の再吟味（山
金本位制の世界経済的意義（土
新芸術形式の探求へ（蔵
モルガン王国論（小
○俸問題の教訓（末
政界展望台
犬養車中談　浜口内閣の鬼門　解散の存在理由　軍縮会議の目標　共産党事件（馬場恒吾）
経済時評
金解禁の切迫と物価（前
共産党事件批判
犯罪学的観察（長谷川如是）
公式化した共産党（○克麿）
前衞発展過程の犠牲（猪俣津南雄）
日本金史（岩崎重三）
別天地マダガスカル（大山卯次郎）
丹波の牧歌（深尾須磨子）
娯楽と大衆
映画の社会学（大森義太郎）
瘠せてゐる演劇（番匠谷英一）
娯楽読物の効用（林房雄）
寄○とラヂオ（権田保之助）
カツフェ・治安日本（高田保）
サラリーマンの恐怖時代とその解放（青田季吉）
慶応義塾論（石○知行）
亀戸雑景（中○たか子）
政友・民政の選挙陣（阿部真之助）
新刊批評
「日本地理大系」を読みて（吉田絃二郎）
猪俣津南雄著「現代日本研究」（向○逸郎）
福本氏からダリアの花を送られるまで（白○秀湖）
モダンに於ける野蠻主義（赤○良譲）
文芸に就ての二三の考察（武小路実篤）
蘇峰自叙伝（徳○猪一郎）
創作
小説　敷設列車（平林たい子）
小説　卍（まんじ）（谷崎潤一郎）
小説　海港章（横光利一）
長篇　大地（里見〓）
小説　操守（豊○与志雄）