雑誌トクシュウ マル 100006090

特集丸 第3巻第2号 = 第12集(1959年2月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1959年(昭和34年)2月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
180p
NDC(分類)
209
請求記号
209/To43/3-2
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:空母戦史
和書
目次

特集丸 3巻2号 1959年2月
特集 丸 空母戦史 2
グラビア
日本空母の威容【ありし日の日本空母】
集中攻撃をうける翔鶴
沈ゆみく祥鳳
艤装中の空母
日本空母のライバル【米英重要空母集】
世界の眼に映った日本の空母(元海軍中佐 吉田俊雄)
第三流空母国とされていた日本が営々として築きあげた実力―マレー沖海戦こそその実証だった!
太平洋戦争と米英の空母(軍事評論家 大浜啓一)
対日進攻線をひた押しに東進する米空母群“殺人者の群”と神風特攻との血なまぐさい死闘はつづく!
世界空母の興隆三十年(戦史研究家 永見謙三)
ツエッペリン基地焼打ちの初陣から、機動部隊までの空母の驚異の発達とその戦法の変遷をたどる!
カラーセクション
劫火にたえた天城、葛城、竜鳳
夭折の不運空母雲竜、雲鷹、神鷹
誌上レーダー
“悪をめぐって
田村泰次郎「戦場の顔」・「青年時代の乃木大将日記」
読書室
ばかばかしさのおそろしさ
皇太子妃決定の報道合戦
コラム
空母艦橋のうつりかわり
沈んだとは思えぬ赤城
空母の元祖は?
戦艦「武蔵」の最後
降下爆撃の奥儀
ジョーダンじゃない
母艦に帰投するウデ
苦難多き生涯“千代田”
折込解剖三面図
空母飛竜・加賀概略配置図
日本空母戦記
その栄光と受難の生涯
凱歌は高し空母“翔鶴”決戦譜(元翔鶴運用長・海軍大佐 福地周夫)
その戦跡は丁度拡げた鶴の翼のごとき恰好であった。そして鶴の羽搏くところ、栄光は燦と輝やく!
嵐を呼ぶ空母“飛竜”の咆哮(元飛竜飛行長・海軍大佐 天谷孝久)
その速力と搭載機数ともう一つその命中率に於てわが海軍の白眉といわれた精鋭空母“飛竜”激闘記!
“瑞鳳”還らず、エンガノ岬沖の長恨(元瑠鳳乗組・海軍一等整備兵曹 安部井稠也)
捷一号作戦の囮艦隊の一艦としてレイテ湾頭に突入、満身創痍、ついに力つきた空母瑞鳳の死闘記!
空母“赤城”ミッドウェーの激闘(元赤城飛行隊長・海軍大佐 淵田美津雄)
焦げる鉄板、うなる砲弾、そして次々に襲いくる魚雷-ミッドウェー洋上に苦闘する赤城のすべて!
万能空母“千歳”の血闘(戦史研究家 野村靖二)
デキソコナイといわれながらも、これは何でも屋の万能選手が太平洋をまたにかけての勇猛突進記!
“蒼竜”の初陣と最後(元蒼竜乗組艦攻搭乗員・海軍少尉 森拾三)
真珠湾に出撃、返す力でウエーキ島を強襲して戦功をかざったその半歳後南海に消えた蒼竜の生涯!
超弩級戦艦「大和」が当る軍艦クイズ 第三回募集
天翔ける空母“鳳翔”(元鳳翔艦長・海軍大佐 梅谷薫)
老朽艦としての悲哀の中にも春風駘蕩、余裕綽々、常に笑いを忘れぬ世界最初の空母鳳翔艦長の手記!
空母“隼鷹”阿修羅の奮戦(元第六五二空司令・海軍大佐 鈴木正一)
日本海軍最後の決戦場マリアナに永遠の名を残すとうじの最新鋭空母“隼鷹”の奮戦と最後を描く!
マリアナ沖空母“大鳳”の最後(元大鳳機関部員・海軍兵曹長 西村孝次)
燃え狂い、たけり狂う火の地獄のなかで最後まで戦いぬいた大鳳の最後を当時の機関部員がつづる!
精鋭空母“瑞鶴”かく戦えり(元瑞鶴艦長・海軍少将 野元為輝)
戦艦第一主義の苦しい立場にいながらもみごとに空母の使命を果し優位の敵陣を混乱させた快記録!
空母“飛鷹”悲壮の猛出撃(元飛鷹艦長・海軍大佐 横井俊幸)
悲運の空母として好機を逸していた飛鷹、ひとたび起つや、猛攻につぐ猛攻を浴びせる一大雄渾篇!
空母“竜驤”の多彩なる生涯(戦史研究家 野村靖二)
空母造艦史上の踏み台といわれながらも過渡期の日本海軍を代表する竜驤の誕生から最後迄を描く!
栄光燦たり空母“加賀”の奮戦(元加賀工作長・海軍大尉国定義男)
日本の代表空母として赤城とともに児童達の心にまで強く印象された加賀のミッドウェー奮戦記録!
長恨!空母“飛竜”の最後(元飛竜飛行長・海軍中佐 川口益)
死すべきときに潔よく死するはこれ忠死なり―素行の士道精神を体した“飛竜”乗員決死の奮戦記!
読者から編集者から
編集後記
特別読物 珊瑚海に消えた空母レキシントン
日米最初の空母戦に二本の魚雷と五発の爆弾を受けながら走っていた空母レキシントン とつぜん起る艦内大爆
第二次大戦に果した空母の役割(戦史研究家 柏木浩)
太平洋上日米空母群の激突からUボート対護衛空母まで、あらゆる角度からさぐる空母決戦の全貌!
日本空母奮戦記
13の凶に魅いられた空母【沖鷹】
21ノットという遅速の沖鷹が飛行機運搬屋として辿る数奇な運命!(戦史研究家 丹羽年雄)
特攻空母“大鷹”の思い出
重傷の大鷹には魚電よりむしろ呉港までの遠距離回航が辛かった!(元空母大鷹飛行長 五十嵐周生)
最後の護衛作戦【海鷹】
“あるぜんちな丸”改造の輸送空母“海鷹”がたどるカムラン湾の悲劇!(元海鷹艦長・海軍大佐 有田雄三)
悲運の空母“信濃”の最後
無理な突貫工事で完成した“信濃”の運命は出港20時間で決定した!(戦史研究家 野村靖二)
珊瑚海真昼の決闘【祥鳳】
機動部隊艦戦機じつに九十三機がたった一隻の祥鳳に躍りかかった!(元海軍々令部員 海老原康之)
さらば、“隼鷹”よ
一機の飛行機ない空母最後の艦長としてこれは隠れたる終戦秘録!(元隼鷹艦長 前原富義)
好評二大連載
果物と乳房の島バリーの日々【積乱雲 第七回】
果物と小鳥の美しい夢の島バリーにも戦火は容赦なく押し寄せた―戦いの非情にほんろうされる人たち!(元海
スラバヤ上空の大空中戦【撃墜王 第七回】
待望の空戦の日がきた!出動の零戦は27機 スラバヤ上空を紅にそめて展開する零戦対P39の一大空戦記!