雑誌トクシュウ マル 100006086

特集丸 第2巻第4号 = 第8集(1958年8月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1958年(昭和33年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
174p
NDC(分類)
209
請求記号
209/To43/2-4
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:日本の空軍・飛燕と雷電
和書
目次

特集丸 2巻4号 1958年8月
丸 飛燕と雷電
飛行機ファンが見た 水冷戦闘機の魅力(航空ファン編集長 野沢正)
ジエットよりプロペラ機への魅力にひかれる現代人の郷愁が綴らせた水冷機の変遷と魅力の解剖図!
審査員がみた飛燕誕生の苦闘史(元陸軍航空審査部員・技術少佐 木村昇)
多年水冷戦の伝統を守りつづけた川崎社が心魂を傾けて製作したキ61・飛燕の誕生にまつわる裏話!
大空に快翔する九六陸攻 多色折込口絵
零戦をしのぐ宿命の翼(当時空技廠戦闘機審査部員 鈴木順二郎)
B29邀撃戦に大戦果を収めた局戦「雷電」を設計したころを機体審査を中心に鋭く抉る当時の思い出!
飛燕空戦記録集
若鷲四三六号機最後の帰投(元飛行第68戦隊搭乗員・陸軍曹長 小山進)
ウエワク上空の邀撃戦に左脚の傷も知らず群がる敵機を次々に叩き落す若冠21才の飛燕搭乗員!
五式戦闘機空戦始末記(当時飛行第111戦隊搭乗員・陸軍大尉 稲山英明)
時代の要求に応えた救世機五式戦の最後に立合った筆者が愛情をこめて捧げる愛機への追悼記!
飛行第55戦隊本土上空に在り(元飛行第55戦隊搭乗員・陸軍軍曹 丹羽鍵一)
飛行第55戦隊の留守部隊員として本土防空に当り、不時着三回の筆者が綴る俊鋭飛燕の空戦記!
飛行第56戦隊戦闘詳報(元飛行第56戦隊戦隊長・陸軍中佐 古川治良)
体当り戦法をもって果敢な邀撃戦を展開し敵の心胆を寒からしめた飛燕第五十六戦隊の勇戦譜!
飛燕の初陣(元陸軍航空審査部員・陸軍中佐 荒蒔義次)
東京初空襲のB25を水戸上空にて発見、捕捉撃墜して飛燕の名を轟かせたテスト飛行機の殊勲!
雷電1号機テスト飛行の思い出(元横空戦闘機搭乗員・海軍中尉 羽切松雄)
ラバウル航空戦の雷電搭乗員で横空のテストパイロットが零戦に代る雷電を世に出した迄の苦心談!
鍾馗と雷電の魅力(航空評論家 木村源三郎)
防空戦闘機の必須条件とはなにか?当時の最高性能機二機をとりあげて、その長所と短所を衝く!
終戦時における試作戦闘機の全貌 本誌編集部
大戦末期に全国民の期待の中に構想設計され乍らも惜しくも試作に終った次期戦闘機20機の思い出!
カラーセクション
泣き笑いパイロット逃亡記(荻原芳雄)
映画展望 (ダンケルク・太平洋戦記)
雑誌切抜帖 (動揺した“常識”・テスト・パイロットの魂・椰子林の中の学生たち・今週の焦点)
図書室 (ラバウル戦線異常なし(草鹿任一))
陸軍3式戦闘機飛燕2型解剖図
海軍局地戦闘機雷電21型解剖図
コラム
鍾馗の模擬空戦
取返しのつかない一年
恐しい飛燕・雷電の搭乗員名簿
雷電一・二号機の犠牲
おしつぶれた風防
メッサーシュミット購入団裏話
烈風の思い出
現代の怪談首をすげかえろ!
烈風の犠牲となった堀越技師
戸口少尉機の戦訓
隼と鍾馗
シンの疲れる雷電
グラビア
鍾馗・飛燕・雷電・五式戦 【本土邀撃戦の主役戦闘機】
幻影の翼・日本の試作戦闘機 【高性能次期戦闘機写真集】
鍾馗・飛燕・雷電・ライバル集 【第二次大戦が生んだ世界の俊鋭機】
独空軍の撃墜王 ガーランド少将空戦記録(元ドイツ空軍少将 アドルフ・ガーランド)
独空軍の三羽烏の一人94機撃墜の空の英雄が綴る豪快壮絶の空戦記録と独空軍の悲痛な生涯と末路!
天翔ける鍾馗(飛行第87戦隊搭乗員・陸軍大尉 加藤武)
愛機鍾馗を駆り敵機群るパレンバン上空の制空権を賭けて血み泥の航空撃滅戦を展開する鍾馗戦隊!
雷電空戦記録集
雷電に生命を賭けた男(海軍航空本部審査員・海軍少佐 宇都宮道生)
不運な帆足よ霊あらばわが夢枕に立て、切々胸を抉る元テスト・パイロットを悼む友情の聖筆!
火花散るB29対雷電の決闘(元第三五二雷電隊分隊長・海軍大尉 青木義博)
人呼んでこれを宿敵、好敵手同士というB29と雷電の決闘篇!海軍飛行予備学生はかく戦った!
B29殺し 雷電隊本土上空の大空中戦(元第三〇二航空隊飛行長・海軍少佐 西畑喜一郎)
小園戦法なる奇策の下に少数の雷電をもって関東上空からB29を締出した精鋭三〇二空の快挙!
飛行第47戦隊かく戦えり(飛行第47戦隊長・陸軍少佐 奥田暢)
愛する部下達が次々と体当りに散って逝った。今やその霊に報いんためにわが40粍はB29に炸烈す!
日本製万能戦闘機「飛燕」のすべて <座談会>
出席者(順不同) 土井武夫(元川崎航空機試作部長) 北野純(元川崎航空機設計課技師)井町勇(元川崎航
鍾馗いまだ帰投せず(当時第二四六戦隊長・陸軍少佐 石川貫之)
敗色濃き比島の空に群る傲敵グラマンと壮絶な死闘を演じて次々と散っていった二四六戦隊の悲劇!
積乱雲 連載第四回(元海軍報道班員・日映カメラマン 吉田一)
撃墜王クラスの搭乗員をキラ星の如く連ねた零戦隊が戦果の蔭に描く涙と闘魂に彩られた空戦模様!
撃墜王 連載第四回(元台南空戦闘機搭乗員・海軍中尉 坂井三郎)
十二月八日の運命の朝濃霧をついて長駆比島上空に殺到し敵基地を壊滅した戦爆連合隊奇襲の様相!