雑誌トクシュウ マル 100006085

特集丸 第2巻第3号 = 第7集(1958年6月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1958年(昭和33年)6月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
174p
NDC(分類)
209
請求記号
209/To43/2-3
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:日本の空軍・疾風と紫電・紫電改
和書
目次

特集丸 2巻3号 1958年6月
特集丸 疾風と紫電 紫電改
グラビア
日本の快速戦闘機 疾風・紫電・改
日本空軍最後の俊足機
快速戦闘機に挑んだ人たち 日本航空界の先達
第二次世界大戦 世界の快速戦闘機
世界の二千馬力級高速機の展望
快速戦闘機「紫電・紫電改」の生涯(元川西設計課長・現新明和興業顧問 菊原静男)
水上機王国川西のベテラン設計者が綴る強風、紫電、紫電改の設計経過と愛機への熱烈な真情!
紫電戦闘四〇三飛行隊の奮戦(戦闘四〇三飛行隊分隊長・元海軍大尉 石坂光雄)
数度の負傷にもめげず紫電を駆ってP51に挑んだ空の勇士の奮戦は単身よく敵編隊を潰滅せしめた!
第200疾風戦闘隊かく戦えり(元飛行第二〇〇戦隊編隊長・陸軍准尉 吉良勝秋)
生き残り決死精鋭隊第二〇〇疾風戦闘隊がレイテ争奮戦で制空に艦隊掩護に火花を散らす空戦記録!
海軍戦闘機の機銃と共に21年(元横須賀海軍航空隊・海軍大尉 田中悦太郎)
七・七ミリ機銃から戦闘機に搭載しうる最大口径の機関砲に至るまで海軍の機銃に生きた男の記録!
紫電の生い立ち(元第三四三航空隊飛行長・海軍少佐 志賀淑雄)
零戦すでに老ゆるとき、新鋭機出現の要望に応えて生まれ出た紫電の素姓とその奮戦の足跡を探る!
紫電改テストパイロットの思い出(元海軍航空技術廠実験部員・海軍少佐 山本重久)
自称「飛行機に憑かれた男」が語る世紀の俊鋭機紫電改をテストした当時の血みどろの苦心と醍醐味!
疾風をテストする(元陸軍航空審査部員・陸軍中佐 荒蒔義次)
往年のテストパイロットが綴る大東亜決戦機と待望された疾風の命がけの試験飛行と別離の思い出!
キ-84「疾風」4式戦闘機 特別折込口絵
飛行第一〇三戦隊戦闘日誌(元飛行第一〇三戦隊長・陸軍少佐東条道明)
戦勢挽回のための戦闘部隊の大拡充に奔走本土上空に敵機を迎え撃つ決死の戦闘機部隊の実戦記録!
高速戦闘機「疾風」の生涯(航空評論家 木村源三郎)
陸軍が中島のヴェテラン技術陣を駆使して築いた航空界の金字塔「疾風」の栄光と苦渋の生涯を描く!
木製機「疾風」かくて誕生す(元立川飛行機第二設計課長 品川信次郎)
空腹をかかえて、木製の快速戦闘機の設計と試作に躍起となった、暗く重くるしい時代を回想する!
カラーセクション
【スクリーン】
遠い道・鮫と小魚・潜航雷撃隊
【海軍コトバ選】
【陸軍病院の怪異(2)】
餓鬼幽霊(池田三光)
【ハワイマレー沖海戦】
映画物語
大戦中ブームを呼んだ日本映画
雑誌切抜帳
虚飾(筒井敏雄)
同窓会(上林暁)
薄命の翼A26(斎藤寅郎)
今月の図書室
鮫と小魚(ヴォルフガング・オット著・桜井正寅訳)
生きている小説(長谷川伸)
【隼と疾風・零戦と紫電の比較】
【紫電改・疾風を中心とする乗物の速度くらべ】
折込解剖三面図
海軍仮称1号局地戦闘機「紫電」11型陸軍4式戦闘機「疾風」
チャーチルと勲章
G・C・Iによる夜間邀撃の一場面
呪われた“気をつけ”の姿勢
ダレスとカイゼル
品川さんと米
敵発見!なんと風防のゴミ
陽の当らなかった快速機
晴嵐名付けの親
強すぎた?日本軍
米軍を震憾させた日本戦闘機十傑(本誌編集部)
劣勢をもってアメリカ陸海軍の戦闘機陣に挑みよくその名を世界に轟かせた日本戦闘機ベストテン!
「疾風」「紫電」に対するアメリカの反響(航空評論家 北里清三郎)
零戦と特攻と共に米軍の心胆を寒からしめた二千馬力級快速戦闘機に米軍は如何に防備対処したか!
審査部の名パイロットたち(元飛行実験部長・陸軍少将 今川一策)
航空審査の立役者が激動の日本航空界で彫心る骨、各種俊鋭機を育成したパイロットの足跡を描く!
飛行第三六一航空隊始末記(元飛行第三六一隊司令・海軍中佐 榊原喜与二)
そぼ降る小雨の中を初の犠牲者葛西三空曹の葬列が行く。華やかな戦果の陰に綴る訓練部隊の悲話!
「疾風」審査のメモ(元陸軍航空審査部員・技術少佐 木村昇)
日本航空界における重戦か軽戦か二者択一の苦悩時代に生れた日本最初の重戦の難産の経過を語る!
世界の快速戦闘機の全貌(「航空ファン」編集長 野沢正)
命数短い優秀機の衰退の中に日英米技術陣が魂をうちこんだ二千馬力級快速戦闘機採点のエンマ帳!
特別読物 鮮血の翼(産経新聞社記者 内藤幸政)
一人の兵の言葉を解し苦戦に陥入った一コ小隊を片方の翼によって奇しくも救出した鳩と兵の悲話!
戦闘第七〇一飛行隊転戦譜(七〇一飛行隊飛行隊長・元海軍大尉 岩下邦雄)
日本海軍戦闘機隊の悼尾を飾って邀撃戦に特攻にと悲壮な戦いを展開した戦闘七〇一飛行隊の奮戦!
最後の紫電戦闘隊(当時戦闘四〇三飛行隊長・海軍大尉三森一正)
最後の望みをかけて、連日はげしい訓練に明け暮れた四〇三紫電隊の、これはあまりに悲壮な終幕!
特別ルポ 日本快速戦闘機裏ばなし(松原正也)
世紀の優秀機はかくして生まれかくして消えた。紫電・紫電改・疾風をめぐる血みどろの航空秘史!
好評二大連載
海軍報道班員の手記・連載第三回
積乱雲〈3〉 【ホロ島の巻】(元海軍報道班員・日映カメラマン 吉田一)
ホロ島の朽ちかけた木造の桟橋で戦塵を忘れ一人釣りする老兵の後姿に寄せる征く身の感慨!
撃墜王(元台南空戦闘機搭乗員・海軍中尉 坂井三郎)
機種も零戦に変えられて中国奥地の攻撃に参加、太平洋戦に突入以前の日本撃墜王の空戦記!