雑誌マル 100006077

丸 第11巻第13号 = 第135号(昭和33年9月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1958年(昭和33年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
282p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/11-13
保管場所
閉架雑誌
内容注記
臨時増刊 内容:神風と回天
和書
目次

丸 135号 昭和33年9月
丸 神風と回天 臨時増刊
特殊潜航艇かくて誕生す(元第六艦隊水雷参謀・海軍大佐 泉雅爾)
特型格納筒と呼ばれた秘密兵器回天は米軍を恐怖の坩堝に陥れた。これはその誕生秘話!
特殊潜航艇発進用意よし!(佐々木半九)
発進ヨウソロ特潜は青白い航跡を残して還らぬ壮途についた。指揮官が綴る特潜艇物語!
太平洋戦争における水中特攻(J・B・ウイルキンソン)
真珠湾攻撃から回天に終る日本海軍水中特攻の全貌は永遠に歴史に残る勇敢な戦だった!
回天特攻作戦の全貌(当時第六艦隊参謀・元海軍中佐 鳥巣建之助・当時伊四七潜艦長・元海軍中佐折田善次)
回天の誕生と日本海軍の危機【黒木・仁科の苦闘記】
戦局の切迫に生れ出た回天はおもわぬ難産だった。回天の生みの親黒木、仁科の苦闘記!
菊水隊の奇襲成功す【ウルシー泊地の奇襲】
回天特攻の先陣菊水隊は一路ウルシーへ、かくて回天の運命を賭けた戦闘は開始された!
回天ウルシーに突入す【ウルシー泊地を強襲】
菊水隊の奇襲によるウルシー泊地の奇跡的大戦果の蔭には若き魂の血涙の最後があった!
金剛隊再び泊地を襲う【コスソル水道の決戦】
故国を離れた艦内では既に死と対決した搭乗員達が父母への遺書を認め敵艦突入を待つ!
ホーランジャを襲った四人の回天特攻隊員【ホーランジャ特攻戦】
“子等は皆国に捧げて秋の空”三人の愛児を失った父の心境に托された金剛隊悲壮の出撃!
千早隊死の硫黄島出撃【硫黄島の水中血戦】
敵艦船硫黄島に北上中との緊急信にこの拠点を死守すべく出撃する決死の回天特攻隊員!
潜水部隊最大の悲劇沖縄戦【沖縄水域の決闘】
日本海軍に訪れた最後の決戦場沖縄周辺に繰りひろげられた悲壮なる回天特攻隊の死闘!
天武隊伊四七潜の奮戦【最初の洋上回天戦】
四度目の決死行に遂に柿崎中尉も護国の鬼と化す。これは回天の掉尾を飾る洋上の奮戦!
轟隊伊三六潜の激闘【マリアナ海面の激戦】
祖国の栄光を信じ肉親の安泰を希って米駆に体当りした久家、柳谷両搭乗員最後の記録!
回天の最後を飾った多聞隊の激闘【本土水域の防衛戦】
敗色濃い戦争末期なお勝利を祈願して若き命を洋上に沈めた回天戦の掉尾多聞隊の奮戦!
グラビア
回天特別攻撃隊(写真提供・ペン――鳥巣建之助)
写真名将武将伝・特攻隊の父・大西滝治郎伝
コラム
ビルマの花嫁
校庭に戦車とは言語道断
アメリカ水兵気質
明治天皇の軍事補導官
巡洋艦の神かくし
軍靴のはじまり
ある親日米人の意見
キッカイな戦場の話
目はスミの方がよく見える
血染の伝令
艦と艦とのあいさつ
ニッポン号の世界一周
軍人勅諭の真のネライ
明治天皇も泣いた負傷捕虜の最後
東郷大将婦選に反対
敗戦に殉ずる者(田端重次郎)
一特攻司令官の告白(菅原道大)
重巡三隈最後のとき(藤川平八郎)
壮烈、有馬正文少将の体当り(寺岡謹平)
神風特攻隊顛末記(元第二航空艦隊司令長官・海軍中将 福留繁)
米海軍将兵の心胆を寒からしめた神風特攻隊の奮戦と結末迄の真相を当時の長官が語る!
関行男大尉の突入(元第一航空戦隊司令官・海軍中将 寺岡謹平)
敵機動部隊の比島反攻に決戦を挑んだ神風世紀の第一番機は関大尉指揮による敷島隊だ!
殴り込み「野中一家」悲運の最後(三期予備学生・神雷特攻隊・暗号士 夏島耕一路)
マキン、タラワの戦闘に「車がかりの戦法」で武勲をたてた神雷野中隊の鬼神も避く最後!
神風特別攻撃隊かく戦えり(元台湾航空隊先任参謀・海軍大佐 安延多計夫)
神風特別攻撃隊誕生前夜の動き【比島の風雲急】
この一戦に勝たざれば―と大地を蹴って肉弾行に参加した若い搭乗員達の殉国の至情!
第一陣敷島隊レイテ湾頭の壮挙【敷島隊関行男の突入】
レイテ湾に蝟集する米艦隊に突入、米軍首脳部を震憾させた神風特別攻撃隊先陣の奮戦!
恐慌に陥った米機動部隊【大和・葉桜隊の奮戦】
11月東京空襲を企図した米機動部隊の前に仁王立ちとなって本土防衛をした烈々の闘魂!
凄絶!オルモック海上の攻防戦【聖武・千早隊の死闘】
戦闘時間、実に九時間四十五分、出撃回数十六回の多きを数えたオルモック湾上の激闘!
悲惨!ミンドロ水域の死闘【金剛・金鵄隊の強襲】
そのとき奇跡が生じた。特攻機は最後の力をふり絞り跳弾となって敵艦に突入したのだ!
比島作戦最大の神風特攻戦【リンガエンの旭日隊】
紺碧のリンガエン湾も一瞬にして紅蓮の海と化した。血風肉雨、比島作戦最大の特攻々撃!
宇垣纏中将の自爆(元連合艦隊参謀長・海軍中将 福留繁)
終戦の日夕闇の南洋に飛び立った彗星艦爆、これが階級章を外した長官機の最後だった!
特攻「隼」天剣隊最後の出撃(元隼天剣隊員・陸軍伍長 椿恵之)
皆んな嘘を言う。なぜ自分の本当の気持をおさえ隠すのだ。―これは特攻隊員血の告白!
戦史に燦たり神風特攻隊〈座談会〉
出席者(順不同)当時第七二航空戦隊参謀元海軍中佐 野村了介・当時航空本部課長元海軍大佐 永石正孝・当