雑誌マル 100006063

丸 第10巻第12号-第15号 = 第120号-第123号(昭和32年10月~33年1月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1957年(昭和32年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/10-12
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本
和書 複写禁止
目次

丸 120号 昭和32年10月
丸 戦車隊戦記 十
グラビア
急降下爆撃機の歴史・雷撃
ノモンハン事件半歳の総決算
(元満州十三部隊参謀・陸軍大佐 斎藤浩三)
日本の侵略かソ連の横車かを廻って
戦後も議論が湧いたノモンハン日ソ激闘決算報告書!
沖縄より消えた二万の精鋭
(元武一五二八部隊・陸軍中尉 岡田淳水)
沖縄決戦をめざして関東軍から馳せ参じた
精鋭部隊が決戦寸前に忽然と消えた謎の作戦!
忘れ得ぬ戦場 第三回
ニューギニア戦線従軍秘録
(元海軍報道班員・西日本新聞記者 伊東浩三)
病魔と密林に蔽われた北部ニューギニアで
最後の一機まで戦いぬいた海軍航空部隊秘話!
坂井三郎連載対談 第四回
本誌独得企画
零戦と戦った男たち
大空を紅に染めて激戦場ラバウルの空に
死闘を演じた日米の搭乗員達が語る大空の決戦!
(米海兵隊航空部隊(厚木基地)
米海兵中佐 フランクリン・C・トーマス・米海兵隊第十一航空部隊
(厚木基
実現するか原子力水上攻撃機
(軍事科学研究会研究委員 盛沢春夫)
大陸間弾道弾、中距離道弾を射ち合う
未来戦にさらに異彩を放つ怖るべき水上攻撃機!
滅びゆくアメリカ型重師団
(朝日新聞社記者 木村登)
核兵器の登場でバケモノ化してしまったかつて
米陸軍の誇った重装備師団の悩みと実態!
中共空軍の実態(第二次訪中元軍人団員 岡戸嘉門)
一大躍進を遂げたと信じられている
中共の空軍を視察した元軍人が描く赤裸々の診断書!
人物研究
米人の見た日本海軍の二大提督
悲劇の提督・山本五十六
(元戦略爆撃調査団・米海軍少佐 J・A・フィールド)
軍国主義という悪魔の申し子だと米人達に信じられていた
人間山本五十六の悲劇と最期!
艦隊を失った提督・古賀峰一
(米戦史研究家 T・ウイルズ)
華やかな山本の後をうけて日本の命運を負って起った
サムライ古賀の悲運と苦衷の生涯!
原子力の話 東海村の火を解剖する
今月の映画 岐路に立たされた人間性
研究読物
一七六隻の日本駆逐艦がたどった運命
レーダーを装備した優勢な米海・空軍を相手に戦った
日本駆逐艦一七六隻の奮戦の全貌!
(太平洋戦史研究家・評論家 大浜啓一)
搭乗員救助五百回
(米潜水艦部隊指揮官・海軍中将
(C・A・ロックウッド)
たとえ愛機が被弾しても海上に出さえすれば
潜水艦が助けにくる。羨しき人命救助物語!
「神風」号の偉業と飯沼飛行士の最期
東京=ロンドン94時間の飛翔(岩崎呉夫)
世界の名パイロットと讃えられた飯沼飛行士の
打ちたてた民間航空の金字塔神風号秘話!
三大連載読切戦記読物
軍艦物語第四回
最後の超弩級戦艦「武蔵」の生涯
(軍事科学研究会研究委員 吉田俊雄)
巨大なる体躯に生れついて、
その力倆を発揮する機会もなく歩み去った巨艦悲運の秘史!
回天戦記第六回
回天ウルシーに突入す
(元第六艦隊参謀・海軍中佐・鳥巣建之助
・元伊四七潜艦長・海軍中佐 折田善次)
祖国の安泰と戦友の武運を念じつつウルシーの
敵艦船に突入した回天菊水隊血涙の記録!
予科練戦記第三回
戦う予科練
-訓練と戦斗の記録-
(元土空教育主任・海軍中佐 棚田次雄)
先輩の伝統をついで激烈な航空消耗決戦に
勇躍参加した紅顔の予科練が直面したものは!
ミサイル騒動後日譚【奇怪な軍法会議の内幕】
巨砲か虚砲か【オール国産の四六糎砲】
怖るべき武蔵の防禦力【「大番」戦艦こぼれ話】
戦場では誰が強く誰が弱いか【いたるところに戦場あり】
日米対照戦記
蒸発した米駆艦ジャーヴィスの謎
サヴォ島沖海戦の新事実
珊瑚海で消息をたって七年間行方不明艦とされていた
奇しき運命に貫かれた謎の駆逐艦!
(戦史研究家・元米海軍中佐 ジェームス・C・ショー)
死の雨
内地巡航のはじめ
ヘルダイバーと高射機銃手
小人対巨人
ストライプス・サイファ
潜航
誤認の実際
東京急行時間表
ワシは保護鳥
ヘッジホッグ
ニッポン号の世界一周
天国と地獄
山本元帥の手紙哲学
艦とは暑いもの
太平洋戦争海軍経過一覧
綴込附録
グラビア 写真で見る日本戦車隊
戦車隊戦記-鉄血マレー戦車隊-
十数輌の戦車で敵の司令部に突入、
シンガポール占領の端緒を作った島田戦車隊記!
(元島田戦車隊長・陸軍少佐 島田豊作)

丸 121号 昭和32年11月
丸 空の少年兵 十一月特大号
グラビア
神風特別攻撃隊かく戦えり 【米記録の全貌】
太平洋戦争と日本の重巡
(太平洋戦史研究家・評論家 大浜啓一)
太平洋戦争で重巡ほど活躍した艦種はなかった!
世界に誇った日本重巡18隻の奮戦記!
新鋭重爆「飛竜」片発生還記
(元飛行第七四戦隊・陸軍曹長 矢野衛)
八十数機の敵艦載機に喰いつかれて片発を失った飛竜が
虎口を脱する迄の奇蹟の生還記!
私はグラフ・シュペーの自沈を見た
(米海軍中佐 K・H・ドナヴィン・
元アルゼンチン駐在武官・中佐 亀田
ラプラタ河口の近くで自沈したあと
自ら命を絶ったランスドルフ艦長の死をめぐる秘話!
空飛ぶ原子力歩兵出現す(朝日新聞記者 木村登)
西欧側のどこの国が侵略されても
米本土から三九時間で駆けつけて行く原子力歩兵出現!
大座談会
日本潜水艦隊奮戦す
日本潜水艦隊はいかに苦闘し、いかに善戦したか。
生え抜きが語る日本潜水艦隊血戦記!
【出席者】
(元海軍大臣・海軍大将 野村直邦)
(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助)
(元伊五八潜艦長・海軍中佐 橋本以行)
(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉光馬)
来るべき大陸間弾道弾恐怖時代
(軍事科学研究会研究委員 盛沢春雄)
競争十年、米の失敗をあざ笑う如くソ連が報じた
ICBMの成功をめぐる米ソ間の暗闘!
忘れ得ぬ戦場 第四回
ポート・モレスビー作戦の真相
(元陸軍報道班員・朝日新聞記者 岡田誠三)
モレスビーを眼前にみながら、
大本営命令で無念の退却を余儀なくされたM作戦の悲話!
ニュース解説
人工衛星が地球にもたらすもの 人工衛星ついに成功
軍艦物語 第五回
高速戦艦の白眉「比叡」の生涯(元海軍中佐 吉田俊雄)
操柁不能に陥入りながら、
なおも主砲を揮って高速力で突進する比叡の華麗壮絶の生涯!
回天作戦の全貌 第七回
金剛隊再び泊地を襲う
(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助
・元伊四七潜艦長・海軍中佐 折田善次)
グラビア
風雪十三年
-レイテ沖海戦の三提督- 【本誌特写】
飯沼飛行士戦死の真相
東京は世界第一
ツーロンの悲劇
勇敢な米兵
モーテル
運命とサメ
アセモとパイカン
鼻のすげかえ
弱い米兵
六才の軍曹
と号要員
枢軸提灯
戦闘の法則
Uボートの運命
編集後記
今月の映画
活劇とスリルに富むメロドラマ
ICBMは米ソ何れが発達しているか
(軍事評論家 荒城清二)
ソ連はICBMの実験に成功したが、
この競争は、米ソいずれに軍配があがるだろうか?
特集・レイテ沖大海戦の真相
(日本の運命を決した十月二十五日)
(1) レイテ湾海戦の序曲(軍事評論家村井至)
誇大な戦果に躍らされて、
航空戦力の殆んどを注ぎこんだ台湾沖航空戦にまつわる真相!
(2) レイテ海戦
―死中に活なし―
(元小沢艦隊首席参謀・海軍大佐 大前敏一)
死中に活なし、と喝破する当時の囮艦隊の首席参謀が
鋭く指摘するレイテ海戦の問題点!
(3) 連合艦隊かくて果つ(筆者匿名)
昭和20年10月朝日紙上に発表された
レイテ海戦記に訂正を加えたフィールド少佐の見解!
(4) 日本艦隊はなぜ勝機を逸したか
(米海軍予備少佐 ジェームズ・A・フィールド)
いくつかの勝機をもちながら、
ついに敗北を喫した日本艦隊の過失と誤判断を鋭く衝く!
(5) 秋霜に流した鮮血
(元二水戦秋霜乗組・水兵長 白石恒夫)
摩耶の沈没を眼前にみて奮たった
秋霜が群る米空母機を向うに廻して奮戦する空海戦記!
(6) 五十鈴の戦い
(元小沢艦隊五十鈴通信長・大尉 秋山一)
燃料欠乏により窮地に落ちこみつつも
千代田曳航の任を果さんとした壮烈五十鈴の戦い!
(7) 重巡最上の死闘
(当時最上乗組・海軍一等兵曹 長谷川桂)
群る敵艦艇群の猛攻を浴びて闇夜のスリガオ海峡を
鮮血に染めた西村艦隊「最上」の死闘!
(8) パラワン水道の血祭り
(米潜水艦ディス失任将校・海軍中佐 R・C・ベニテ)
レイテに急行する愛宕、摩耶を撃沈、高雄を撃破、
栗田艦隊の出鼻を挫いた米潜の記録!
(9) 証言記録 レイテ湾突入ならず
(元栗田艦隊司令長官・海軍中将 栗田健男・述)
なぜ反転北上したか謎の回頭を廻り
米戦略爆撃調査団の質問に答える栗田提督の述壊!
(10) 悽烈、西村艦隊の突撃
(元駆逐艦部隊指揮官・米海軍少将 J・G・カワード)
敢然突撃した西村艦隊に歴史的な第一弾を加えた
米駆逐隊指揮官が綴るスリガオ海夜戦!
(11) 釣り上げられた屠殺者の群れ 【エンガノ岬沖海戦の総決算】
まんまと小沢艦隊の誘いにひっかかって
栗田艦隊に好機を与えた米空母部隊の失策と決算!
(12) レイテ沖に散った報道班員
(元海軍報道班員・西日本新聞記者 伊東浩三)
身に寸鉄も帯びず死を決してレイテ海戦と取組み
運命を共にした六人の報導班員の最期!
(10) レイテ湾の一つ決算書
(軍事評論家 森田豊)
当時の指揮官と史家がみるレイテ湾海戦の総決算!
日本海軍はかく滅び、幕を閉じた!
綴込附録 最後の雷撃隊
(元九三一空隊員海軍上飛曹宮本道治)
敵制空下の沖縄海面に果敢殴りこみの雷撃をかける
海軍最後の天山艦攻隊の若き闘魂譜!
グラビア 世界の編隊飛行-大空に描く芸術-
誘導弾「奮竜」成功す
終戦直前、日本で成功したV2号にも匹敵する
ロケット誘導弾「奮竜」にまつわる秘話
追憶のアメリカ本土爆撃潜水艦につまれた
小型機で米本土に爆弾を投じた殊勲の元パイロットが綴る往時の秘録
原子砲の威力と戦場の変貌
在来砲五千門に相当するといわれている原子砲は、
果たして馬鹿でかいだけの鉄屑
特集
・ソロモン大海戦の全貌
・ガ島をめぐる七つの大海戦
米軍はなぜガ島に反攻したのか、
米側が太平洋の小島ガ島に向けての反攻の第一矢を
放つまでの彼我の内幕を鋭
重巡「鳥海」の奮戦
敵水上部隊の機先を制し、
伝統の夜戦によって大戦果を撃ち樹てたツラギ強襲の快記録!
米軍、過失の悲劇 突如、
サヴォ水道にこだまする雷撃、砲撃の渦巻き。
叩きのめされた米水上部隊の悲劇!(
サヴォ島沖の復讐
突如、暗黒の海上から飛んできた砲弾。
レーダーの登場で、散々な目にあった日本艦隊!(
太平洋戦争最大の空母決戦
空母ホーネットの煙突に体当りした日本機!
手に汗にぎる空戦の展開-南太平洋海
凄烈、ガダルカナル沖の血戦
ガ島沖の暗黒の海上に展開された中世紀風な一大混戦。
-第三次ソロモン海戦の
苦闘のガ島増援戦
当時ガ島に対する日本増援部隊を指揮した
田中提督が自ら綴る生まなましい戦闘記録!(増
戦艦「霧島」の最後
日米の公刊、未公刊資料によって描く
三次ソロモンの最後の海戦に参加した霧島の戦闘!
予料練-訓練と戦闘の記録
【連載第四回】
戦う予科練【レイテから沖縄まで】
(元土空教育主任・海軍中佐
落ちてきた八トン爆弾
至近弾
米国に勲章があるか
世界最新の駆逐艦要目
世界の艦艇用誘導弾一覧
帽振れ
読者から編集者から
編集後記
今月の映画 日本版ジェット機映画出現
グラビア 風雪十三年人情将軍今村均【本誌特写】
上部機造物を除かれた未来の軍艦
水上艦艇はどう変貌するか
戦艦無用論、空母無用論のとびだす現代から近
本誌独占特別読物
国民的英雄ジューコフ元帥悲劇の真相
ヒトラーの死を廻ってスターリンと真向から対立し
忘れ得ぬ戦場
【読切連載五回】
広東攻略従軍秘録
紙一枚の重たさに喘ぐ強行軍のなかで特派員が見た非常な戦
回天特攻作戦の全貌
【連載第八回】
金剛隊ホーランジャを襲う
“子等はみな国に捧げて秋の空”三人の愛児を
未発表資料による米側の記録
新連載第一回
神風特別攻撃隊かく戦えり
戦後未発表の米国側の資料を縦横に
軍艦物語
【読切連載第六回】
高速戦艦「金剛」の生涯
ガダルからレイテまで清冽雄揮な戦闘を展開して時代の
欧州戦争最大の怪奇の謎
カティンの森の大虐殺事件の真相
ポーランド軍将校捕虜一万余名を抹殺したのは独
四色折込口絵 高速戦艦「金剛」の雄姿
【綴込附録】海軍艦爆戦記 急降下爆撃隊

丸 123号 昭和33年1月
丸 海軍兵学校 1月特大号
特集
・海外で聞く日本軍の真珠湾攻撃
・運命の日米開戦前夜
急転直下「おめでたい」開戦
(元パリ支局長・前読売論説副主幹 松尾邦之助)
対ソ戦に行き詰っていたドイツの首都ベルリンでは
日本の対米英開戦に賛否両論だった!
日米開戦前夜の白堊館
(元在米特派員・毎日編集局顧問 高田市太郎)
その一瞬ホワイトハウスは驚愕と憤怒の坩堝と化したが
日本の暗号電報は解読していた!
開戦までのブエノスアイレス
(元アルゼンチン駐在武官補佐官・中佐 亀田正)
南米の中立友好国アルゼンチンの大使官は
日本海軍にとって絶好の秘密情報基地だった!
アメリカの日本海軍機密室
(元駐米海軍武官補佐官・海軍大佐 実松譲)
日本海軍のブラック・チェムバア在米武官府の
スリルとサスペンスにみちた活躍の数々!
開戦前夜の在米日本商社
(元三菱商事ニューヨーク支店長 増田昇二)
在米日本商社は米政府の資産凍結令で
いよいよ情勢の緊迫を感じたがまだ安心していた!
暗い日曜日
(元米国議会図書館勤務・評論家 坂西志保)
ワシントンで迎えた第一報は正に晴天の霹靂。
知米派の筆者が綴るその日の米国の明暗!
その日のグルー駐日大使
(元駐日米大使館員・英文毎日次長 藤本勝)
日本の大戦果が伝えられたその日、
グルー大使はいった「最後の勝利はアメリカにある」!
真珠湾への道を振返って
(元朝日特派員・評論家 中野五郎)
真珠湾への道は遠くかつ長かった!
日米がなぜ開戦したか当時在米の戦史研究家が抉る!
坂井三郎連載対談5
撃墜王とその列機
(元台南空隊員・海軍一飛曹 島川正明)
かつて列機を失ったことのない撃墜王と
その列機が十三年ぶりに対面した戦場の思い出!
転機に立った米戦略空軍の実態
(軍事科学研究家・元陸軍大尉 米沢秀昭)
弾道兵器司令部を創設してICBM、IRBMの
実戦化態勢を固めた米戦略空軍の実態!
人工衛星のもたらす軍事的諸問題
(軍事評論家・元海軍中佐 関野英夫)
人工衛星がとび、ICBMが実現すれば、
日本の自衛隊は、果して無用の長物となるか!
二〇三高地の塹壕戦と原子戦場
(朝日新聞記者 木村登)
原水爆の被害から軍隊を守るには、
日露戦争時代の塹壕戦に戻るという原子戦場の分柝!
わが海軍兵学校の思い出
【アンケート】-順不同-
有馬中将と上村提督(高木惣吉)
鈴木貫太郎校長に私淑(大前敏一)
クラブの思い出(野村了介)
三笠出撃のとき(野村直邦)
薮蛇にも隔離病室へ(古賀祐光)
“五分前”ということ(草鹿竜之介)
伊藤中佐と遠泳(足立次郎)
密柑と短剣と(実松譲)
羊羮煙突の煙(原忠一)
若き日の惑い(志賀淑雄)
広い練兵場への郷愁(横山保)
佐久間艇長のことども(高橋三吉)
教養の殿堂(寺岡謹平)
変った級友(高田利種)
スパルタ教育に想う(富岡定俊)
喰いざかりの記(古村啓蔵)
山口多聞の横顔(大石堅志郎)
熱情溢れる教導(小沢治三郎)
乃木将軍殉死のころ(三戸寿)
けがれなき環境(福留繁)
正門のない学校(富永謙吾)
羊カン七本たべて入院(広瀬彦太)
こむらがえり(永石正孝)
名校長山下源太郎大将(小柳富次)
微苦笑の記(大井篤)
東郷元帥に諭されたこと(西川速水)
ものしり手帖
消えゆく“戦艦”
誘導ミサイル略語集
ジェーンの海軍年鑑
外電に拾う
外電に見る海外軍事ニュース
今月の戦史
ドッガーバンク海戦・他
今月の映画
出色だったポーランド映画・【地下水道・他】
四色折込口絵
戦艦「陸奥」の雄姿
忘れ得ぬ戦場
【連載読切第六回】
印度作戦従軍秘録
(元日映ニュースカメラマン 牧島貞一)
真珠湾をたたいた返す刀で、印度洋へ進攻し、
英国海軍と対戦した南雲機動部隊の奮戦!
軍艦物語
【連載読切第七回】
世界最精鋭空母「瑞鶴」の生涯
(元海軍軍令部員・海軍中佐 吉田俊雄)
その強大な生命を人知れずしかも絢欄と生きて
凋落の日本海軍を支えた正規空母の物語!
二大グラビア
日本の鼓動・風雪十三年【写真・本誌持写・防衛庁】
回天特攻作戦の全貌
【連載第九回】
千早隊死の硫黄島出撃
(元第6艦隊水雷参謀・海軍中佐 鳥巣建之助
・元伊47潜艦長・海軍中佐 折田善次)
猫額の地、硫黄島の拠点を死守すべく、
従容として、死地についた千早特攻隊員の面目!
未発表米側の記録
【連載第二回】
神風特別攻撃隊かく戦えり
(元台南航空隊参謀・海軍大佐 安延多計夫)
風雲急をつげる比島の戦線に一機一艦の誓いも固く
とび立っていった“カミカゼ”の闘魂!
特別寄稿
あれから十六年
(J・モーゲンスターン・中野五郎 訳)
真珠湾に初弾が投下されてから十六年
-筆者から本誌によせられた真珠湾の教訓と反省!
特集・大関東軍戦史・誕生から終末までの三十余年の戦史
関東軍の誕生と二十余年の戦史
(元関東軍参謀・陸軍中佐 野本重之)
かつて日本人の輿望をになって誕生した
巨人関東軍のたどった嶮しくも長い戦闘の物語!
張作霖爆殺の全貌
(当時陸軍報導班員・元東日記者 永松浅造)
張作霜爆殺の真相を事件の首謀者と親交あった消息通が
はじめて明かすその全貌と秘録!
中村大尉事件と関東軍
(元関東軍参謀・陸軍少将 片倉衷)
当時の関東軍参謀がつづる満州事変の導火線といわれた
中村震太郎大尉惨殺事件の真相!
関東軍と張鼓峰事件
(元参謀本部作戦課長・陸軍中将 稲田正純)
極東ソ連軍の意図を、武力をもってさぐりださんとした
張鼓峰事件を廻る日ソ軍の駆引!
ノモンハン戦車戦の総決算
(元歩兵第26連隊長・陸軍大佐 須見新一郎)
ソ連の大戦車群を向うにまわして血戦数旬、
ハルハ河畔を紅に染めて善戦した歩兵部隊!
歩兵第16連隊奮戦す
(元歩兵第16連隊長・陸軍中将 宮崎繁三郎)
群り来たるソ連軍戦車とノモンハン事件最後の血戦を
展開した歩兵第16連隊死闘の戦記!
ノモンハン航空戦の総決算
(元飛行第24戦隊長・陸軍中佐 梼原秀見)
20耗砲装備のイ15・16戦闘機の大群に
寡勢よくノモンハン上空を圧した航空部隊の敢闘!
太平洋戦争に関東軍の兵力はいかに転用されたか
(元関東軍作戦参謀・陸軍大佐 草地貞吾)
その精強を誇った関東軍が戦局の進展につれ
刻々と兵力を抽出されていく関東軍の悲劇!
綴込附録
海軍兵学校(海兵64期生・元海軍少佐 田中常治)
七十余年の伝統を誇る海軍士官揺艦の地江田島は
日本の興廃をになう若人の殿堂だった!