雑誌マル 100006059

丸 第10巻第8号-第11号 = 第116号-第119号(昭和32年6月~9月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1957年(昭和32年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/10-8
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本
和書 複写禁止
目次

丸 116号 昭和32年6月
丸 押ボタン戦争と原子兵器 六月特大号
グラビア
ジェット機に乗った“サムライ”―坂井三郎米軍基地を行く
また墜ちた自衛隊機 写真と文(弓削宏美)
各国の新兵器
英国は亡びるか
勝敗の転機
米国建艦の驚異
世界の焦点
日向の砲塔爆発事件
<連載第2回>
回天特攻作戦の全貌(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助・元伊四七潜艦長・海軍中佐 折田善次)
無差別爆撃を命じたルメーの構想
(毎日新聞航空部員 中正夫)
ヤルタ会談の内幕(荒城清二)
〔座談会〕 押ボタン戦争と原子兵器
第三次大戦の様相と日本(沢村芳雄・山本敏・米沢秀昭)
私はこうしてUボートを生捕った!
(ダニエル・V・ギャレリー・亀田正 訳)
沈没艦をめぐる海底の大血闘
-フログマン・クラブ中佐怪死の真相-(軍事評論家 野村靖二)
米空軍の華
二世の英雄・ベン黒木(評論家 木村毅)
水が油に変る実験始末記(当時海軍省海軍大臣秘書官・海軍大佐 実松譲)
勇敢なる水兵〔軍歌物語その2〕(生沢貢)
米潜水母艇ピジョンの奮戦 ピジョン艇長の手記
第六号潜航艇沈没の真相(元海軍大佐 広瀬彦太)
魚雷の背に跨って イタリア潜水艦 シーム艦長の手記
ビスマーク海に消えた船団(当時第十九駆逐隊附・元海軍大尉 小池英策)
〔映画〕 描かれて来た戦争の実質面 今月の封切戦争映画
坂井三郎連載対談 <第一回>
大空の死線を越えて <ゲスト>(小野了)
火ダルマとなった米艦(米駆逐艦ニューコム艦長・海軍中佐 I・E・マクミリアン)
下関海峡を荒した落下傘機雷
(コリン・オストランダ・佐藤俊彦・訳)
日本を封鎖した落下傘機雷の恐るべき威力!
江戸の敵を
ほんとに吹いた神風
空中の鉄のカーテン
バウバウ島の鶏
日本語と作戦
戦後わかった特攻の戦果
最新科学兵器の進歩(軍事科学研究会委員 盛沢春夫)
ストロンチュム90が雨と降る原子力時代の兵器の全貌!
人類は間もなく破滅する!
-来るか全面水爆戦時代-(朝日新聞○○ 木村登)
第二次大戦の50大事件(軍事評論家 中野五郎)
丸 117号 昭和32年7月
丸 予科練 七月特大号
オリンピック作戦の全貌(元大本営作戦課長・海軍大佐 大前敏一)
南九州に上陸して一遽に関東平野に進攻する米軍!日本本土進攻構想の秘密!
マリアナ沖海戦余話
米潜水艦ハーダー対日本駆逐艦(米国戦史研究家 フレッチャー・プラット)
日本の作戦計画に重大な混乱を起させるほどマリアナ海域を荒した米潜の記録!
太平洋戦争における水中特攻(元米第一二艦隊参謀・海軍少佐 ウイルキンスン)
真珠湾奇襲潜航艇から人間魚雷まで、日本海軍の決死的水中特攻全作戦の批判!
レイテ湾海戦秘話
第34任務部隊はどこにいるのか(米第三艦隊司令官・海軍元帥 ウイリアム・F・ハルゼー・元第38任務部
戦慄のハルゼー艦隊と謳われた一世の名提督のレイテ海戦に関する仔細な検討!
米戦史研究家ポッター中佐の分析
太平洋戦争の天王山はどこか(太平洋戦史研究家 久保貫一)
いつ頃どこで日本は敗色が濃くなつたのだろうか?その科学的分析と再構成!
超大空母「大鳳」最後の日(元米潜水艦長・海軍中佐 エドワード・L・ビーチ・斉藤春雄・訳)
米潜水艦の魚雷一発であえなくマリアナ沖に沈んだ超大空母「大鳳」沈没の真相!
回天特攻作戦の全貌
菊水隊の出現と回天特攻訓練(連載第三回)(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助・元伊四七潜艦長・海軍
死を百も承知で、祖国のために出撃して行く特攻隊員の肉親との訣別と訓練記!
第二次大戦文献の展望(跡見久夫)
「チャーチル回顧録」から「愛情は降る星の如く」まで戦争に関する一切の文献展望
ミッドウェー海戦後日譚―「赤城」に咲いた軍人魂―
米国の原子力体制―地についたアメリカ原子陸海軍―
アメリカ陸空軍間の内紛(軍事評論家 亀田正)
イギリスの国防白書(軍事評論家 東光太郎)
機雷はキライ
決戦思想
死海では死ねない
アザラシ特攻部隊
爆雷(デプス・チャージ)
ひらがなの遺書
読者から編集者から
編集後記
グラビア
日本海軍の新鋭機とその好敵手
予科練―訓練と戦闘の記録―
〔映画〕各国の国民感情が出ている―最近封切られる戦争映画から―
ラバウル篭城記(元軍令部作戦部長・海軍少将 富岡定俊)
〈坂井三郎連載対談・第二回〉
勝つ事とは生きる事と見つけたり〈ゲスト〉(元駆逐艦「矢矧」艦長・海軍大佐 原為一)
日本人はファイン・プレイを期待しすぎる。元「矢矧」艦長原為一氏との一時間
機密と未知の濃霧に包まれた
原子力潜水艦の全貌(軍事科学研究会委員 盛沢春夫)
高速の上、ボール大の燃料で二年間も走りつづける怪物の構造と恐るべき脅威!
米ソの空中戦略とミサイル戦争の恐怖(朝日新聞記者 木村登)
近い将来に実現するといわれる大陸間ミサイル戦の恐怖と米ソ空中戦略の全貌!
―林氏の百秒間戦争に対する疑問―
果して国防は昔の夢となつたか(軍事評論家 関野英雄)
将来戦が起れば百秒間で戦争は終結するという林氏に対する理論的な疑問と反論
開戦=水爆の雨=荒廃=終戦(軍事科学研究グループ 村上邦彦)
ボタン一つ押せば瞬時に戦争が終わるような戦争が起るかどうか、将来戦の分析!
航空母艦「赤城」の生涯(元大本営軍令部員・海軍少佐 吉田俊雄)
姉妹艦「加賀」と並んでかつての日本海軍の誇つた名空母「赤城」の誕生から終焉!
山本権兵衛(海軍名将武将伝1)(浜野健三郎)
喧嘩が滅法強く鼻息も荒かつた一代の名将山本権兵衛の逸話に富む人間の記録!
綴込付録
日本海軍航空隊の華 予科練 訓練と戦闘の記録(元予科練教官・海軍大佐 棚田次雄)
丸 118号 昭和32年8月
丸 懐しの軍歌集 八月特大号
翻訳権本誌独占
ジェット機世界最初の空戦記録(ジョージ・オジャース・横塚光雄訳)
北鮮の空を鮮血で染めた史上空前の超音速迎撃ジェット戦闘機の空戦記録!
中共は戦備を整えつつある(訪中使節団・元陸軍主計大佐 景山誠一)
隣組があり女優は軍服を着ているという平和五原則を提唱する中共の実態!
未来戦の海軍戦略図
恐るべき潜水艦戦時代(朝日新聞記者 木村登)
前大戦下異常な発達をとげた潜水艦のその後の改良は空母決戦を夢にした!
航空母艦の将来(軍事科学研究会委員 盛沢春雄)
かつて海上の主役であつた空母も来るべき原子戦時代を目ざして変貌する!
ノモンハン事件従軍秘録(当時朝日新聞特派員 入江徳郎)
日本陸軍が初めて経験した近代戦の恐怖―悪夢のようなノモンハン敗戦記!
空中戦闘八年の記(帝都防空戦闘隊長・元陸軍中尉 日暮吾朗)
いまはなき加藤隼隊長のよきクントウを受けた空中戦の王者の綴る敢闘譜!
日独共同作戦の舞台裏(ダートマス・カレッジ教授 ジョン・W・マスランド・亀田正訳)
名ばかりの同盟でロクな共同作戦もやらなかつた日独海軍の驚くべき裏話!
日本の記念碑軍艦「三笠」の生涯(元大本営軍令部員・海軍中佐吉田俊雄)
国民の汗と涙によつて生れ勇壮なる足跡を残した明治の巨艦「三笠」の生涯!
各国の戦時体制を覗く―世界の新兵器よもやま話―
美わしき明治時代―当時の将軍と国民感情―
パネー号事件の真相―モリソン戦史に物申す―
米国の道路―アメリカ文化のシンボル―
軍用鳩の動員解除
米人はカケごとが好き
聖書と海軍
テレビと生活水準
ハレ上つた目
読者から編集者から
編集後記
人間ロンメル元帥の悲劇(久保田里仁)
一万台の車輌を駆使してアフリカ戦線を暴れまわつた人間ロンメル。祖国ドイツを愛するが故にヒットラーに暗
空母飛鷹対米潜トリッガーの死闘
魚雷四本で沈まなかつた空母(米海軍中佐 エドワード・L・ビーチ)
当時の日本航空戦隊参謀の手紙を中心につづられた空母飛鷹の悲壮な宿命!
回天特攻作戦の全貌【連載第四回】
菊水特攻隊員と遺族の手記(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助・元伊四七潜艦長・海軍中佐 折田善次)
殉国の熱き血汐に燃えて逝つた若人たちの肉親が涙でつづる子を想う手記!
予科練・訓練と戦闘の記録〈第二回〉
戦う予科練(一)(元予科練数官・海軍中佐 棚田次雄)
若い生命を賭けて祖国日本の危急に殉じ去つた予科練達の血涙の戦闘記録!
〔グラビア〕
在りし日の世界の超大空母「大鳳」
浮び上つた伊33潜―つわものどもの夢の跡
〔映画〕最近封切られる戦争映画から
坂井三郎連載対談・第三回
世紀の駿馬零戦を駆って〈ゲスト〉(横空戦闘機搭乗員・元海軍中尉 羽切松雄)
世紀の名戦闘機零戦を駆つて大空を暴れ廻つた二人の鬼鷲が語る零戦戦記!
陸海軍名将武将伝
日本陸軍名将武将伝(二)
本間雅晴(元陸軍省詰記者 岡田益吉)
虐殺罪の汚名を冠せられて、銃殺刑に処された本間将軍の悲劇!
日本海軍名将武将伝(二)
山本権兵衛(第二回)(浜野健三郎・斎藤博之画)
名将東郷を発掘し、日露戦役を勝利に導いた海軍の父権兵衛伝!
連載・最終回
第二次大戦の50大事件(軍事評論家 中野五郎)
ヒットラー暗殺計画、サイパンの悲劇、B29の日本本土大爆撃、神風特攻隊の大反撃、ベルリン陥落、ドイツ
別冊附録 懐しの軍歌集―全曲楽譜つき―
丸 119号 昭和32年9月
丸 日本「電探機」出動 九
グラビア 特攻機
儚なくも悲愴なる名のもとに、一死もって祖国日本を守るべく大空に散った若き特攻隊員達が生命を托して飛び
海軍二〇一航空隊始末記(元海軍二〇一空付・海軍兵曹長 中込五郎)
特攻最後の一機が飛び去るや基地全員をあげて特攻斬込隊と化したセブ航空隊の血涙記!
住吉砲兵部隊ガ島に奮戦す(元住吉支隊長・陸軍大佐 住吉正)
ジャングルと病魔に喘ぎながら腐りはてた戦友の屍を越えて奮戦する住吉支隊ガ島戦記!
忘れ得ぬ戦場・連載読切第二回
マレー戦線従軍秘録(元朝日新聞社南方方面特派員 酒井寅吉)
開戦と同時に快速進撃ぶりをみせてマレー全土を席捲した陸軍部隊従軍記者の電撃戦記!
世界一を誇った 日本海軍の酸素魚雷(元第六艦隊水雷参謀・海軍大佐 泉雅爾)
太平洋戦争中に敵海軍の心胆を寒からしめたかっての日本海軍が誇った酸素魚雷の正体!
ガダルカナル決戦米軍の十月危機
―ヘンダーソン飛行場をめぐる米軍の内情―
日米の機密資料による 日本本土決戦秘録
1 決戦配備についた情報作戦(元軍令部情報参謀・海軍大佐 実松譲)
米軍の日本本土上陸を適確につかんでいたわが海軍情報部はこの決戦にいかに処したか!
2 危いかな「決号」作戦(軍事評論家 野村靖二)
もしも本土決戦が実際に行われていたら、日本はどうなっていたか、その恐るべき様相!
3 米人の見た日本の終戦秘話(米プリンストン大学史学部教授 ロバート・ビュートウ)
降伏か滅亡かを賭けて日本軍部内が鎬をけずった内幕を鋭くえぐった米歴史学者の手記!
4日本を奪い合う ポツダム会談の内幕(軍事評論家 荒城清二)
ポツダム宣言はどうやってつくられたか、獲物を争う英・米・ソ三国のみにくき楽屋裏!
5 特攻の父・大西滝治郎伝(浜野健三郎)
戦術様式を一変した特攻を生み、逐に終戦の日、自からも割腹して部下に殉じた名将伝!
6 本土決戦に備えた久間砲弾(元海軍航空本部課長・海軍大佐 永石正孝)
人間を炸薬と一緒につめて発射する。恐るべき戦闘が演じられんとした人間砲弾の実態!
7 震洋艇隊の決戦準備成る(元第32突撃隊司令・海軍大佐 和智恒蔵)
海上をましらの如く駆け廻り本土に近づく敵艦船を撃滅せんとする32突撃隊の邀撃構想!
8 最後の陸相・阿南惟幾伝(元陸軍省詰記者 岡田益吉)
若くして市井の辛酸をなめ人情の機微を知る日本陸軍最後の陸相人間阿南の苦哀と最期!
9 終戦時残存艦艇の行方(元海軍作戦部長・海軍中将 福留繁)
日本海軍が世界に誇った連合艦隊はいかなる態勢の下で戦い、光輝ある歴史を閉じたか!
10 準備された日本陸軍本土決戦の全貌(元大本営参謀・陸軍中佐 稲葉正夫)
米軍来寇するとも我に数百万の精兵ありと呼号した軍部の本土決戦米軍邀撃計画の全貌!
11 終戦前後の「銀河」航空基地(元大社航空隊司令・海軍中佐 関野英夫)
全員特攻の意気に燃えた航空部隊はいかに有終の美を飾ったか。終戦前後の基地の明暗!
座談会
本土水域・海空邀撃決戦の構想
日本本土決戦がはじまったら大変なことになったと語る本土決戦部隊の赤裸々の懐古談!
(元第十二突撃隊司令・海軍中佐 富田敏彦・元飛行第三〇九戦隊員・海軍中尉 直居欽哉・元大浦突撃隊派遣
陸海空三つの異色戦争映画 【今月の映画評】
折込四色口絵 世界に誇った超大戦艦「大和」
軍艦物語【読切連載第三回】
高速戦艦「榛名」の生涯(元大本営軍令部員・海軍中佐 吉田俊雄)
全世界の瞠目した駿馬榛名がその巨砲を捨てるまで、優秀なるが故に辿った波瀾の戦記!
回天特攻作戦の全貌【連載第五回】
菊水隊の奇襲成功す(元第六艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助・元伊四七潜艦長・海軍中佐 折田善次)
訓練に訓練を重ねて戦機を持った菊水隊が突入する日が訪れる!愈々悲愴なる回天戦記!
世紀の観艦式
原子力船の計画
オバケとヒジキ
五つ子の赤ちゃん
或る見積書
真似
一票の力
DDT
目はスミの方がよく見える
パイロットとあぶな絵
米軍の階級章
人が落ちた
幽霊艦隊
風船
ガラナット
船酔と帽子
当りゴースタン
艦と艦とのあいさつ
活躍しなかつた軍艦東郷
トーゴーとミカサ
読者から編集者から
ミサイル研究費百倍に
ゲタ船と揚子江
編集後記
綴込附録 日本「電探機」出動(元九〇一空隊員・海軍少尉 細井健一・元九〇一空隊員・海軍上飛曹 本多四
九七式大艇に乗った九人の搭乗員が、台湾沖に比島沖に、
敵艦隊を補捉する苦闘の記録!