雑誌マル 100006050

丸 第10巻第1号-第3号 = 第107号-第111号(昭和32年1月~3月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1957年(昭和32年)1月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/10-1
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本、臨時増刊含む(通号109号:海軍戦記傑作集、111号:陸・海・空傑作戦記特集版)
和書 複写禁止
目次

丸 107号 昭和32年1月
丸 特集軍艦戦記 1
グラビア
聯合艦隊 旧海軍部提供
レイテ沖海戦秘話
重巡「利根」の死闘
(当時重巡「利根」艦長・元海軍大佐 黛治夫)
身をもって武蔵を守り、敵機群の攻撃下に
敵護衛空母群を追って死闘をつづける利根!
第十戦隊、トロキナ沖海戦記
軽巡「阿賀野」ソロモンの血戦
(当時軽巡「阿賀野」通信長・元海軍少佐太田守)
レーダー装備の彼と盲の我との激突、
ソロモンの海を紅に染めて阿賀野の死闘は続く!
巨砲火を噴くサマール沖の激突
戦艦「大和」死闘二時間の記録
(当時戦艦「大和」艦長・元海軍少将 森下信衛)
日本海軍が造船技術の総力を凝集した
不沈艦「大和」が将旗をはためかしての猛追撃!
舷々相摩す激闘第三次ソロモン海戦
「天津風」電撃の夜襲戦
(当時駆逐艦「天津風」艦長・元海軍大佐 原為一)
ガ島争奪を賭けて企てられた乾坤一擲の
夜襲の中に燦然と輝く天津風獅子奮迅の活躍!
悽愴、南太平洋海戦の死闘
空母「瑞鶴」堂々の出撃
(当時空母「瑞鶴」艦長・元海軍少将 野元為輝)
血煙濛々たる南海に馳せ参じ、
ただ一隻の大型空母として戦い抜いた「瑞鶴」の奮戦記!
「伊168潜」、ミッドウェーの壮挙
われ大型空母「ヨークタウン」を撃沈せり
(当時伊168潜艦長・元海軍中佐 田辺弥八)
ヨークタウンを撃沈し、ワスプ撃沈の伊19潜とともに
不滅の金字塔を打ち樹てた伊168潜艦長が
ここにはじめて綴る海底の苦闘の記録!
戦艦「長門」「陸奥」一代記
(元大本営作戦部長・海軍中将 福留繁)
「回天」搭載の特攻出撃
伊号58、沖縄水域に在り
(当時伊58潜艦長・元海軍大佐 橋本以行)
必死の人間魚雷「回天」を搭載し、
敗色濃い沖縄に向かう伊58潜の鬼気迫る特攻出撃!
古賀聯合艦隊司令長官殉職の真相
謀殺された古賀元帥の秘密
(第舟一軍諜報班長・元陸軍大尉 木村文平)
永遠の謎に包まれてミンダナオ東方海上に
消息をたった古賀長官の殉職を廻る真相秘話!
奇襲成った第一次ソロモン海戦
重巡「青葉」暗夜の奇襲
(当時重巡「青葉」艦長・元海軍少将 久宗米次郎)
敵の反攻熾烈なるツラギへの殴り込み夜襲、
その成否を握る第六戦隊旗艦「青葉」の去就!
南太平洋血染めの決戦
重巡「筑摩」阿修羅の奮闘
(当時重巡「筑摩」艦長・元海軍少将 古村啓蔵)
死傷実に三百余名、三度の猛攻を受けながら
手負い獅子の如く暴れ廻る筑摩血戦の様相!
日米機動部隊の決戦
座談会
太平洋の争奪を賭けて海に空に立体的な
近代戦争の様相を余すところなく発揮し、
彼我の死力を傾けつくした日米機動部隊決戦の全貌
(当時第三艦隊参謀長元海軍中将 山田定義)(42期)
(当時軍令部航空参謀元海軍大佐 三代辰吉)(51期)
(当時連合艦隊・第三艦隊参謀元海軍中佐 中島親孝)(54期)
(当時大本営海軍参謀報導部員元海軍中佐 富永謙吾)(54期)
(当時軍令部情報参謀元海軍中佐 与倉三四三)(58期)

丸 108号 昭和32年2月
丸 航空戦記傑作集 新春2月特大号
グラビア
[日本の撃墜王]
零戦の八態
撃墜王坂井三郎写真集
軍神加藤建夫少将
大空の英雄南郷少佐
書下し長篇
☆加藤部隊大空の激闘記録
[加藤隼戦闘機隊]
(当時第六十四戦隊中隊長元陸軍少佐 桧与平)
かつてその勇名をとどろかせ、
敵空軍の心胆を寒からしめた加藤隼戦闘隊奮戦の全貌!
シンガポール航空撃滅戦
高山中尉の遺体に投石
パレンバン航空撃滅戦
第二次パレンバン攻撃
後藤曹長生還す
ジャワ航空撃滅戦
隼ビルマに見参す
ロイウィンの決戦
加藤部隊長遂に戦死す
☆ラバウルの猛者達の手記
[ラバウル航空隊]
(当時台南海軍航空隊・中尉 坂井三郎
/当時七〇一海軍航空隊・中尉 大久保忠平
/当時美幌海軍航空隊・中尉 大沢武)
南の前線ラバウルに集う
海鷲の勝利と苦闘の記録決定版
“栄あるわれらラバウル航空隊”
ラバウル航空隊の発足
軍極秘の記録から
笹井中尉の三段跳び撃墜
まず敵三番機を食う
遂に三段跳び撃墜に成功
「空の毒蛇」の送り狼
笹井機への射弾を決意
基地に戻って
スピットファイヤー出現
以心伝心の名コンビ
いよいよ攻撃開始
手ごわい敵の新鋭機
凄絶な乱戦
山口中尉の最後
搭乗員の墓場
好餌来たる
進発
レンネル沖に火蓋きる
指揮官は還らず
戦争末期のラバウルへ
久し振りの偵察行
ラバウル最後の日
三大長篇ベストセラーズ
☆零戦航空戦記
[大空の決戦]
(当時台南航空隊戦闘機搭乗員元中尉 坂井三郎)
零戦に命を託して大空を駆けめぐった
日本の撃墜王が綴るスリルと感動の大空戦記録!
九六戦で初撃墜
太平洋戦争に突入
米空軍主力を屠る
「空の要塞」初見参
ラバウル航空隊
ラエ基地へ進出
「空の毒蛇」に挑戦
B17全機撃墜
世界最長距離の空襲行
ガダルカナルの物量戦
グラマンとの巴一騎打ち
ドーントレスを撃墜
八機対一機の死闘
死の飛行へ突入
自爆か生還か
運命の岐路グリーン礁
ついにラバウルを去る
☆日本航空艦隊決戦記
[雷撃機出動]
(当時空母「蒼竜」搭乗員・元海軍少尉 森拾三)
太平洋戦争の各戦域に艦攻を駆って奮戦した
筆者が綴る機動部隊と艦載機の大勇戦譜!
月月火水木金金
連合艦隊出撃す
風雲ますます急をつぐ
太平洋戦争に初弾を投下
カリフォルニア型戦艦大破
愛機海底に沈む
ミッドウェー海戦
零戦の奮戦
「蒼竜」ついに沈む
空母「隼鷹」に乗組む
ガダルカナル攻防戦
ついに右腕を失う
☆隼戦闘機隊ビルマ空戦記
[つばさの血戦]
(当時第六十四戦隊隊附・元陸軍少佐 黒江保彦)
七度重なる感状をうけ、軍神加藤戦隊長の
衣鉢をうけつぐ飛行第六十四戦隊の勇戦譜!
加藤隼戦闘機隊
加藤部隊長の最期
第一次チンスキヤ作戦
敵空軍の反攻はじまる
激戦!大空の死闘
第二次チンスキヤ攻撃
初のモスキトー撃墜
迫る「死の影」
強敵!スピットファイヤー
激戦のビルマを去る
書下し長篇100枚
☆隼航空撃滅戦記
[ビルマの猛鷲]
(当時飛行第五十戦隊・元陸軍曹長 穴吹智)
愛機吹雪号をかって南瞑の大空を
縦横無尽に暴れ廻ったビルマの猛鷲がつづる血闘記!
大空の防人たらん
飛行五十戦隊に赴く
X日の内命下る
早くもP40を撃墜す
愛機に「吹雪」と命名す
戦隊、新戦場に向う
ビルマに転進す
チンスキヤ攻撃作戦
敵飛行場を粉砕
敵反攻の火蓋を切る
チンドウイン河上空の死闘
第一次チッタゴン攻撃
中崎中隊長を失う
パタガ飛行場空襲行
撃墜戦果十五を算う
ただ攻撃あるのみ
☆航空特攻作戦の全貌
[神風特別攻撃隊]
(当時第一・第十航艦参謀・元海軍大佐 猪口力平
/当時二〇一空飛行長・元海軍中佐 中島正)
特攻隊―このはかなく美しい名の下に散つた
若い魂の心情とその壮絶な作戦の全貌!
神風特別攻撃隊かくて出現す
大西長官二〇一空を急訪
大和隊セブ基地に到着
神風特別攻撃隊の編成なる
相継ぐ特攻志願
国民に代って願う
比島における特別攻撃戦
比島における航空戦の経過
二〇一空の戦闘
台湾における特別攻撃戦
神風特攻隊新高隊の編成
硫黄島作戦
空母タイコンデロガーに突入
沖縄をめぐる特別攻撃戦
内地特攻隊の戦闘
日本海軍最後の特別攻撃戦
日本海軍最後の戦闘

丸 109号 昭和32年2月
丸 臨時増刊 海軍戦記傑作集
グラビヤ 太平洋海戦史
ハワイ海戦
東インド洋作戦
アリューシャン作戦
機動部隊
☆世界最大の不沈艦阿修羅の最後
[戦艦武蔵の死闘]
【戦艦戦記】
(当時「武蔵」艤装員附 佐藤太郎)
のべ五百の敵機の攻撃をうけ蜂の巣のように
被弾しながら奮戦しつづけた武蔵の戦記!
武蔵の誕生
古賀大尉の卓見
山本長官の戦死
「揮作戦」「あ号作戦」
戦機迫る比島周辺
「捷号作戦」発動
友軍機ついに来らず
敵機群来襲の第一波
第二波来る
噫! 主砲の終熄
満身創痍の武蔵
マニラ廻航ついに絶望
巨体ついに沈む
☆日米艦隊太平洋上血戦の全貌
[帝国海軍の最後]
【駆逐艦戦記】
(元駆逐艦「矢矧」艦長・海軍大佐 原為一)
終始第一線の陣頭に立って血みどろの激闘
じつに数十回におよぶ矢矧艦長の実戦記録!
戦機至る
連合艦隊最後の会合
スラバヤ沖の血戦
敵艦現わる
戦端水柱を噴く
決戦命令下る
夜戦、遂に敵全滅
敵潜の捕捉
忽ち轟沈す
ミッドウェー海戦
敵機ついに現わる
悲報凶電つぎつぎ至る
ソロモンの奮戦
ガダルカナル陥落
怪しい探照灯
混乱の血戦場
われも遂に大損傷
駆逐隊司令となる
巨星地に墜つ
駆逐艦の墓場へ
一大危険を直感
敵の新兵器、電探
戦中の憩い
ベララベラ沖に魚雷輝く
敵艦隊現わる
変針また変針
当面の敵三隻全滅
○○○
華々しラバウル海空戦
わが時雨内地へ向う
あえぐ日本
高松宮に秘策を献ず
川棚特攻隊の訓練
燃える太平洋防衛線
連合艦隊の最後
沖縄へ自殺作戦
出撃の準備
死は易く生は難し
敵大編隊来襲
死の漂流五時間
○○○
☆日本潜水艦隊血戦秘録
[伊号58帰投せり]
【潜水艦戦記】
(元伊58潜艦長・海軍中佐 橋本以行)
原爆を運んだ米巡インディアナポリス撃沈で
問題の著者が綴る日本潜水艦隊決戦の全貌!
真珠湾特別攻撃行
特潜ついに帰らず
ベニヤ張りの魚雷
潜艦使用の食糧輸送
沈没艦の漂流者救助
困難な基地揚陸
出撃中に基地反攻
風変りな命令
敵機動部隊を逸す
忍術近代戦
暗黒の海上に声あり
人間魚雷出現す
「非理法権天」
グァム島見ゆ
一基また一基、回天発進す
好餌を求めて索敵
水平線上に黒一点
インディアナポリスの最期
回天最後の奮戦
伊号五十八帰投せり
☆最後の日本潜水艦戦記
[鉄の棺]
【潜水艦戦記】
(元伊号58潜軍医長・海軍軍医大尉 斎藤寛)
空母を屠り駆逐艦の猛攻をうけて
海底に六十余時間―遂に虎口を脱した戦慄の戦記!
伊号56潜に乗り組む
襲い来る敵を索めて
最初の戦果
第二の戦果挙がる
全軍突撃せり
浮沈する生死の境
鉄の棺の動物
敵駆逐艦の猛攻を逃れて
帰投命令
体当り
四国の山々
☆水中特攻“回天”決死の記録
[人間魚雷生還す]
【潜水艦戦記】
(当時“回天”特別攻撃隊員・元海軍上飛曹 横田寛)
必殺の人間魚雷“回天”搭乗の著者が
三度出撃しながら奇蹟的生還を遂ぐ凄烈の戦記!
土空から回天基地へ
光基地へ転隊
眠れぬ初搭乗初夜
光栄なり出撃搭乗員
隊長三好中尉の殉職
新隊長柿崎中尉
昭和の元寇に挑む多々良隊
「総員配置ニツケ!」
腕を撫す天武隊員
柿崎部隊再度の出撃
三人轟沈・三人玉砕
つづく御柱一基
伊三十六潜の轟隊へ
痛憤の研究会
発進不能、大魚を逸す
海中の死闘
身がわりの体当り
☆太平洋決戦の謎レイテ沖海戦秘録
[栗田艦隊]
【艦隊戦記】
(当時栗田艦隊参謀長・元海軍中将 小柳富次)
世界の超大巨艦を先頭に米軍をして
恐怖のどん底に叩きこんだ栗田艦隊阿修羅の奮闘!
レイテ湾突入作戦
栗田艦隊の出撃
進撃航路の選択
敵潜水艦の奇襲
栗田長官「大和」に移乗
未曾有の大空襲始まる
戦艦「武蔵」沈む
天佑を確信し全軍突撃せよ
西村、志摩両部隊出撃す
西村部隊の玉砕
志摩艦隊の戦闘
レイテ沖の大海戦
レイテ湾突入を断念す
敵を見ず補給地に向う
連続三日の大空襲
栗田艦隊ブルネイに帰投す
連合艦隊の編制
☆米側比島における神風の恐怖
[日本海軍恐るべし]
(米海軍大佐 W・カリグ
/元大本営参謀海軍中佐 富永謙吾訳)
米軍を恐怖のどん底に叩きこんだ比島沖の神風
―正確な資料に基く米側戦慄の戦記!
若き血潮を神風と共に
神風以前にも体当りはあった
神風特攻隊の誕生
レイテ湾海戦のあと
護衛空母に連続命中
駆逐艦の厄日
空母機動部隊待機す
空母をにがすな
レキシントンに命中
零戦、空母四隻に突入
ミンドロ上陸作戦はじまる
第二次レイテ湾攻撃
神風、輸送船団に突入
特攻機と駆逐艦の死闘
「マハン」と「ワード」の最後
特攻九時間半にわたる
駆逐艦「レイド」も沈む
ミンドロ攻略戦と神風
旗艦「ナッシュヴィル」大破
ふるえあがった米海軍
特攻はクリスマスも休まない
血の雨ふりそそぐリンガエン
護衛空母「オマニー・ベイ」の最後
しかしマニラ・ベイは沈まなかった
陸軍特攻隊ここにあり!
戦艦カリフォルニアに命中
空からの万歳突撃に米軍手をやく
二五時間に命中二一隻
死者に栄あれ!
しかも、米軍に進撃す
巣がこわされた。ひよっ子を誰か引取ってくれ!
「オーストラリア」号に五度命中
制海空権はついに米軍の手に
空母タイコンデロガー大破

丸 110号 昭和32年3月
丸 特集 日本・海・空軍勝利の記録 3
グラビヤ 航空撃滅戦
個人賞に輝やく夜間空戦秘録
夜間撃墜第一号
(当時飛行第59戦隊・元陸軍准尉 瀬川勇)
開戦以来陸軍航空隊初の夜間撃墜をもって
勇名を馳せた往年の猛者がつづる“隼”戦記!
第三次ソロモン海戦秘話
日本駆逐艦隊零距離の決戦
(当時第19駆逐隊付・元海軍少尉小池英策)
彼我の鎖誤入り乱れる複雑な
第三次ソロモン海戦にメスを入れる筆者苦心の合戦研究!
われ真珠湾奇襲に成功せり
「赤城」飛行長の実戦日記
機動部隊、針路九十七度
(当時「赤城」飛行長・元海軍大佐 増田正吾)
ハワイ上空からの第一電が世紀の電波だと
信じた心に露ほどの偽りもなく衒気もなかった
-あの歴史的な奇襲戦のさなか、黙々として
筆をとっていた「赤城」飛行長の手記!
X日の水中奇襲行
特殊潜航艇発進用意よし!
(当時特別攻撃隊指揮官・元少将 佐々木半九)
艇発進の令一下青白い航跡を残し
還らぬ攻撃についた特潜乗組の若桜の従容たる最期!
秘密兵器物語
特殊潜航艇かくて誕生す
(当時第六艦隊水雷参謀 元大佐 泉雅爾)
特型格納筒とよばれた秘密兵器。
それは後の“回天”となり米軍の心胆を寒からしめた!
残敵一掃のバタビヤ夜戦
ジャバ海暗夜の混戦
(当時「最上」艦長・元海軍少将 会爾章)
隠忍敵艦を追うこと三カ月待望の夜戦に
僅か三時間でジャバ海の敵艦隊を一掃せしめたり!
読者から、編集者から
“隼”大空の血戦譜
“隼”濠北を制す
(当時第59戦隊・元陸軍大尉 小野崎煕)
緒戦のパレンバン降下援護行にはじまる
一連の南方諸空戦にその勇名をうたわれた“隼”の王者が描く
“隼”飛行第59戦隊の勇猛果敢な転戦記!
私の戦闘記録
飛行58戦隊悲運の出撃
(当時第五八戦隊戦闘機搭乗員 木村昭一郎)
敵空軍将校捕獲の記
(当時第四〇飛太第一整備中隊 草野義男)
壮烈特別攻撃隊九段隊
(元少飛十三期戦闘操縦・軍曹 田端重次郎)
バリ島沖夜戦
(元海軍上等兵曹 藤川平八郎)
感激の決死行
(鈴木宏)
鳴呼、義烈空艇隊
(元挺身飛行第一戦隊・兵曹長 岸本航介)
フィリピン上空電撃の航空作戦
本日敵機の反撃なし
(当時第23戦隊参謀・元海軍中佐 野村了介)
開戦劈頭、台湾から長駆比島へと殴り込み
奇襲の放れ業を演じた零戦のひよどり越え!
赤城、加賀、蒼竜、飛竜かく戦えり
ミッドウェー海戦生残り空母飛行長の戦闘記録
座談会
運命のミッドウェー海戦に、その全生命を捧げて
血みどろの死闘をつづけ、奇蹟的に生還した
四空母の飛行長と雷撃機搭乗員が語る血涙戦記!
(当時「赤城」飛行長元海軍大佐 増田正吾)
(当時「加賀」飛行長元海軍大佐 天谷孝久)
(当時「飛竜」飛行長元海軍大佐 川口益)
(当時「蒼竜」雷撃機搭乗員・元海軍少尉 森捨三)

丸 111号 昭和32年3月
丸 陸・海・空傑作戦記特集版 臨時増刊
グラビア
駆逐艦“梨”の今昔
撃墜王が語る僚機の奮戦
ラバウル海軍航空隊
(生残り撃墜王 元海軍中尉 坂井三郎)
人情司令のもと鉄壁の陣をしく
海軍航空隊の勇戦譜生残り撃墜王がつづる勝利の記録!
ハワイ・マレー沖海戦秘話
中断された真珠湾攻撃
攻撃は一次二次と成功をおさめた。
しかるになぜ攻撃をかけて敵を潰滅させなかったか!
(当時ハワイ空中攻撃隊第2制空隊長・古賀淑雄)
敵将フィリップス提督の誤算
日本雷撃機恐るに足らずと豪語した
敵将フィリップスの誤算が二戦艦を海底の屑にした!
(当時美幌隊雷撃隊長・元陸軍中佐・高橋勝作)
太平洋海戦の決算報告
アメリカ側はこう見る
太平洋戦争の八大事件
(元朝日新聞ニューヨーク特派員
太平洋戦史研究家評論家 中野五郎)
1 リメンバー・パールハーバー
2 東京上空三十秒
3 アイ・ウイル・リターン
4 珊瑚海海戦とミッドウェー海戦
5 レイテ沖の大海戦
6 硫黄島地獄の血戦
7 沖縄の大決戦
8 原子爆弾の投下と日本の降伏
日本側はこう答える
日米海軍決戦の全貌
(語る人 軍令部作戦課長 元海軍大佐 大前敏一
/訊く人 太平洋戦史研究家 評論家 中野五郎)
日本海軍必勝の作戦
奇襲成功は米の陰謀
潜水艦米本土を砲撃
日独の道草作戦が敗因
劇的なマ元帥の比島脱出
勝機逸したあ号作戦
栗田艦隊謎の反転
聯合艦隊の最後
死の標流三時間
(九三一空雷撃機搭乗員 元海軍上飛曹 宮本道治)
「阿賀野」の最期
(「阿賀野」通信長 元海軍少佐 太田守)
甲標的の要目
(第六艦隊水雷参謀 泉雅爾)
ラバウル航空隊攻防戦記
ポートモレスビー空爆行
(当時ラバウル航空隊 元海軍飛行兵曹長 石川清治)
空の要塞ボーイングを向うにまわして火を噴く
零戦の機銃、ラバウル上空の攻防戦記!
南太平洋の激闘
ホーネット強襲の雷撃機隊
(当時「翔鶴」艦上攻撃機隊 元海軍少尉 萩原末二)
砲煙で真黒に彩られた黄昏の南太平洋に
虎視耽々敵空母「ホーネット」を狙う雷撃機隊!
中攻四十分の死闘
中攻隊不死身の帰還
(当時美幌隊雷撃隊長 元海軍中佐 高橋勝作)
はからずも敵戦闘機に遭遇16機を撃墜、
我は血に塗れて帰投する阿修羅の如き中攻隊!
海兵の棒倒し
空襲
沖縄の土
山中の航空兵
三十機撃墜
禁断の香
座談会
攻防ラバウル航空隊
向うところ敵なく、一機よく5~10の敵と
渡り合った強者の集うラバウルの全貌!
(第十一航空戦隊参謀 元海軍中佐 野村了介
/第二十六航空戦隊参謀 元海軍大佐 安延多計夫
/第七五一空飛行隊長・元海軍少佐・足立次郎
/第十一航空戦隊参謀・元海軍大佐・三代辰吉
/台南航空隊戦闘機搭乗員・元海軍中尉・坂井三郎)
南郷茂章少佐の弔合戦記 豪胆海軍機の放れ業
ショートランドの電探に写った山本長官機邀撃の敵戦闘機群
世界空中戦史
(雑誌「航空ファン」編集長 野沢正)
繰縦席に立ち上って敵機を狙撃した40年前から
誘導弾の今日に及ぶ大空の決闘の全貌!
神風特攻決戦記
神風特攻隊穎末記
(元第二航空艦隊司令長官 海軍中将 福留繁)
米軍をおびえさせた“神風特攻”は
いかに奮戦しいかに全滅したか、その作戦始末記!
特攻隊の父
大西滝治郎中将の割腹
(元上海根拠地隊司令官 海軍中尉 森徳徳治)
終戦の翌日「特攻隊勇士と遺族に謝し」つつ
割腹自刃した武人大西中将の壮烈な最後!
神風第一番機
関行男大尉の突入
(元第一航空艦隊司令長官 海軍中将 寺岡謹平)
敵機動部隊に決戦を挑む神風特攻隊、
その世紀の第一番機は関大尉の指揮する敷島隊!
最後の特攻隊
宇垣の纏中将の自爆
(元第二航空艦隊司令長官 海軍中将 福留繁)
終戦の日暮れかかる空に飛び立つ九機編隊の慧星号。
これぞ陣頭突入する宇垣長官機!
壮烈、有馬少将の体当り
(元第一航空戦隊司令長官 海軍中将 寺岡謹平)
階級章をはずして特攻機に搭乗、
ルソン島東方の敵艦に陣頭突入した有馬少将の最後!
水中特攻悲録
嗚呼、回天遂に還らず
(元潜水艦隊参謀海軍大佐 鳥巣建之助)
沈没寸前のイ36潜から“回天”発進!
目ざすは宿敵駆逐艦、ああ壮絶“回天”特攻の実相!
特攻“初桜心中”
ビルマの花嫁
隻脚の着艦
ロンジー日本兵を救う
決死の片道攻撃行
海軍魂の権化
大座談会
聯合艦隊血戦の全貌
世界の列強を向こうにまわして堂々戦った
わが聯合艦隊作戦中枢部が語る三年半の血戦!
(元大本営作戦部長 海軍少佐 富岡定俊
/元海上護衛総隊参謀 海軍大佐 大井篤
/元聯合艦隊参謀 海軍大佐 渋谷龍穉
/元舞鶴工廠造船科長 海軍技術少佐 福井静夫
/司会 太平洋戦史研究家 中野五郎)
日米機動艦隊の撃突
マリアナ沖空母の血戦
(当時「飛鷹」艦長 元海軍中将 横井俊幸)
空母を失い聯合艦隊にとって
致命傷だったマリアナは米艦隊にとって悲惨だった!
真珠湾頭の潜水艦戦
謎の第五特殊潜航艇
(潜水艦隊参謀元海軍大佐 鳥巣建之助)
特殊潜航艇決死の出撃も「戦果なし」
と信じられているがカギにぎる第五艇謎の行動!
沖縄水域の激闘
戦艦「大和」最後の特攻出撃
(当時「大和」副長 元海軍大佐 能村次郎)
敵機の猛襲に爆弾無数、魚雷二十数本を受け
その姿永遠に没し去った「大和」の死闘!
B29撃墜王の空戦記録
本土上空にわが「屠竜」あり
B29に体当り敢行のわが「屠竜」
―当時の撃墜王が綴る肉を切らして骨を切る戦記!
(当時飛行第四戦隊・元陸軍大尉・樫出勇)
特別攻撃隊終焉記
悲運の「誠」特攻隊
(当時特別攻撃「誠」隊員 元陸軍軍曹 宇野禄)
夥しい数の若人たちの生命を奪った特攻隊
―南瞑の空を血に染めて奮戦する陸鷲魂!