雑誌マル 100006049

丸 第9巻第12号 = 105号(昭和31年12月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1956年(昭和31年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
108p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/9-12
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:特集・戦史に燦たり神風特攻隊
和書
目次

丸 105号 昭和31年12月
丸 特集戦史に燦たり 神風特攻隊 12
空と海の激闘
写真 U・S・NAVY 旧・海軍報道部 提供
学鷲特攻隊員西南諸島に死す
遥かなる大空の彼方に
(13期予備学生・社団法人白鴎遺族会 荒木義雄)
あの国難に殉ずべく海軍に志願し、
特攻隊員として沖縄海域に消えた学鷲の血涙記!
振式第二六七特攻隊顛末記
征かざりし空の神兵
(当時特別攻撃隊振武隊・元陸軍伍長 青木中)
血の出るような訓練の日も終り、
宿敵、米機動部隊に突入の日を待つ若い特攻隊員!
壮絶神雷特攻隊血涙戦記
殴り込み「野中一家」悲運の最後
(当時神雷特別攻撃隊・暗号士 夏島耕一路)
マキン、タウワの戦闘に「車がかりの戦法」で
武勲をたてた豪快な野中一家の最後!
壮絶若鷲自爆秘話
ビルマ上空にわが第77戦隊あり
敵基地上空で愛機に被弾しながら
地上の敵機を掃射すること七回、
遂に敵格納庫へ猛然と自爆―敵将も称讃する
厚木海軍航空隊空戦記録
われ小型機の大編隊を捕捉せり
(当時厚木航空隊第一飛行隊長・大尉 森岡寛)
終戦前夜、相ついで来襲する
敵機の大編隊を激撃する厚木零戦隊
獅子奮迅の奮闘!
特攻隊員の遺族に詫びる
一特攻隊司令官の告白
(当時第六航空軍司令官・元陸軍中将 菅原道大)
いかに任務のためとはいえ、
多くの若人たちに出撃を命じた一特攻隊司令官の告白!
ミッドウェー海戦秘話
空母「蒼竜」無念の最後
(当時海軍報道部長・元海軍大佐 松島慶三)
敵機の空襲をうけ大火災を起した「蒼竜」の
機関室から奇蹟的に脱出した戦慄の体験記!
飛行第32戦隊転戦記
襲撃戦隊遂に還らず
(当時飛行第32戦隊・元陸軍軍曹 蔵元真一)
濃霧につつまれた北海の孤島で
飢えと寒さに耐えて戦った知られざる飛行戦隊転戦記!
戦史に燦たり神風特攻隊
特攻隊の全貌を語る座談会
押しつめられた戦況下で日本が考えだした新戦法
それはあの悽惨な特攻攻撃の戦法だった。
多くの若人達は莞爾として大空の彼方に消え去ったが、
その心境、その戦果の全貌はここに描破された!
(当時航空本部課長元海軍大佐 永石正孝(海兵51期))
(当時六〇一空司令官元海軍大佐 杉山利一(海兵51期))
(当時第七二航空戦隊参謀元海軍中佐 野村了介(海兵56期))
(当時第七五二空飛行長元海軍中佐 中島正(海兵58期))
(当時第三〇根拠地隊参謀元海軍中佐 富永謙吾(海兵54期))
漂流一時間
大記録生る
生き残った特攻隊員の手記
特攻「隼」天剣隊最後の出撃
(当時隼天剣隊員・元陸軍伍長 椿恵之)
嘘つきだ。
なぜ自分の気持を隠さなければならないか、
と叫ぶ特攻隊員の血の告白!
大平洋戦争最悪の地獄血戦場
硫黄島の攻防戦
(米国著名の軍事評論家 フレッチャー・プラット
/太平洋戦史研究家・評論家 中野五郎訳)
昭和二十年二月、豆粒のような孤島に
大挙、襲来したアメリカ軍海兵隊の
精鋭三コ師団、大軍を迎えて栗林忠道中将指揮下の
日本軍二万三千がいかに戦い、玉砕したか?
日米両軍の機密資料に基づいて綴られた真相記録!