特集丸 第1巻第3号 = 第3集(1957年10月)
特集丸 欧州戦記ドイツかく戦えり
グラビア
第二次大戦欧州空戦史 ナチ空軍再建から潰滅まで
第二次世界大戦の大失策
(戦史研究家・軍事評論家 ハンソン・ボールドウィン)
米国切っての高名な軍事評論家が
米国の戦争指導者たちを血祭りにあげる明快な大論説!
ムッソリーニの没落と最期
(駐伊特派員・現毎日事業本部長 小野七郎)
イタリア民族史上最大の汚点と報じられた
ムッソリーニの惨殺を廻る悲惨きわまる真相!
世紀のノルマンディ上陸作戦(軍事評論家 宮永主計)
極秘で決行されたオーバーロード作戦。
ノルマンデイの海辺に展開された熾烈な攻防戦!
ドイツのニセ金作戦(軍事評論家 久保貫一)
謀略には金―ポンドのニセ札で
イタリアのゲリラ部隊を釣ったドイツ秘密機関の暗躍!
裏窓から覗いた欧州戦争の怪奇
夜と霧に隠されたテロの時代(戦史研究家・評論家 中野五郎)
ナポレオン以来の軍事的天才ヒットラーが
密かに命じた秘密指令、夜と霧の命令の全貌!
独戦艦シャルンホルストの奪戦(軍事評論家 小谷到)
一九四〇年五月波荒き北海にくりひろげられた
ドイツ戦艦とイギリス艦隊決戦の真相記!
ダンケルクの奇蹟(E・C・アンステー)
ドイツ軍の西欧征服の大詰に突如として起った
ダンケルク撤退の意外な成功に絡む真相!
トハチェフスキーの悲劇
(ナチ・ベルリン保安隊長 ウィルヘルム・ホエトル)
スターリンをして、ソ連元帥トハチエフスキーを
処刑せしめたナチスの政治謀略の真相!
欧州戦に活躍した六十人の将軍と提督
【アルファベット順】
アレクサンダー(英)
アーノルド(米)
オーヒンレック(英)
バドリオ(伊)
ボック(独)
ブラッドレー(米)
ブラウヒッチ(独)
ブルック(英)
ブジョンヌイ(ソ)
クラーク(米)
カニンガム(英)
ダルラン(仏)
デバァース(米)
ド・ゴール(仏)
ド・ラボルド(仏)
デーニッツ(独)
アイゼンハワー(米)
フランコ(西)
フレーザー(英)
ガム・ラン(仏)
ジロー(仏)
ゲーリング(独)
グーデリアン(独)
イズメイ(英)
カイテル(独)
ケッセルリング(独)
キング(米)
クライスト(独)
クルーゲ(独)
コーネフ(ソ)
レーヒ(米)
リスト(独)
マリノフスキー(ソ)
マンネルハイム(フ)
マンシュタイン(独)
マーシャル(米)
モデル(独)
モントゴメリー(英)
パットン(米)
パッチ(米)
パウルス(独)
ペタン(仏)
パウンド(英)
レーダー(独)
ラムゼー(英)
ライヘナウ(独)
ロコソフスキー(ソ)
ロンメル(独)
レンドシュテット(独)
シンプソン(米)
スパーツ(米)
テッダー(英)
ティモシェンコ(ソ)
ティトー(ユ)
トヴェイ(英)
ウォロノフ(ソ)
ウエーヴェル(英)
ウェイガン(仏)
ウィルソン(米)
ジューコフ(ソ)
果して要塞か遺跡か
【いまや地に落ちた地上の壁】
機甲戦の華各国戦車くらべ
(軍事科学研究会研究委員 桐野豊)
欧州空戦の展望
(航空機研究家・軍事評論家 北里清三郎)
民間機の仮面の下に密かに再建された
ナチ空軍の活躍から潰滅にいたる欧州空戦の全貌!
砂漠の狐ロンメル対英軍の血戦(H・C・オネイル)
壮烈果敢、英軍めざして突進する
猛将ロンメルに率いられたドイツ機甲師団砂漠の死闘!
通商破壊艦アトランティスの奪戦
七つの海を恐怖のドン底にたたきこんだ、
ドイツの通商破壊艦アトランテイスのスリルに満ちた生涯!(軍事科
ヒットラー最後の日
(七総統機操縦手・独空軍大将 ハンス・ボール・朝生潤訳)
―専属飛行将校の手記―
ドイツ電撃作戦の全貌(戦史研究家・評論家 中野五郎)
恐るべき迅速さをもって敵の領土深く突入し
欧州支配をめざしたヒットラー得意の戦法!
バトル・オブ・ブリテン
英本土空襲戦ついに成功せず(アッシャー・リー)
独空軍大臣ゲーリングの豪語勝つか、
死物ぐるいの英スピットフアイヤーの防戦なるか!
ヒットラーはなぜ英本土上陸作戦をやめたか
第二次世界大戦最大の謎といわれたドイツ軍の
英本土進攻作戦「あしか」作戦計画の秘密をめぐる真相!(戦史
砂漠の猛将ロンメル敗走記(R・カードウェル)
長駆エル・アラメーンまで英第八軍を
追いつめながら敗退したロンメルの奇怪な敗走記!
ナチ潜水艦戦記
長蛇を逸したドイツ潜水艦作戦
(元軍令部情報参謀・海軍大佐 実松譲)
偉勲のUボート
(旧ドイツ潜水艦隊報道部士官 W・フランク)
ドイツ潜水部隊の最後
(旧ドイツ潜水艦隊報道部士官 W・フランク)
ヒットラーの秘密基地かくて潰ゆ(塚本好夫)
イギリス国民をふるえ上らせた〓、
〓号発射基地をシラミつぶしに潰滅する夜間爆撃行!
スターリングラードの大攻防戦
(戦史研究家・評論家 中野五郎)
ナチ・ドイツ滅亡の転機となった
欧州戦争最大の地上戦!独ソ一六四日間の血戦死闘!
悲劇のカナリス提督(軍事評論家 久保貫一)
祖国ドイツを愛するがゆえにあえて
ヒットラー総統に反抗し、悲運の最期をとげた提督!
綴込附録・独提督の見た第二次世界戦
太平洋の決戦―日独七つの勝機
(現西独海軍長官・旧独逸海軍中将 フリードリッヒ・ルーゲ・高瀬五郎訳)