雑誌マル 100005950

丸 第16巻第1号-第4号 = 第188号-第191号(昭和38年1月~4月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1963年(昭和38年)1月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/16-1
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本
和書 複写禁止
目次

丸 第16巻1号
アメリカの軍艦 1
指定席
武官が語るニミッツ作戦室の回想(J・G・レニック)
原色口絵
フオッケ・ウルフFw-一九〇A-3戦闘機構造図
日本の傑作戦車・特三式内火艇
フオッケ・ウルフFw-一九〇D戦闘機三面図
水雷艇「千鳥」の原色図面
第一特集
第二次大戦における米国の軍艦
(1) 合衆国海軍が目標とした作戦と軍艦(元海軍技術少佐 福井静夫)
世にいう漸減作戦とはなにか?そしてアメリカがその生産力に物をいわせて絶対の自信をもった海軍とは?
(2) 米海軍はいかに戦時建艦をしたか(元海軍技術少佐 福井静夫)
真珠湾の奇襲によって、せっかくのトラの子太平洋艦隊が全滅していらい、米海軍が計画した挽回の大手段!
(3)建艦競争に乗り出したアメリカ海軍の計画案(軍事評論家 衣笠鉄二)
ワシントン会議が実際はアメリカを世界第一等の海軍国に仕立てあげたのだと喝破する米国艦政裏ばなし!
(4) アメリカが見せた造艦技術の実力(「世界の艦船」編集長 石渡幸二)
アメリカの軍艦と日本の軍艦とどこがどのようにもっとも相違するか?そしてその造艦技術の秘密は何か?
(5) 米海軍はどんな目的でどんな艦艇を成長させたか(元海軍技術中佐 堀元美)
アメリカの軍艦の諸要目を見れば、心ある人はその意図するところが判明するという、その目的をあばく!
(6) アメリカ製軍艦の特長とその全貌(元海軍技術少佐 福井静夫)
筆者が多年にわたって資料を蒐集し、あらゆる観点とあらゆる考察を縦横に駆使して明かす米海軍の全貌!
(7) アメリカ海軍の実力者はだれか(戦史研究家 小牧英之)
そこに豪傑型、英雄タイプは探がそうにもいないのだが、戦時卓抜の冷静沈着型合理主義将軍は群棲する!
(8) アメリカはどこを敵として軍艦を造ったか(戦史研究家 久保貫一)
これぞ第一番に仮想敵とし、それだけにもっとも恐怖してその対抗対決をもとめていた国“日本”の評価!
(9) アメリカ軍艦の秘密はどのように守られていたか(元海軍中佐 実松譲)
日本の駐在武官として長らく米本国、ことにペンタゴンの近くに往来していた筆者が語るアメリカの秘密!
(10) 太平洋に動員された米国海軍艦艇の総決算(戦史研究家大浜啓一)
太平洋戦争に注入した米海軍の艦艇は何隻あったか、そしてその損害は何隻だったかを新事実を基に開陳!
(11) 大西洋におさめた米国海軍の栄冠!(軍事評論家 柏木浩)
両洋艦隊というとてつもなく世帯の大きい大海軍国が、対独伊戦に使用し、勝利を得たその活躍のすべて!
(12) 太平洋の塩水は辛かった!(米国艦艇損害の実際)(戦史研究家 小谷到)
大西洋において甘い汁を吸った米海軍もひとたび太平洋にあってはまったく苦汁をなめつづけた対日戦記!
(13) 太平洋海域に沈んだ米国艦艇詳細図
なんでもわかる
兵器廠アメリカの実力
カミカゼと死闘した米駆
ケタはずれの生産力を誇る
大統領感状を受けた栄誉艦
アメリカ殊勲艦のNO.1
アメリカ軍艦こぼれ話
アメリカ軍艦は何隻沈めたか
日本を敗北させた米潜
二世軍艦は何隻建造されたか
ドイツ空軍ご自慢のフオッケの心臓
もの知り手帖
なんでもご質問ください
零戦・大和コーナー(4)
日本の焦点
危険きわまる大陸への敵視政策(立野信之)
艦艇トピックス
アメリカ海軍が造った珍艦種あれこれ(福井静夫)
飛行機アラカルト
標識で判る日本軍用機の戸籍しらべ(秋本実)
ローカルセクション
和歌山県の巻(島田勝巳)
誌上試写室
連載漫画
のらくろ中隊長〈25〉(田河水泡)
特別秘録
資料・連合艦隊の栄光と最後(6)
比島奪回賭けた「多号作戦」挫折の日
豪華オフセット
フオッケ・ウルフFw-一九〇 Ta-一五二図集
第二次大戦アメリカ軍艦艦型図集
第2特集
ドイツの名戦フオッケ・ウルフのすべて
ヨーロッパの覇者フォッケ・ウルフ一九〇の正体(航空機研究家 阿部章三)
“ドイツの零戦”といわれて、全欧州をその翼下におさめた世界第一の傑作戦闘機とはこんな戦闘機だった!
ドイツの名戦Fw一九〇を創った人たち(航空評論家野沢正)
しがない片田舎の町工場に顔を合わせた二人の技術者、それに加えてタンクという名製作者のプロフィル!
私がテストしたフォッケ・ウルフの性能(元陸軍中佐 荒蒔義次)
日本にたった一機しか送られなかったといわれるフオッケ・ウルフ-一九〇を乗りこなした男の解剖所見!
英仏側が採点したフオッケ・ウルフえんま帖(航空研究家 森茂)
旋回性はよし、操柁性はよし、航続力、速力ともよしという戦闘機に立ち向かった英仏陣営の讃嘆の記録!
世界の空を騒がせた完全戦闘機出現の波紋(中尾純・石田弘美)
敵国イギリスが見た場合と同盟国日本が見た場合と二つの観点からフオッケ・ウルフを正確に採点すれば!
スピットファイアは対抗馬だった!〈イギリスが見た場合〉
兄たりがたく弟たり難き「震電」 〈日本が見た場合〉
特別手記
英主力艦撃沈までの隠密作戦秘録(元海軍大佐 寺岡正雄)
プリンス・オブ・ウエールズとレパルスを撃沈するまでの忍耐に忍耐をかさねた陰の力潜水艦記!
日本海軍中攻隊華都重慶への殴りこみ(元海軍少佐 高橋勝作)
見よ!炎々と燃えさかる「重慶」―中国最大の拠点に、長距離攻撃をかける日本中攻隊奮戦記!
本誌独占グラビア
フオッケ・ウルフ戦闘機写真集
世界軍用機写真集〈20〉 アメリカ篇・最終回
世界軍艦写真集〈23〉 ドイツ篇・第1回
陸上自衛隊新鋭戦車
海上自衛隊艦艇写真集
空から見た日本(1)横須賀
私のアルバム陸・海・空
特賞 一メートル大和が当たる評判の軍艦クイズ
趣味と資料の 代理部だより
三大連載
隼空戦記 隼に生きる〈13〉(黒江保彦・え・水野健太郎)
太平洋戦争についに乗り出した日本陸軍の至宝・隼戦闘機が名パイロットを背に馳ける敢闘巨篇!
日米対照 伊号58帰投せり〈24〉(橋本以行・え・三村武)
これはライフ・ワークとなるだろうとの筆者が微細の諸点も洩らさず日本潜水艦のすべてを画く!
小説 海軍〈第12回〉(岩田豊雄・え・土井栄)
真人の栄進にくらべて、東京の片すみにひとり絵筆をにぎる男が、浦賀沖に発見する海洋画の真髄!
次号二月特別号予告
「丸」の既刊号を揃えましょう
読者から編集者から
表紙写真の説明
読者掲示板
編集後記

丸 第16巻2号
零戦・連合艦隊 2
別冊ふろく
第一集 日本軍艦写真集
第二集 愛唱軍歌集
(カット・文字 高尾一男)
折込原色口絵
戦艦「大和」の断面構造図
零式艦上戦闘機二一型構造図
指定席
星霜二十五年零戦生みの親の周辺(堀越二郎)
〔特集〕 零戦と連合艦隊
第一線航空隊が渇望した次期艦戦への期待(元海軍大佐 永石正孝)
現地からつぎつぎと送られるデータ戦訓は最高首脳から設計者へ手渡されて待望の完全機登場となる!
大空の桧舞台を零戦にゆずるまで(元第一航艦参謀・海軍大佐 野村了介)
零戦出現まで日本海軍戦闘機の文字通りのエースとして大陸を縦横に疾駆した九六艦戦が描く航空図!
日本航空界を乱打した名機誕生の暁鐘(元空技廠飛行機部員 鈴木順二郎)
九六艦戦すでに老い、代わるべき空の王者への要求ははげしい。技術者の血みどろ精進は今日も続く!
航空本部が要求した零戦性能の秘密(元海軍中将 和田操)
次期戦闘機はこれらの性能をもつこと。直接の発注者であった筆者が要求したものそれが零戦だった!
零戦黄金時代かくて確立す!(元海軍中佐 横山保)
ひとたび名機鵬翼をひろげて空を征けばそこに敵する者まったくなし。大陸戦線に見せた頼もしき力!
零戦に挑戦したライバルたち(航空評論家 木村源三郎)
まるで全能の神が飛ぶ様なすばらしさに敵も味方も驚嘆するだけあえてこれに挑戦すれば神罰が下る!
われ現在ソロモン方面制空権を把握中!(元第一航艦参謀・海軍大佐 野村了介)
その驚異の航続距離を利して零戦は遂に太平洋の大半を掌中におさめた。航艦参謀の語る痛快の戦史!
ラバウル航空魂未だ健在なり!(元海軍大佐 佐薙毅)
日本の最前衛ラバウル基地に米英濠空軍を一手に引受ける零戦だが孤立無援の離島に危機は切迫した!
不退転の気魄で戦った母艦なき艦戦(軍事評論家 木村八郎)
ミッドウエーの敗戦以来空母の痛手は戦局に大きく影響した。母なき子となった零の悲運が初まった!
有終の美に生きた特攻零戦の最後(元海軍中将 福留繁)
零戦の王座はついにゆらぎ出した。しかし代わるべき新鋭なくあとはただ特攻に生きる道だけだった!
ゼロ・ファイターへの対抗手段全くなし!(航空機研究家 阿部章三)
ただ手をあげるのみまたは逃げるのみゼロ現わるにおびえきった青い眼のこれが対抗する唯一の戦法!
新連載
零戦 七試艦戦から零戦・烈風にいたる艦戦設計の回顧(元零戦設計主任 堀越二郎)
世界一の名設計者と謳われる筆者がとくに本誌読者のために想を新たに描く零戦の決定総集版!
零戦百科
アメリカで余生を送る貴重品ゼロ戦(中尾純)
零戦を名機に仕上げた第一条件(関根隆一郎)
鈍足「ゼロ戦」はなぜ大勝できたか(秋本実)
消え去った幻のゼロ戦 〈付・各型の識別法と要目表〉(中里清三郎)
ローカルセクション
陸鷲はここで生まれここで育った〈岐阜県の巻〉(元陸軍大佐 島田勝巳)
なんでもご質問ください
零戦・大和コーナー(5)
のらくろ中隊長〈26〉(田河水泡)
またまた新春にさきがけてお人(犬?)好しの中隊長が紙面いっぱいにくりひろげるてんやわんやの大騒動!
グラビア
特集画報 零式艦上戦闘機
写真で見る 太平洋戦史〈第9回〉
日本連合艦隊主要軍艦艦型図表
私のアルバム 陸・海・空
世界軍用機写真集〈21〉 イギリス篇〈第1回〉
世界軍艦写真集〈24〉 ドイツ篇〈続〉
なぜ日本海軍は巨大戦艦大和を造ったか(元海軍中将 福留繁)
大艦巨砲主義といわばいえ日本海軍が遂になしとげた世界最大の戦艦は目的ある故に建造されたのだ!
最大最強の戦闘第一艦を造った日本人の知恵(元海軍中佐 野村靖二)
進水の日近港の家に高潮がおしよせた。想像するのも難かしい巨大艦大和のびっくり仰天驚異の数々!
風雪・連合艦隊六十年史(工学院大学教授 松下芳男)
幾多の難関をのりこえて堂々として築き上げられた世界一の連合艦隊に寄す郷愁にも似た筆者の慕情!
用兵のミスに泣いた世界第一の鋼鉄艦隊(戦史研究家 小谷到)
練度といい陣容といい非の打ちどころなしとされた連合艦隊がなぜ不覚の敗退をよぎなくされたのか!
惜しむべしニッポン連合艦隊(戦史研究家 大浜啓一)
海外の軍事専門家、評論家が歯にキヌきせず真っ向からばらりずんと斬り下げてみせた連合艦隊用兵!
新連載
日本の戦艦物語
日本の戦艦 その輝やける栄光の土台(元海軍技術中佐 福井静夫)
軍艦研究家として他の追随を許さぬ筆者が再び出現せぬであろう戦艦を完全に紙上に再現する!
大和のメカニズム
不沈艦はこうしてつくられた
大和に搭載されたレーダー
世界最大だった六四センチ砲
新機軸だった“蜂ノ巣”甲鈑
一人三役だった一五センチ測距儀
独特だった短艇格納庫
世界一だった九一式徹甲弾
命中弾を叩きこむ射撃指揮装置
もの知り豆辞典
翻訳権本誌独占
されど恥ずるところなし 〈アメリカ完敗の秘録〉
これぞアメリカ完敗の記録と推される好著を名訳者をえて完壁無欠なものとし、全国読者に贈る!(J・トウラ
艦艇トピックス
大進攻作戦をささえた揚陸艦船(福井静夫)
飛行機アラカルト
碧のカンバスに描がく飛行雲の芸術(野沢正)
連載
隼空戦記 隼に生きる(黒江保彦)
血に飢えた隼はそのスピードと格闘力にものをいわせて 今日も明日も敵機を微塵に粉砕する!
小説 海軍〈第13回〉(岩田豊雄)
真人は海軍士官として、隆夫は新進画家として久方ぶりの対面だった。握る手に感動は流れて!
大和と飛竜の豪華セットが当たる
軍艦クイズ
3月号予告
「丸」の既刊号を揃えましょう
読者から編集者から
表紙写真の説明
読者掲示板
編集後記

丸 第16巻3号
日本の小艦艇 3
折込 原色口絵
航空母艦「加賀」断面図
局地戦闘機「紫電改」解剖図
指定席 紫電改で空戦史を閉じた大空のサムライ(坂井三郎)
第1特集 第二次大戦における日本小艦艇のすべて
連合艦隊の栄光に殉じた日本小艦艇の足跡(「世界の艦船」編集長 石渡幸二)
主力艦重視主義の迷妄のためにもっとも緊急かつ重用すべき艦艇をついに見捨てて敗北を喫した日本海軍!
「海防艦私論」
排水量一千トンに期待された完全なる設計(元海軍技術少佐 福井静夫)
護衛艦として約束されたその輝やかしき出発(元海軍技術少佐 福井静夫)
たった一千噸ていどの鉄の桶にこれはまたありとあらゆる才気と武装が満たされた怖るべき理想艦だった!
日本海軍における輸送艦設計の秘密と背景(現浦賀重工・艦艇部長 堀元美)
もし用兵者が真に補給戦に意を用いてもう少し早くもうちょっと多く建艦していたらと唇を噛むのがこれだ
“小冠者”水雷艇はこうして誕生した!(堀元美)
「水雷屋」と云えば泣く子も黙る日本海軍独特の勇猛人の代名詞だ。小艇といえども変わらぬ斬れ味を見よ!
〔砲艦〕
主力艦なみの威厳に生きた外交艦(堀元美)
砲艦といっても大砲はもっとも貧弱。しかし国際紛争の起こりやすい地では、これでも日本の威を発揮した!
にっぽん産変わりダネ艦艇総まくり(艦艇研究家 正岡勝道)
誰にも知られず、だれも知ろうとしないジミでエンの下の力もちばかりをやっていた小艦に栄光よ輝やけ!
苦節七十年燦然の戦史を飾った日本の小艦艇(戦史研究家 野村靖二)
水雷艇をはじめとするまるで水すましのような小艦小艇。しかし主力艦におとらぬ功績にあふれていたのだ!
小艦艇の武装 七つ道具を完備した日本の艦艇(横田晋)
日本のライバル 日本艦艇に挑戦した列国の小艦艇(柏木浩)
小艦艇四大戦記
海防艦「国後」アリューシャン海を驀進す!(元海軍少佐 相良辰雄)
小艦ゆえに悲喜こもごもの思いを乗せて海防艦国後は氷雪の北洋に単艦よく大任を果たしてみせた!
八糎砲で米潜を撃沈したベーリング海の奇蹟(元海軍大佐 相浦誠一)
事実は創作されたものより奇妙である。たった八糎砲一門で米潜に対抗、つい撃沈するまでの敢闘篇!
東京初空襲を失敗させた第二三日東丸の殊勲(海戦史研究家 北本大吉)
ドーリットルは成功したか、否、彼らは早期に発見されたためにその目的は遂に果たせなかったのだ!
米魚雷艇を叩き潰した陸軍船舶兵の凱歌(元陸軍大尉 寺村貞一)
無防備にひとしい大発が米海軍の精鋭とよばれる魚雷艇と真向から四つに組んで敢闘精神を披露す!
【なんでもご質問ください】零戦・大和コーナー(6)
大和と飛竜の豪華セットが当たる 軍艦クイズ(52)
小艦艇ダイジェスト
日本は小艦艇何隻を失ったか
小艦艇のチャンピオンは英砲艦?
アメリカ小艦艇の立役者は魚雷艇
奮戦むなしく半数を失った英哨戒艇
戦時に激増する世界の小艦艇群
誌上映画試写室 太平洋の翼・大盗賊他
ローカルセクション 気骨ある武人を育てあげた風土<千葉>(島田勝巳)
〔れんさいマンガ〕
のらくろ中隊長<第27回>(田河水泡)
郷愁にも似た懐かしみと軽妙しゃ脱なユーモアをもりだくさんにして本号も田河先生の筆は冴えるばかり!
本誌独占グラビア
局地戦闘機「紫電改」
日本海軍小型艦艇写真集
日本海軍小型艦艇艦型図集
写真で見る太平洋戦史
空から見た日本 (2)―立川―
私のアルバム 陸・海・空
世界軍用機写真集<22>イギリス篇(2)
世界軍艦写真集<25>ドイツ篇~続~
特別寄稿
零戦 連載・第二回 七試艦戦から零戦・烈風にいたる艦戦設計の回顧(零戦設計主任 堀越二郎)
今もなお圧倒的な人気をもつ不世出の名戦闘機“零戦”をこれも不世出の名設計者が詳細に報告する!
第2特集 傑作紫電改五大空戦記
(1) 米空軍を驚倒させた紫電改快勝の秘密(航空機研究家 秋本実)
なぜ紫電改は生まれたか。なぜ紫電改はあれほど強かったのか。それらのナゾを懇切に解明する好レポート!
(2) われら紫電改国難にいま羽搏かん!(元海軍大尉 市村吾郎)
堂々の鵬翼をみせて最後の一線に武人の面目と祖国の命運を賭ける日本海軍戦闘機魂はここに火を吐いた!
(3)紫電改祖国防衛隊の限りなき闘魂!(元海軍大尉 岩下邦雄)
横空の猛者大空のあばれん坊たちが、いまこそ戦闘機隊員の本領を見せんと列線に並ぶ愛機に飛び乗った!
(4) ロケットを抱いた紫電改B29邀撃に出動す!(元海軍中尉 羽切松雄)
日本海軍最後の最高局地戦闘機にこれはまた最高秘密兵器ロケット砲を装備して紫電改はB29に突進した!
(5) 私が編み出したB29撃墜の秘訣(元海軍飛曹長 堀光雄)
紫電改新選組の看板一つで日本上空を永遠の安きにおくべく日夜攻防を続けるこれは本土防衛の一大戦史!
特別寄稿
日本の戦艦物語連載 第2回
ついに迎えた巨艦黄金時代の前夜(元海軍技術少佐 福井静夫)
艦艇家であり設計者である筆者が多年のうんちくをかたむけ世に問う主力艦と日本の数奇な一筋道!
艦艇トピックス アメリカでも音をあげた軍艦建造費(石渡幸二)
飛行機アラカルト 悩みの多い航空機の“トイレット”談義(藤原洋)
連載読物
隼空戦記 隼に生きる(15)(黒江保彦・え・南村喬)
九七戦を未だに使っているサイゴン基地にキ-四四の新鋭機で到着した黒江大尉の目に映じた物は!
小説 海軍<第14回>(岩田豊雄・え・土井栄)
くめどもつきぬ男と男の友情はふたたびしっかりとむすばれて真人と隆夫の将来は輝やくばかりだ!
次号4月号予告
新刊書紹介
代理部だより
「丸」の既刊号を揃えましょう
表紙写真の説明
読者から編集者から
読者掲示板
編集後記

丸 第16巻4号
東西名巡洋艦列伝 4
折込口絵
重巡洋艦「青葉」(第一次改装後)断面図
陸軍二式単座戦闘機「鍾馗」(キー44-2甲)構造図
指定席 小規模といえども新しき連合艦隊の自信(杉江一三)
特集 鋼鉄の艦体に技術の粋と戦いの栄光を包んだ巡洋艦のすべて
重巡洋艦建造をめぐる日米の大いなる戦い(浦賀重工・艦艇部長 堀元美)
日米の戦いは太平洋戦争以前にすでにはじまった。それが重巡をめぐる軍縮会議を契機として!
七つの海に覇を唱えた東西名巡洋艦の威容(小谷到)
第二次大戦開戦時に、はたして世界列国はどのていどの武力、とくに巡洋艦を保有していたか!
造船史に残る名巡洋艦といわれる条件(海軍技術少佐 福井静夫)
まず戦艦に代わる偉大な力をもつこと、それこそ艦種名どおりの航洋性をもつことだとの断言!
代用戦艦から主戦力のスターになった軍艦(海幕総ム課長・一佐 筑土竜男)
巡洋艦王国はどこであったか、そしてそれはいつのことだったかと、巡洋艦のよき時代を語る!
抜錨港なき生き残り巡洋艦のゆくえ(「世界の艦船」編集長 石渡幸二)
巡洋艦よ、どこへ行く…錨をおろすべき場所のなくなった大戦生き残りの殊勲艦の今日を語る!
どうなる?戦略巡洋艦の未来像(阿部安雄)
世界戦史に特筆された巡洋艦事件帖(大浜啓一)
秘録
奇略と妙手の忍術軍艦太平洋を濶歩す!(元第二四戦隊参謀・海軍中佐 伊藤春樹)
日本の仮装巡洋艦。彼らの航跡はとりもなおさず、海洋版忍術道中のような化かし合いだった!
実力ナンバー・1に狂奔した列国巡洋艦青写真(吉村栄次)
世界の戦術家が語るニッポンの重巡洋艦種々相(横田晋)
特別寄稿
私は巡洋艦大改装計画をこのように実現した!(元海軍技術大佐 牧野茂)
ひやりとした話、ほめられた話をないませて大改装計画の実務者が語る艦船史のうつり変わり!
東西巡洋艦データ一覧表
連載技術秘話
零戦<3> 世界一の零戦生みの親が語る名機誕生のすべて(零戦設計主任 堀越二郎)
「君子は和して同ぜず」をバックボーンとする筆者が名機零戦を生むにいたるまでの流汗の日月!
日本の戦艦物語<3> 軍艦造船家が語る日本戦艦12隻の生涯(元海軍技術少佐 福井静夫)
日本海大海戦をふりかえってはじめて戦艦を語りうるという筆者が開陳する日本戦艦論決定版!
大和と飛竜の豪華セットが当たる 軍艦クイズ(53)
東西名巡50隻の横顔
シカゴ サフォーク サンフランシスコ キャンベラ
ボストン ジュノー コンウォール アドミラル・シェアー
インディアナポリス アラスカ ノーフォーク ルイスヴィル
矢矧 ドーセットシャー 利根 最上
名取 阿武隈 那智 夕張
ミネアポリス ペンギン
アドミラル・ヒッパー オーガスタ アジャックス パース
ヒューストン デモンシャー デロイテル プリンツ・オイゲン
愛宕 ノーザンプトン 青葉 ナッシュヴィル
神通 ソルト・レーク・シテイ ヴィンセンス ジャマイカ
衣笠 大淀 那珂 ニュー・オリーンズ
シュペー 鳥海 川内
ローカル・セクション 茫莫の大砂丘できたえた鉄脚連隊<鳥取>(島田勝巳)
誌上映画試写室 続・わが闘争・アラビアのロレンス・他
特別寄稿 陸海空八大戦記大特集 豪華読物
陸戦記 第三十三師団ラングーン入城までの鮮血秘録(元第三十三師団参謀・陸軍中佐 岩田正孝)
大東亜共栄圏の一環、ビルマ解放にホコをとった陸軍精鋭が骨肉の惨苦に耐えて得た栄光の日!
陸戦記 沖縄に血しぶく逆上陸部隊の斬込み尖兵(元曙一六七四四部隊・陸軍軍曹 野村正起)
これぞ日本陸軍の華とうたわれた沖縄海辺にくりかえされる斬りこみ尖兵隊員の驚異の闘魂譜!
海戦記 重巡筑摩艦橋を覆うミットウエー海戦の痛憤(元筑摩艦長・海軍少将 古村啓蔵)
僚艦は眼前でつぎつぎと沈没する。しかし日本海軍はこの作戦を遂行せねばならなかったのだ!
海戦記 軽巡大淀乗員が見た小沢囮艦隊の悲惨(元大淀第三分隊士・海軍中尉 足立之義)
レイテ特攻に直接参加した一兵員がオトリ戦法に疑問を抱きながら小沢艦隊の惨苦を再現する!
海戦記 機関室員が体験した重巡熊野の死闘(元熊野缶部指揮官 本城誠治)
全たくの盲と唖の状態にあった機関員が刻一刻と迫る死の恐怖と戦いながらの必死の操艦作業!
空戦記 B29初撃墜に三〇二空雷電隊奮迅す!(元三〇二空雷電隊・海軍中尉 寺村純郎)
零戦に残る未練をたち切って故障つづきの新鋭局戦を乗りこなし、みごとB29をここに撃墜す!
空戦記 本土防衛第一線に起った震天制空隊の士魂(元二四四飛燕隊・陸軍淮尉 木村良友)
我々帝都防空の任にある者の義務は、敵を近よせず、国民を最少限の犠牲から救うことなのだ!
特別秘話 日本の伏魔殿第九技研牒報活動の全貌(元第九技術研究所々員 上野秋雄)
ニセ札から原爆、殺人光線に至るまでのありとあらゆる兵器と牒報を一手販売した九技の全て!
二大別冊付録
(2) 名機零戦写真集・付 零戦のことならなんでもわかる・零戦事典
本誌独占公開の零戦写真と図面一八〇枚を網羅して編集した完壁な零戦総集版!
(1) 太平洋戦争・海戦事典・第1集 アッツ島沖海戦から捷一号作戦まで
アッツ島沖海戦から捷一号作戦にいたる懇切ていねいな一目でわかる海戦解説集
〔れんさい漫画〕のらくろ中隊長<第28回>(田河水泡)
なんでもご質問ください 零戦・大和コーナー(7)
日本の焦点 国民を墓穴に追いこむ者は誰か(坂西志保)
飛行機アラカルト 色に凝り色に迷った飛行機の話(秋本実)
艦艇トピックス フネの寿命を短かくする電子科学(堀元美)
独占豪華グラビア
陸軍航空本部が初めて発表した二式戦闘機「鍾馗」
特集画報・日本の巡洋艦
空母事故写真集
私のアルバム陸・海・空
世界軍艦写真集<26>ドイツ篇 ~続~
世界軍用機写真集<23>イギリス篇(3)
連載読物
隼空戦記 隼に生きる<第十六回>(黒江保彦・え・南村喬)
俺ともあろうものが友軍機を攻撃するなんて!空戦記録上に汚点を残す黒江大尉の大失態!
小説 海軍<第十五回>(岩田豊雄・え・土井栄)
海軍大臣賞をうけた隆夫の海洋画への意欲は、待望の潜水学校見学を機会に一層たぎった!
次号5月号予告
代理部だより
「丸」の既刊号を揃えよう
読者から編集者から
表紙写真の説明
読者掲示板
編集後記
奥付