雑誌マル 100005933

丸 第14巻第7号 = 第170号(昭和36年7月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1961年(昭和36年)7月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
204p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/14-7
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:特集ニッポンと戦った五年間
和書
目次

丸 ニッポンと戦った五年間 7
真珠湾から原爆まで・連合軍対日戦記
日本陸海軍の勝利と挫折【対日戦記(1)】
1 太平洋戦争はこうして起った!(米国務次官 S・ウェルズ他)
日米戦争は決して偶発ではない。長年にわたって培われた両国激突の宿命とその経緯を描く!
2 素晴らしかった日本軍の大電撃戦(英陸軍中将 H・A・パーシバル他)
英国百年の東洋の牙城シンガポール要塞の首将は剛勇なる日本陸軍の進撃をいかに観じたか!
3 日本の挫折を早めたミッドウェー海戦(米海軍大将 スプルアンス他)
運命のミッドウエー海戦!太平洋戦争において攻守所をかえたこの一大決戦はかく戦われた!
日本側記録
真珠湾作戦は失敗ではなかった!(元軍令部第一部長・海軍中将 福留繁)
私はミッドウェー海戦に反対した!(元大本営作戦参謀・海軍大佐 三代一就)
グラビア
写真・連合艦隊(4)
貴様と俺の写真日記
航空機関銃50年史
戦艦「大和・武蔵」の模型
第二次大戦世界軍用機写真集(5)〔続・米国戦闘機篇〕
第二次大戦世界軍艦写真集(7)〔英国駆逐艦・他〕
日米対照・伊号58帰投せり<7回>(元伊58潜艦長・海軍中佐 橋本以行)
シドニー湾とアフリカ近海にまで出撃したわが潜水艦隊は、特殊潜航艇を発進、大戦果あがる!
漫画物語・のらくろ中隊長<7回>(田河水泡)
猛犬連隊では銃剣術と射撃訓練で日を暮らす。だが、力あまって水事場に飛び込んでの一騒動!
アメリカ軍反撃の第一歩【対日戦記(2)】
4 連合軍の反抗作戦開始さる(米海軍作戦部長・海軍元帥 E・J・キング他)
ついにきた連合軍の大反抗作戦!これは米作戦部長がつづる太平洋カンネー戦開幕の内情!
5 惨鼻を極めた日米ガ島の争奪(米海軍中将 M・A・ミッチャー他)
物量とその逐次消耗に終始したガダルカナル島の争奪戦は世にも凄惨をきわめた陸戦だった!
6 孤島に展開された戦慄の攻防戦(米軍事評論家 S・E・モリソン他)
南太平洋の最大要衝と目されたラバウルは遂に包囲孤立され、米軍の西進を許したのだった!
7 日本最前線基地への米軍殴り込み(米陸軍元帥 D・マッカーサー他)
タラワ、マキン島の玉砕、ニューギニア方面への海兵隊および米陸軍の逆襲ははげしかった!
日本側記録
ガダルの敵は米軍ではなかった!(元第八方面軍司令官・陸軍大将 今村均)
ラバウルの空で戦った二年間(元十一航艦参謀・海軍中佐 野村了介)
恨みは深しニューギニア(元十八軍作戦主任・陸軍大佐 杉山茂)
ソリッド・モデル教室 艦爆彗星の作り方
<日本の焦点>いよいよ大詰にきた紀元節復活論
映画試写室 太平洋の虎鮫他
<日本の艦船>復元なった海国日本興隆期の象徴
軍艦クイズ 「飛竜」が当るファンのクイズ
<あの日・あの時>滞在四年間・戦うドイツの思い出
特集・ニッポンと戦った五年間
「丸」代理部からのお知らせ
読者から編集者から
太平洋戦争年表
編集後記
連合軍の仮借なき総反攻【対日戦記(3)】
8 追いつめられた日本帝国の奮戦(米軍事評論家 S・E・モリソン他)
日本の絶対国防圏は日一日と縮少されていった。太平洋にしぼみゆく帝国日本の悲しき奮戦!
9 制海権を奪われたマリアナ沖海戦(米海軍大将 F・C・シャーマン他)
マリアナ沖海戦は苛酷きわまる海戦だった。いかなる着想、用兵も優劣の差はおおい難かった!
10 恐ろしかった日本軍の“バンザイ”突撃(米海兵中将 H・M・スミス他)
マリアナ沖の敗北に続いてサイパンの失陥。日本軍のバンザイ突撃は米軍の恐怖の的だった!
11 かくてインド占領の夢つぶれたり(英海軍大将 マウントバッテン他)
印度に進攻して日独の提携―雄大な戦略をもって企図された世紀の印度攻略もついに失敗!
12 私はレイテ沖で栗田艦隊と戦った(米海軍元帥 W・F・ハルゼイ他)
レイテ海戦で栗田艦隊と死闘を演じた猛牛提督が描くレイテ三大海戦の生々しい描写と記録!
日本側記録
こうすれば勝てた“あ号”作戦(元連合艦隊情報参謀・海軍中佐 中島親孝)
レイテ沖海戦に見る日本艦隊の悲劇(元小沢艦隊参謀長・海軍大佐 大前敏一)
もっとも長かった一日(テイリー・テレグラフ特派員 C・ライアン)
【特別秘録写真物語】鉄壁のフランス西岸の独軍陣地に敢然と上陸するアイゼンパワー元帥○下の連合軍とロン
大空のサムライ<26回>(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
零戦が一機もいなくなった硫黄島飛行場。蜂の巣同然の基地に今日も米空軍の爆撃の雨は降る!
桜と錨<11回>(福永恭助)
英国船を曳航していた日本船の鋼索が突然きれた。かくて佐倉大尉の海中の活躍がはじまった!
落日ようやく迫る太平洋【対日戦記(4)】
13 絞られた対日包囲の鉄環(米軍事評論家 ボールドウィン他)
マニラ陥落、硫黄島、沖縄の玉砕とあいつぐ敗戦に日本本土を救うものは特攻攻撃のみだった!
14 硫黄島・沖縄あいつぐ孤島の玉砕(英陸軍中将 アイケルバーガー他)
硫黄島と沖縄の戦闘はその激しさにおいて、古今絶無であろう。文字通り一吋ずつの戦闘だ!
15 日本本土をめぐる空海陸の死闘(米海軍中将 M・A・ミッチャー他)
沖縄をめぐって展開された神風特攻と大和の出撃―しかしそれすらも日本を救えなかった!
日本側記録
沖縄守備軍は勇敢だったが(元三十二軍参謀・陸軍大佐 八原博通)
これが神風特攻だ!(元台南空先任参謀・海軍大佐 安延多計夫)
苦悶する日本帝国の最後【対日戦記(5)】
16 これが日本本土占領計画の全てだ(米軍事評論家 ボールドウィン他)
二兆ドルを使う日本本土上陸作戦の全貌。だがそれも原爆によって全てに終止符が打たれた!
コラム
対日戦記人物読本
連合軍の対日戦十大失策