雑誌マル 100005915

丸 第13巻第1号-第4号 = 第152号-第155号(昭和35年1月~4月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1960年(昭和35年)1月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/13-1
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本
和書 複写禁止
目次

丸 第13巻1号
東条英機暗殺事件の全貌 1
特集グラビア 太平洋戦争つばさの決戦【空戦の花形写真集】
特集・日本陸軍かく戦えり
(1)壮烈、田村山の玉砕戦(解説元陸軍大将 今村均)
支那事変初頭、群がる敵軍にかこまれて田村山を死守した歩兵26連隊の生残り兵がつづる血風戦記!
(2)鬼哭啾々のインパール地獄街道(元第15師団山砲隊・当時見習士官 志摩辰郎)
炎暑にあえぎつつ死の行動をつづける幽鬼の群のような一列横隊―インパールの練獄のおもい出!
(3)虎将軍フィリピン決戦の告白(元第十四方面軍司令官・陸軍大将 山下奉文)
かって“マレーの虎”とうたわれた猛将山下奉文大将の悲運血涙をのんだフィリピン決戦への回顧録!
(4)第二次大戦最大の隠密撤収(元ガ島守備隊・陸軍少佐 大根田安平)
炎熱と飢餓と砲弾の壁のなかにあって未曾有の撤退作戦命令をうけた一指揮官の血みどろの実戦記!
第2特集 本誌独占特別秘録 東条英機暗殺事件の全貌
日本を滅亡の危機から救わんとした熱血壮士達の策動と一死天皇護持に命をかけた人間東条の断面!
国際軍事時評 フルシチョフ旋風の行方(軍事評論家 中野五郎)
平和の雪どけは観迎するが雪どけはときに洪水をもたらすことも忘れるなとする雪どけ外交の論点!
陸海空 複雑怪奇な搭乗席・潜水艦の先任将校・肉弾僧兵
(5)太平洋戦争最大のバンザイ突撃(海兵隊公刊戦史 スミス)
身に寸鉄をおびず後から後からと死地に殺到するサイパンの悲劇の最終場面。悲愁のバンザイ突撃!
(6)素晴らしかった日本陸軍の戦いを採点すれば(スミス スリム プラトク アイケルバーカー)
火山灰の硫黄島、泥濘のビルマに日本軍と相見えた米英最高指揮官がかたる日本陸軍の指揮と戦法!
(7)燦たり四人の将星(米海兵隊公刊戦史 スミス)
「これこそ真の武人だった」と諸外国の軍事評論家が絶讃を惜しまない四人の将軍の最後をたどる!
(8)精強無比だった日本の陸軍(ボールドウィン スリム アイケルバーカー)
戦闘が絶望的であっても日本の将士は死ぬまで戦いぬいた―米著名評論家による日本陸軍の真随!
(9)残酷線を辿った日本陸軍白書
太平洋戦争で尊い犠牲となった人々の数字は驚異的な残酷線を示して我々に大きな示唆を与える!
「丸」の既刊号を揃えましょう
読者から・編集者から
戦艦大和があたる軍艦クイズ
編集後記
グラビア試写室・渚にて
U-47出撃せよ
日本陸軍の最後
日本陸軍の戦法
関東軍はかく戦った
壮烈!人間地雷
エニウェトクを死守した将兵達
日本陸軍の長所
コラム
顔についてのひとり言
心に今も消えない痕跡
イエスかノーか
お化けの日本機
暴れん坊罷り通る
軍隊の勤務評定
米国艦艇及び軍用機名由来記
風変りな海軍信号
二・二六事件と連合艦隊
あの日あのとき・そのとき私はそこにいた ブキテマ高地の劇的会見
BOOKSTORY・小説家の戦争体験を聞く 硫黄島血戦の背景と菊村到
世界の航空・飛行機アラカルト 日本の次期戦闘機に決ったロッキードF104CJ戦闘機・他
日本の焦点・日本の明日のために 女性の文化時代と男性本来の姿(作家 浜野健三郎)
艦船トピック・艦船よもやま話 駆墜艦の変遷・「春雨」の三代(堀元美)
私は連隊旗をかく守った!(元ニューギニア方面軍旗手陸軍大尉 小野久米二)
太平洋戦争もたけなわのニューギニア戦線で命をかけ名誉をかけてまもりぬいた一連隊旗手の回想!
兵隊のつづり方 密林版ゴロッパ一座繁昌記(元第八十一警備隊付海軍少尉 葛原一嘉)
ジャングルの貝ならぬ“かたつむり”南海の馬五郎一座ならぬゴロッパ一座、またも珍事続出す!
第3特集
特別読物
【翻訳権本誌独占】
米ソもし戦わば(2) ソ連核兵器戦略の舞台裏(米国防総省調査官・陸大講師 レイモンド・L・ガルトフ
安保改定をめぐる論議花やかな昨今、反対論の面々に冷水を浴びせるソ連核戦略の虚々実々の正体!
マンガものがたり のらくろ自叙談 第一六回少尉時代(漫画家 田河水泡)
負傷したメガネを見舞ったのらくろは戦争のからくりを聞かされるが、それよりお銀ちゃんの方が!
グラビア 日本軍艦写真集(1)【霧島・日向・古鷹・鳥海・青葉・大鷹・海鷹・隼鷹・笠置】
映画試写室 U-47出撃せよ・渚にて・血戦奇襲部隊・真珠湾からミズーリ号まで
大休止・小休止 二十五人の犠牲者・「レンジャー」の教訓・ある投書から
二大連載海空戦記
海の男 連載第四回 ヌメアに寄する期待(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉秀暢)
ミッドウェー海戦の悲報は海の男達を一時は落胆させたが交通破壊の朗報に闘魂は燃え上る!
大空のサムライ 撃墜王第二部 押しよせる逆潮(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
叩かれても叩かれても新手を増強する敵空軍の猛攻の前にラエ零戦隊の最後は刻々と近づく!
海軍小説 桜と錨 連載第十一回島流しの巻(2)(福永恭助)
俺も島流しだったとは―熱血漢佐倉一郎中尉の憤怒は火と燃える!そしてひとり胸底に誓うことは!

丸 第13巻2号
零戦 2
特集グラビア
零戦
零戦七態
空母上の零戦
離陸する零戦
編隊飛行中の零戦
勢揃いする零戦
米でテストされた零戦
零戦のライバル
特集
零戦―世界を震憾させたゼロ戦の生涯―
高度四千米に爆発する零戦魂(元戦闘機隊長・海軍少佐 塚本祐造)
どす黒い視界の一角が炎の如く真赤に燃え上って、瞼を焼いた瞬間――零戦決死の不時着機救出行!
二対一故障機零戦敢闘す(元零戦隊分隊士・海軍大尉 三浦新三郎)
私はしめたとばかり思わず舌なめずりをした――得意中の得意、左急直旋回戦法のカーチス撃墜記!
太平洋戦争と零戦の活躍(元海軍零戦隊指揮官・中佐 関義紀)
零戦はいかに活躍したか?太平洋戦争を中心に、その全盛から終焉に至るまでを描く零戦の歴史!
私が設計した零戦の秘密(零戦設計主務 堀越二郎)
支那事変末期から敗戦までを戦った零戦生みの親がはじめて公表する零戦誕生の秘密とその裏面史!
零戦と私とロッキード(防衛庁航空幕僚長・空将 源田実)
時の人源田空将が連合艦隊参謀たりし往時をしのび名機零戦に心からなる讃辞をおくる独自の評価!
米空軍を翻弄した“ZERO” 〔外誌にみる零戦の評判〕
疾風のごとき零戦!その“ZERO”と戦った米空軍のパイロットたちが伝える恐怖の実戦の記録!
日本戦闘機の過去と現在(航空史研究家 中里清三郎)
ゼロ戦によって世界に勇名をとどろかせた日本の新鋭戦闘機の変転きわまりない誕生と最後を描く!
グラビア
日本軍艦写真集(2)
【大和・鳳翔・祥鳳・雲竜・加賀・妙高・三隈・高雄】
あの日あのとき・そのとき私はそこにいた
零戦・その輝やかしい栄光のかげに
BOOK・STORY・小説家の戦争体験を聞く
軍神を描いた「海軍」と岩田豊雄
世界の航空・飛行機アラカルト
日本で誕生したジェット・ヘリコプターほか
日本の焦点・日本の明日のために
ゴー・ストップ事件と勤評闘争(国学院大教授 滝川政次郎)
日本の艦艇・艦船よもやま話
戦艦「長門」と軽巡「酒匂」の最後
国際軍事時評
完全軍縮の次に来たるもの(軍事評論家 久住忠男)
陸海空
白いヒタイ
アメリカの奇妙な話
パイロットの眼
「丸」の既刊号を揃えましょう
読者から編集者から
戦艦大和があたる軍艦クイズ
編集後記
グラビア試写室
ロベレ将軍
流転の王妃
戦雲
零戦の十傑
斜銃を実戦から生む(小園安名中佐)
草分け時代からの実力者(小福田祖中佐)
「宝の持ち腐れ」を憂う(奥宮正武中佐)
“ゼロ”に惚れ切った男(志賀淑雄少佐)
心臓に毛の生えた男(羽切松雄中尉)
人生万事是空戦(坂井三郎中尉)
艦戦カタギの典型(藤田怡与蔵少佐)
日本戦闘機の生きた歴史(相生高秀少佐)
プラスアルファの精神力(源田実中佐)
不時着を覚悟して征け(中島正中佐)
別冊附録 日本軍歌集―全曲楽譜つき―
零戦にもいろいろある各型の識別法と三面図(編集部)
二・二六事件の再評価(映画評論家 小川徹)
二・二六事件を背景にえがいた、映画「貴族の階段」を中心に、事件の歴史的意義を新たに評価する!
ロッキードは果して役に立つか(航空評論家野沢正)
真に日本防空の一役を担いうるか否か、航空界の第一人者が仮面をぬぎすててFXの疑問に肉迫す!
兵隊のつづり方
故郷への道は長かった(元第八十一警備隊付・海軍少尉 葛原一嘉)
日の丸の墓標が建ったあの海!藷めしに明けくれたラバウルの山河!ああ、故郷への道は長かった!
マンガものがたり
のらくろ自叙談第一七回中尉昇進(漫画家 田河水泡)
チンドン、チンピラ、チンコロの三チンを交えた新兵どもを迎えてのらくろ新米中尉も大張り切り!
風雪二十年の記録 昭和動乱史(評論家 中野五郎)
第一回 暗殺の時代
暗殺、反乱、戦争の直線コースを突進し自滅への道をたどった日本――渦中に生きた筆者が描く日本暗黒史!
映画試写室
パイナップル部隊
流転の王妃
宇宙大戦争
戦雲
読者映画評
人間の条件(第三・四部)について
大休止・小休止
生きている?東条さん
五十二名の殉職隊員
モノを考える時代が来た
二大連載海空戦記
海の男 連載第六回長蛇を逸すソロモン海(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉秀暢)
太平洋の不沈空母ガ島に賭けた期待も空し、死中に活をもとめてルンガ沖に死闘が展開する!
大空のサムライ 撃墜王第二部ロッキード対零戦の死闘(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
怨敵「空の要素」に挑む零戦の反航戦法は邀えた敵機をみごと潰滅、だが物量を誇る敵の勢は!
海軍小説
桜と錨 連載第十二回スキー陸戦隊の巻(福永恭助)
雪に閉された大湊に風紀と健康の乱れが続出。だが佐倉中尉の習得したスキーが役立つときがきた!

丸 第13巻3号
ドイツ海軍の最後 3
特集グラビア
ドイツ海軍の最後【写真提供・独海軍司令部・他】
特集
ドイツ海軍の最後
ドイツ人気質とドイツ海軍(元海軍中佐 吉田俊雄)
かつて世界を震憾せしめ今また素晴らしい復興ぶりで驚嘆させるドイツ!そのドイツ人気質とは…
幽霊潜水艦奮戦す(ハラルド・ブッシュ)
快走する魚雷、白い雷跡、一瞬艦内に緊張の数秒が刻まれる。艦長ローゼンバームの胸は高鳴った!
ナチス・ドイツの弔鐘となった戦艦ビスマルクの最後
巨艦ビスマルク出動!だが期待むなしく大西洋に消えた不沈艦。ナチス・ドイツの弔鐘は響き渡る!
グラーフ・シュペーをめぐる黒い真相(第二次大戦史研究家 和田史郎)
ラブラタ河口に自沈した独ポケット戦艦シュペーの奮闘と謎に包まれた艦長自決をめぐる黒い真相!
シャルンホルストついに還らず(戦史研究家小谷到)
通商破壊艦として大西洋上を暴れ廻り、英国海軍をして狂奔せしめたドイツ高速戦艦の活躍と最後!
米英側から見たドイツ海軍の奮闘と末路(評論家 中野五郎)
「敵ながら天晴れ」と米英側に讃えられたドイツ海軍とは!その豪勇極まりない奮闘と末路を描く!
空母のなかったドイツ海軍の苦闘秘史(駐独大使館付武官補佐官豊田隈夫)
大使館付武官として筆者がその眼でとらえた友邦ドイツの海軍が辿った苦闘と悲惨の道を回顧する!
幽霊船“ペンギン”号通商破壊戦秘話(欧州戦史研究家 小金井次郎)
ペンギン号――この愛すべき名称が、実は連合国側の商船にとって怖るべき海獣の名であったとは!
捕虜になった撃沈王クレッチマー(戦史研究家 久保貫一)
史上最大の撃沈トン数記録保持者“大西洋の狼”クレッチマー艦長の虜囚六年の数奇な運命の記録!
連載グラビア
日本軍艦写真集(3)
【陸奥・長門・竜鳳・羽黒・加古】
あの日あのとき・そのとき私はそこにいた
イ一号潜の奮戦と最後を見守った是枝大尉
艦艇トピックス・艦船よもやま話
最近の軍艦はどう変ってきたか
世界の航空・飛行機ア・ラ・カルト
ICBMアトラスの正体ほか
国際軍事時評
米国の海外基地(軍事評論家 服部卓四郎)
陸海空
地上部隊の悩み
海幕の初夢
真珠湾の教訓
「丸」の既刊号を揃えましょう
読者から編集者から
戦艦大和があたる軍艦クイズ
編集後記
グラビア試写室
“橋”<ドイツ・フオノ・フィルム・東和映画提供>
特別レポート
日本の上空を飛ぶソ連機の正体
恐るべき日本上空の脅威、黒い影は何を探っている?戦略偵察か気象観測か、その謎の正体を追う!
ハイライト
ドイツ海軍かく戦えり
重巡ヒッパーの活躍
大西洋に決した独海軍の運命
ナチス海軍再建の失策
開戦時のナチス海軍
ドイツ海軍と空母
ドイツ海軍と海戦
重巡プリンツ・オイゲン
通商破壊艦の奮戦
ドイツ軍艦の最後一覧
ソリッド・モデルの作り方
艦上戦闘機「烈風」
ドイツ海軍の勝機と奮戦の全貎(現西ドイツ海軍長官 フリードリッヒ・ルーゲ・高瀬五郎訳)
第一次大戦の打撃から立ち上り、今次大戦に悲劇的終焉を遂げる迄の、これは独逸海軍小史である!
日本の戦闘機の過去と現在(2)(航空史研究家 中里清三郎)
零戦を頂点にその名を世界に馳せた日本戦闘機の、試作から制式採用にいたるまでの裏面史を描く!
マンガものがたり
のらくろ自叙談 第十八回中尉時代(漫画家 田河水泡)
しまった!おととい来ればお銀ちゃんと結婚できたのに!恋に破れたのらくろは、ただぼう然自失!
風雪二十年の記録 昭和動乱史(評論家 中野五郎)
第二回 反乱への道
緑かおる五月十五日の日曜日。悪魔の足音は日本の将来を妨げんと、ひそかに牙を剥いて忍び寄っていたのだ!
映画試写室
十三階段への道

脱走兵
大虐殺
海賊黒鷹
読者映画評
“パイナップル部隊”をみて(原裕一郎(東京))
大休止・小休止
安保論争のなかの旧軍人
機密保護法未だし
シベリヤの病気
マンモス潜水艦イ四〇一潜の生涯(戦史研究家 坂上弥一郎)
パナマ運河爆砕!世紀の壮挙の秘命をおびてマンモス潜水艦イ四〇一号はウルシー目指し幕進した!
二大連載海空戦記
大空のサムライ 撃墜王第二部史上にのこる不思議な空戦(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
戦局非なる南太平洋で群る敵機群と空戦数十合ひとり気を吐くラエ零戦隊の不思議な大戦果!
海の男 連載第七回補給戦あの手この手(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉秀暢)
ガダル危うし!我を凌ぐ敵を向うに必死の補給作戦は続く。蟻上陸、鼠上陸、もぐら上陸と!
海軍小説
桜と錨 連載第十四回スキー陸戦隊の巻(福永恭助)
スキーは大湊海軍に活を入れた。司令官令嬢との結婚話に惑う佐倉だが、大湊ともお別れだ!

丸 第13巻4号
弩級戦艦大和・武蔵 4
特集グラビア
戦艦日向の出来るまで【写真提供・三菱造船】
特集・弩級戦艦大和・武蔵
大和武蔵はなぜ生れたか(元海軍中将 福留繁)
大和の出現は遅きに失す。戦艦史の最後にして最大の弩級艦が日本に生れ出でた歴史的必然を説く!
大和は戦艦発達の頂点だった(軍事評論家 大浜啓一)
世界強豪戦艦の戦闘力の比較―攻防熾烈を極めた第二次大戦海空戦において命を失った巨艦くらべ!
戦艦大和の艦型をめぐる秘密(元海軍技術大佐 松本喜太郎)
昭和九年十月・軍令部の要請に基づいて造船部設計主任となった筆者が、その艦型決定までを語る!
生残り水兵座談会
巨艦武蔵を朱に染めて(出席者 当時海軍二等兵曹 細谷四郎・当時海軍上等兵曹 佐藤太郎・当時海軍一等水
死線をこえてすでに十六年。ここに一堂に会した戦友らが、共に語り合う凄絶なる追憶のかずかず!
軍艦メモ・日本戦艦の知識
戦艦武蔵はいくらでできたか
武蔵よもやま
武蔵建造日誌抜萃
戦艦大和は現代に生きている(元海軍技術大佐 西島亮二)
大艦巨砲主義の末路といわれつつも大和の造艦技術は、今も尚日本の造船界に大きく貢献している!
私の見た戦艦“大和”の印象(元海軍技術少佐 福井静夫)
二度とふたたびこれだけの戦艦は、いずこの国もいずれの人も造り得ないといわれる大和の再評価!
戦艦大和の設計秘話(元海軍技術中将 福田啓二)
超弩級戦艦大和の生みの親が住時を回顧して微細にわたる設計、建造の秘密事項を初めて発表する!
連載グラビア
日本軍艦写真集(4)【比叡・竜驤・赤城・愛宕・最上・夕張】
日本の焦点・日本の明日のために ソ連首相の大艦巨砲主義
BOOK・STORY・小説家の戦争体験を聞く 「桜島」の背景と梅崎春生
あの日あのとき・そのとき私はそこにいた 自刃した“特攻の父”
艦艇トピックス・艦船よもやま話 順風満帆・義勇和爾丸の活躍
世界の航空・飛行機ア・ラ・カルト 人類による宇宙飛航の限界
国際軍事時評陸・海・空
ナチスの親玉ヒットラーの亡霊(軍事評論家 中野五郎)
ホナミ十二会
戦争は反抗の意気で
小人大歓迎
丸の既刊号を揃えましょう
読者から編集者から
戦艦大和があたる軍艦クスズ
編集後記
ソリッド・モデル教室 「大和」と「隼」の作り方
生残りの手記
長恨武蔵シブヤン海の最後(元海軍二等兵曹 平野敞一)
鬼もなけ!重油のシブヤン海に流れる君が代の斎唱。巨艦武蔵の最後を綴る元乗組員の手記!
生残り士官が見た大和の最後(元海軍中佐 大和砲術長 黒田吉郎)
勇壮四六糎巨砲も存分にその威をふるい得ずして南瞑の海に消えた戦艦大和に捧げる長恨歌!
私の見た特攻大和沈没の瞬間(元大和副砲長 清水芳人)
時恰かも桜花満開の故国を後に勇躍大和は出撃したが…。日本海軍の象徴大和の最後を綴る!
特別レポート
浮かび上るか「大和」「武蔵」
もし大和や、武蔵がその偉容を再現したらのファンの夢に応えて贈る本誌編集部の誌上サルベージ!
日本戦闘機の過去と現在(3)(航空史研究家 中里清三郎)
敗色濃い大戦後期、戦局挽回に唯一の望みを託されて生れ出た日本傑作戦闘機の数奇な生涯を描く!
猛襲九回巨艦大和の末路悲し(ロバート・A・カッター・小野武雄訳)
“大平洋の亡霊”これが米海軍の大和に対する合言葉であった。一きわ敵の心胆を寒からしめたが…!
ローカルセクション 牛島将軍と土佐兵(高知県の巻)(元陸軍中佐 島田勝巳)
マンガものがたり のらくろ自叙談 第十九回中尉時代(漫画家 田河水泡)
黒いリボンの花束もって、中隊長の病気見舞にいったはいいが、そこで聞かされたのが大陰謀事件!
風雪二十年の記録
私の見た昭和動乱史(評論家 中野五郎)
第三回 帝都爆撃を企てた神兵隊事件 軍閥跳梁の導火線となった内乱の悪夢は犬養首相の血を吸って再度燃上
映画試写室
海の恋人たち
太平洋の嵐
ああ特別攻撃隊
大休止・小休止
朝潮対大鵬の一番
新装成った防衛庁
新連載
タンスビル上空の戦雲
積乱雲 第二部(元読売新聞報導班員 吉田一)
ジャスミンの花の香りが鮮烈に漂ようラバウル基地―われわれは一夜の歓に人生の哀しみを歌う!
二大連載海空戦記
大空のサムライ
撃墜王第二部 ガタルカナルの空戦場へ(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
ガダル近海の敵大船団。「戦争は負けだ」と直感した時、突然太陽の中からグラマンの群が!
海の男
連載第八回イ一七六潜艦長として出陣(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉秀暢)
イ一七六潜艦長を命ぜられラバウルへ赴任したが艦は撃破され暗黒の扉が行手に待っていた!
海軍小説
桜と錨
連載第十五回 大戦仲間入りの巻(福永恭助)
蓮沼亀吉と富士登山中第一次大戦勃発、軽巡千曲に乗組んだ佐倉はマドレーヌのいる濠州へ!