雑誌マル 100005913

丸 第12巻第12号 = 第150号(昭和34年11月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1959年(昭和34年)11月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
180p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/12-12
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:日本の空軍艦攻
和書
目次

丸 艦攻 11
日本が買った最後の戦艦(写真提供・福井静夫)
グラビア 横須賀に入港した旧チリー戦艦「アルミランテ・ラトーレ」
魚雷を抱いた飛行機が夢だった頃(元航本研究部員・海軍中将 桑原武雄)
月ロケット、超音速のマンモス時代に一三式艦攻を駆っての長距離飛行、これは夢おおき艦攻昔話!
九七艦攻設計陣の凱歌(元九七艦攻設計主任 中村勝治)
昭和十二年―九七艦攻誕生。この世紀の傑作戦“艦攻”こそ若き人たちの血と頭脳の結晶だった!
日本艦上攻撃機隊戦史(元航空本部員・海軍大佐 永石正孝)
大正元年の誕生から昭和二十年八月の最後まで三十五年にわたる日本艦攻の栄光と悲惨を詳述する!
特集グラビア
日本の艦攻 【三葉翼艦攻から流星まで】
米英側から見た 日本艦攻の実力と評判(航空評論家 中里清三郎)
傑作機の九七式から敗戦まえの天山に至るまで、日本艦攻の実力を米英側はいかに評価していたか!
日本艦攻のライバル トーピード・ボマー物語(航空評論家 木村源三郎)
空母兵力の精鋭「艦攻」とは?第二次大戦を中心に世界の艦攻についてその特性と歴戦の跡を辿る!
大休止小休止
フクメン無用・岩国基地の素顔・戦没学徒をめぐって
第二次大戦と世界の特攻艇(元海軍技術少佐 福井静夫)
第二次大戦当初の甲標的がいかに秀れ、いかに精巧だったか。日独英伊の特攻艇から比較解明する!
兵隊のつづり方 孤島ぐらしは気ままなものよ(元第81警備隊付・海軍少尉 葛原一嘉)
大錦蛇をよきタン白源とばかりにムシヤムシヤ。ドンコ汁作りも堂に入って孤島暮らしも愈々佳境!
マンガものがたり のらくろ自叙談 少尉時代(漫画家 田河水泡)
大手柄で少尉になったのもつかの間、お銀ちゃんの嫁入話に仰天して馳けつけると敵軍の奇襲隊が!
「丸」の既刊号を揃えましよう
コ・ラ・ム・憤死した二航戦
戦艦大和が当る軍艦クイズ(12回)
日本海軍の特潜と回天の戦果
「日本を考える会」への反響
試写室・日本誕生・硫黄島・野火・バリの狐
読者から編集者から・編集後記
グラビア試写室・野火(大岡昇平)
陸海空
ある残留兵士
軍艦買入れ業
艦攻人さまざま
海軍兵学校・江田島の情熱(元海軍軍令部員・海軍中佐 吉田俊雄)
敗戦と共に滅んだ兵学校の伝統!昔日の面影を偲んで限りなき愛惜の情をこめて綴る江田島回想記!
ドイツの息の根をとめた 二大ダム決死爆撃行(軍事史研究家 小谷到)
第二次大戦史を飾るイギリス空軍の冒険。重爆隊によるナチスの大ダム爆撃行を描破した特別読物!
日本海軍艦上攻撃隊血戦秘録
米戦艦アリゾナ轟沈秘話(元飛行実験部主任・海軍中佐 橋口喬)
艦艇攻撃には如何なる技術が有効であるか?水平爆撃の研究から緒戦の戦果を生むまでの実験秘録!
戦運われになし悲劇の天山隊(元二五一飛行隊長・海軍大尉 肥田真幸)
哨戒飛行で米機と交すバンクの挨拶、運命の「あ」号作戦を前に魔の六十度線上の一瞬のユーモア!
奇蹟の艦攻爆撃隊二つの挿話(元翔鶴艦攻隊・海軍中尉 大久保忠平)
大洋に逝った若き生命、大胆不敵な報道班員、暁のハワイ急襲など艦攻生き残りが綴る血涙敢闘篇!
日本雷撃隊奮迅録(元第五雷撃隊・海軍少尉 鈴木四郎)
かって全洋を圧したのも夢―いまや赤城、加賀なく続く母艦も失った艦攻奮迅の戦いに落陽迫る!
特集グラビア
米英の艦上攻撃機【その誕生から戦後の艦攻まで】
国際軍事時評
月ロケットと国際情勢(軍事評論家 久住忠男)
ソ連の月ロケットは成功したが、その裏にかくされた意図をさぐって今後の国際情勢を解く新企画!
日本に来た米艦攻アヴエンジヤー【自衛隊の艦攻】
月世界にロケットが射ち出されたという時代にこれはまた悠長な、米軍はらい下げの老朽艦攻物語!
二大連載海空戦記
海の男
連載第二回 米本土の西岸で大暴れ(元伊41潜艦長・海軍少佐 板倉秀暢)
真珠湾口近くに究如浮上、敵艦を欺むく放れ業を演じて運命のミッドウエー島に突進する!
大空のサムライ
撃墜王第二部 スタンレー山脈上空の邀撃戦(生り残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
しまった!私は操縦席で地団駄踏み唇を噛んだが、鴨番機はすでに炎におおわれている!
海軍小説
桜と錨
連載第九回
戦艦三河の巻(2)(福永恭助)
懲役行きに仰天した野呂は途方もないことを考えた。死んでやれ―幽鬼の影が火薬庫に!