雑誌マル 100005911

丸 第12巻第9号 = 第147号(昭和34年8月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1959年(昭和34年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
180p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/12-9
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:特集・終戦前後の日本の秘密
和書
目次

丸 米ソ戦わば 8
歴史画報 実録・東京裁判【かくて記録はつくられたり】
日本軍用機の評判
重爆篇
軽爆だった日本の重爆(航空評論家 木村源三郎)
日本重爆機の評判は?性能・装備・爆弾搭載量…Etcと専門分野からあます所なく解剖分析する!
米本土爆撃機「富岳」の正体(航空評論家 中里清三郎)
成層圏を飛び、米本土を爆撃して帰投できるという日本の夢“マンモス機、富岳”の正体を捉える!
自衛隊に物申す
一部の白眼視を恐れるな(政治評論家 滝川政次郎)
組織の末端に意を注げ(作家 土師清二)
おたがいに勇気をもて(作家石野径一郎)
対局者よ方針を誤まるな(棋士八段 原田康夫)
新しい日本古い日本
三笠対宝船・忠魂碑あわれ・英語にツヨイ
特集・終戦前後の日本の秘密
徹底抗戦を叫んだ 厚木空残留将校の告白(元厚木海空基地整備長・少佐 吉野実)
血気にはやる若い将兵たちを説得して、徹底抗戦の厚木基地の混乱を未然に防いだ一将校の終戦秘話!
万朶の桜と軍国日本の最後(軍事史研究家 箕輪浩明)
絞首刑を宣告され静かにかえらぬ客となった人たち―果して十三階段は平和への第一歩たり得たか!
戦後映画の出発点への疑い(映画評論家 小川徹)
反戦とはなにか、戦争否定とはなにか、幸福すぎる日本の「戦後映画」に鋭どくメスをふるう好評論!
一〇〇万人の現代史
連載7
バルチザンの 惨虐と近代日本の汚点(軍事史研究家 進藤政治)
剥がれた爪で壁に刻むボルセビイキの惨虐無残―居留民保護の名分下、シベリア出兵に至ったが?
航空画報 日本の重爆【「九三重」から「連山」まで】
日本の防空とグラマン
日本を考える会を作りましょう
原稿募集
編集後記
読者通信
逸話
サイパンの女狙撃兵・戦友の骨を挽いて出撃・婦人部隊を救った少佐
日・本・人
第三説
案内図なしに歩けぬ人たち(元海軍中佐 吉田俊雄)
戦争にガイドはいないのに―規格と定義のなかでしか自分を決定できなかった“日本軍”の悲劇!
兵隊の綴り方 南海イカモノ漁食譚(元第八十一警備隊付・海軍少尉 葛原一嘉)
ガマ・メダカそして蝙蝠、動くものなら何でも食える―貧欲極まりないラバウル基地の食物談義!
特別読物 大戦を彩る喜劇と悲劇(軍事史研究家 小谷到)
潜水艦を盗んだ男。死神に憑かれたUボート。シャンペン爆弾とスリラーじみたエピソードの数々!
のらくろ自叙談(特務曹長時代)(慢画家 田河水泡)
戦争を煽動する者は誰だ!戦争でトクをする者は誰だ!風雲はらむ猛犬連隊にのらくろ特曹誕生す!
翻訳権独占 米ソもし戦わば・ソ連核戦略の正体(米国防総省調査官 レイモンド・ガルトフ・評論家 中野五
互いに相手を仆すために、ビンの中の二匹のサソリは核兵器という毒牙を磨くことに狂奔している!
特集画報 グラマン航空機30年史
零戦のライバル
煙と消えた“海底軍艦”真相始末記【特別レポート】
沈座した三笠、消息不明となった畝傍、爆沈の陸具、世界に相次いで起った軍艦失踪事件の真相は?
軍艦随想・艦艇名おぼえ書(元海軍技術少佐 福井静夫)
明治から昭和、否徳川期から太平洋戦争終結まで、ひたすら国防に従事した数多の軍艦々名由来記!
大座談会 日本の空はいかに防衛すべきか【次期戦を斬る】
出席者
(空幕防衛部長 島田航一・朝日新聞記者 木村登・航空評論家 野沢正・評論家 久住忠男)
解説
三笠の話
大休止・小休止
両方買ったらある自衛隊員の発言
試写室 昨日の敵他
撃墜王第二部大空のサムライ(生き残り撃墜王・元海軍中尉 坂井三郎)
スピッド・ファイアー初見参の坂井機の一隊がモレスビー上空に凱歌を挙ぐ“零戦”華かなりし頃!
二大連載小説
兵隊三国志 第七話閻魔よなぜ泣くか(棟田博)
あの日のあの娘に俺は照準しとるんや、カツペイ班長の恋患い。兵営の夕空にかなでる一曲!
桜と錨 遠洋航海の巻2(福永恭助)
五千石か、はたまた君を選ぶか。講道館三段の心にほのかな香りもて忍び入るマドモアゼル!