雑誌マル 100005907

丸 第12巻第5号 = 第143号(昭和34年4月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1959年(昭和34年)4月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
178p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/12-5
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:特集日本空軍の最後
和書
目次

丸 日本空軍の最後 4月特大号
グラビア
アメリカの提供による日本軍用機写真集
零戦 月光 腫馗 疾風飛燕 雷電 紫電 屠竜 百式司偵 剣 ク・8
輸送グライダー 天雷 慧星 連山 日本最初のジェット・エンジン 桜花
特集大空の決戦【空中戦の実況を捉えた記録写真集】
日本空軍の最後
1 敗戦を早めた航空諸作戦の過失(元第十三飛行師団長・陸軍中将 吉田喜八郎)
打棄りもついにきかなかった―米戦略空軍の物量に押しまくられた日本航空作戦の誤算のすべて!
2 日本海軍戦闘機隊の最後(元海軍中佐 野村了介)
大正十二年に誕生いらい命数じつに二十余年、多くの困難と障害を克服して太平洋に消え去るまで!
3 一式陸攻主任設計者の思い出(新三菱重工技術部次長 本庄季郎)
群なす敵戦闘機の傘をくぐり激しい弾幕を越えて最も熾烈な戦いを戦った一式陸攻誕生の裏ばなし!
4 日本陸軍戦闘機隊の最後(元明野飛行部隊長・陸軍大佐 松村黄次郎)
米戦略爆撃調査団の報告書をもとに日本陸軍航空隊統帥部の誤算と迷妄による壊滅の遠因をえぐる!
5 陸軍航空機はかく生産された(元陸軍技術少佐 熊倉茂)
迫りくる破局を前に、あらゆる悪条件の下で対米比率の増加に苦心した航空工業界の内幕をのぞく!
6 日本海軍航空隊の二大敗因(戦史研究家 間宮健太郎)
マレー沖、ミッドウエー、トラック島海空戦の戦訓に日本海軍航空隊の二つの大きな敗因をさぐる!
▼軍艦随想第六回▲
世界の海軍艦艇船首飾りの話(元海軍技術少佐 福井静夫)
それぞれのお国柄を示す船首飾りの中でも菊花御紋章は我海軍の誇りのみならず船体美学の傑作だ!
▼軍艦物語最終回▲
戦艦大和と日本海軍の終焉(元海軍中佐 吉田俊雄)
全海軍の輿望むなしくその真価を発揮することなく坊岬沖に消え去った巨大戦艦大和の悲運の生涯!
従軍記者の今昔【新しい日本古い日本】
やまとだましいと血税の起源【解説】
軍艦クイズ・第五回
のらくろ自叙談〔連載第七回〕(漫画家 田河水泡)
勇猛果敢の猛犬軍、智略縦横の山猿軍が激突した黄金山戦線に平和の日が到来した。終戦そして復員!
中共軍は果して強いか(朝日新聞記者 木村登)
あっという間に支那大陸を席捲し世界の列強に伍した中共軍の兵力を豊富な資料をもとに解剖する!
天皇家の六〇年百万人の現代史(3)(進藤政治)
四月は天皇家にほほえむ―これは起伏多い近代日本史の中心を歩んできた千代田城六〇年の秘話!
【撃墜王・第二部】―新連載空戦記録【第一回】
大空のサムライ・零戦隊ラバウルへ(元台南空戦闘機塔乗員・海軍中尉 坂井三郎)
第一段作戦を終えたわが零戦隊はラバウルへ進出すると同時に連日スタンレー山脈を越えて大活躍!
五カ月の行脚が終った日〔積乱雲第一部最終回〕(元海軍報道班員・現読売新聞普及部次長 吉田一)
船尾に立った私たちを二つのカメラが追った。島に残る二人の姿が俊寛に似ていてたまらなかった!
陸・海・空
逸話航空偵察の花・戦艦大和の使命・姫百合部隊の散華
カラーセクション
回想の戦線
タイ国境に戦火は燃えて(草野義男)
ニュースフラッシュ 飛脚外交からフルブライト時代へ
日本診断 大日本合衆国
軍隊用語選<軍隊事始め>
今月の図書
「大義の末」(城山三郎)「落城二本松」(安藤信)
「泥と血の中」(赤尾純蔵)「これでよいのか」(辻正信)
映画試写室
鉄条網 激 怒 七つの雷鳴 戦場の撫子花
コラム
満期操典
副官
飛行機と牛
オレは11番
25歳の少佐殿
米太平洋戦略空軍の戦跡をたどる
神風特別攻撃隊かく戦えり〔連載第十三回〕(元台南空先任参謀・海軍大佐 安延多計夫)
戦線は慶良間へ!悲しくも雄々しい“逃げない飛行機”の異名をとった特攻機対米駆逐艦の死闘絵図!
二大連載小説
読切連載 兵隊三国志(棟田博)
ビンタに明暮れる初年兵生活にあって亀喇叭モサクレとヘナチョコ初年兵の心温まる友情はつづく!
連載第三回 桜と錨(福永恭助)
ヘッポコ少尉が後任の夜、猛烈な暴風雨がやって来た。小波の運命をにぎる佐倉の懸命な指揮統卒!
読者から編集者から
編集後記