雑誌マル 100005906

丸 第12巻第4号 = 第142号(昭和34年3月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1959年(昭和34年)3月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
178p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/12-4
保管場所
閉架雑誌
内容注記
内容:特集・戦車隊戦史
和書
目次

丸 戦車隊戦史 3月特大号
日本戦車史20年の思い出(元第四技術研究所長・陸軍中将 原乙未生)
日本の戦車誕生に力あった筆者がその後20年の研究開発の歴史とその赫々たる戦車戦史を要約する!
戦車に生きた半生の回想(元戦車第一師団長・陸軍中将 細見惟雄)
日本戦車隊の誕生から終焉迄、人生の全てをそれにかけてきた筆者のこれは郷愁にも似た追憶の記!
中西戦車隊上海を席捲す(第十五師団捜索隊戦車隊長・少佐 中西功)
勇名高き中西戦車隊は上海南京間を制圧すべくそのキャタビラの下果敢な蹂躙戦を展開完勝を得る!
太平洋戦争戦車戦記
マレー鉄獅子部隊猛襲記(元島田戦車隊長・陸軍少佐 島田豊作)
戦車隊長としてマレーに死闘した筆者がその完全な勝利と戦友の無惨な玉砕を描く血涙の手記!
北ビルマ(雲南)戦車戦記(元捜索第五十六連隊軽戦車小隊長・大尉 村野新一)
終戦間際インパール戦捷の余勢をかって出現した敵戦車をビルマルートで迎え撃つ対戦車戦闘!
比島戦車第六連隊血戦譜(元戦車第六連隊長代理・陸軍少佐 高橋久一)
任務は果した。いざ復帰!だが隊は敵の重包囲下にあった。決然として、敵陣突破に向ったが
比島に戦う二戦車師団【園田・重見師団】
炎熱燃える比島の密林に、歩兵を助けて勇戦した二戦車師団。その奮戦模様と悲壮な最後を綴る!
人類と戦車
海・空・陸
壮烈!西住戦車隊長の足跡
弾丸雨飛の車外におどり出てクリークの水深調査を敢行、無残敵弾に倒れた西住隊長の足跡を辿る!
グラビア―【日本と世界列強の戦車特集】―
精鋭日本の戦車【八九式、九四式軽装甲車・九七式戦車他】
戦う日本の戦車【中国大陸・比島・マレーに戦うその威容】
日本戦車のライバル【列強の誇る代表的戦車集】
ノモンハン戦車戦の真相(当時関東軍参謀・元陸軍大佐 野口亀之助)
ホロンバイルの大草原に、沛然たる雷雨をついてはたされた夜襲戦車戦。その勝負の真相やいかに!
戦車の今昔(元戦車第四師団中隊長・陸軍大尉宮田季之)
ソンムの戦いに始めて出現した英国戦車から戦後の原子力戦車に至る迄の戦車の発達と用法を説く!
コラム
日本人は時間を守る
何しろ足が十二文
KDとD
馬公方と石発弾
「ミソ」で負ける
赤と黒
陸の花形・機甲師団
軍艦クイズ・第四回
偶発戦争の危懼(朝日新聞記者 木村登)
様々な偶然の徒らが時として人間根絶の発端にならぬと誰が断言できようか!その危険性を探る!
ディエップ上陸作戦の惨禍〔トルー・ワー特約〕(レアド・トラヴィス)
作戦が漏洩していたとは夢にも知らず勇躍敵前上陸した連合軍は、完膚なきまでに叩きのめされた!
のらくろ自叙談〔連載第六回〕(漫画家 田河水泡)
伍長に任官したのらくろは、新参兵の訓育、山猿部隊遠征、おまけに女犬の千人針と珍騒動の続出だ!
カラーセクション
回想の戦線
ブーゲンビル空の死斗
(ランフィヤー)
病院船爆沈す
(木村了三)
細菌戦の使徒
(駒原邦一郎)
もう一度戦争責任論を(日本診断)
微笑外交から哄笑外交へ(ニュース・フラッシュ)
軍隊用語選(内務班・員数)
今月の図書
「火の如く風の如く」
(鹿地切亘)
「印度洋にかかる虹」
(国塚一乗・他)
映画試写室
女間諜の挑戦
反逆・旅
熱砂の風雲児・
自由の大地他
東条英機のカガミ無用論
陸・海・空・三人の勇将
神風特別攻撃隊かく戦えり<連載>(元台南航空隊先任参謀・海軍大佐 安延多計夫)
特攻大和の悲惨な最期ののちも、わが海陸軍特攻隊は続き、泊地ケラマ沖は損傷艦の墓場となった!
忘るな、一日おくれなば〔兵科物語第五回〕(元上海陸軍報道部長・陸軍中佐 島田勝己)
馬鹿にされ、虐待されながら、しかし軍隊にとって絶対不可欠の存在、それが輜重兵なのであった!
世界巨大艦船の話(二)〔軍艦随想第五回〕(元海軍技術少佐 福井静夫)
実際に設計された世界最大の巨艦12万トンの独H44を大和と比較しつつのびるその要目と設計経過!
敷設艦津軽の生涯〔軍艦物語第二一回〕(元海軍々令部々員・海軍中佐 吉田俊雄)
その異様な姿態を駆ってかずかずの攻略戦に勇名を馳せ、遂にモロタイ水道に沈んだ津軽の一代記!
この戦友の最後を知らないか【遺族の方々へ】
二大連載小説
読切連載 兵隊三国志(棟田博)
亀さんラッパはモサとなったが、戦友となったヘナチョコ初年兵は世にいうシスターボーイだった!
連載第二回 桜と錨(福永恭助)
ヘッポコ少尉佐倉がたまたま小波の留守を仰せつかった日、恐ろしい台湾坊主が猛然と襲ってきた!
読者から編集者から
編集後記