雑誌レキシ コウロン 100005868

歴史公論 第3巻第10号 = 第24号(昭和9年10月)

サブタイトル
日本陸軍史
著者名
出版者
雄山閣
出版年月
1934年(昭和9年)10月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
384p
NDC(分類)
210
請求記号
210/R25/3-10
保管場所
閉架雑誌
内容注記
折り込図1枚
和書
目次

日本陸戰法史一鳥瞰(佐藤堅司)
 弓箭本位時位の戰法
 弓刀併用時代の戰法
 刀鎗併用時代の戰法
 小銃本位時代の戰法
 銃砲本位時代の戰法

合戰篇
上代の陸軍史(井上一次)
 神代の武力使用
 神武天皇の東遷
 日本武尊の熊襲征伐
 神功皇后の三韓征伐
 武臣の没落
 兵制改革
 武士、僧兵の出現
 武門政治の端緒
元寇の陸戰(竹内栄喜)
 日元の情勢
 文永弘安兩役の梗槪
 文永役の陸戰
 弘安役の陸戰
楠公の戰史に就て(林彌三吉)
 下赤坂城の戰
 金剛山に築城す
 渡邊橋の戰
 義貞竹の上に壊滅
 宇治よりの退却行車
 大津附近の戰
 楠公全軍を統帥す
 欺し、泣き男
 芥川の遭遇戰
 越水の遭遇戰
 湊川の義戰
戦國時代の陸戰史(伊藤政之助)
 川越、巌島、桶狭間の戦
 川中島の戦
 姉川、三方ケ原、長篠の戦
 山崎、賤ケ嶽の戦
 小牧、小田原の戦
関ヶ原會戰史(陸軍省新聞班・松井眞二)
戰国時代代表の戰史
 二大勢力の衝突
 關ヶ原に集る東西兩軍
 雨か風か兩郡の對峙
 天下分け目の戰始まる
 西軍一販地に塗る
 天下の形勢定まる
明治卅七八年役の陸戰を語る(陸軍大將樞密院顧問官・鈴木荘六)
 三十年前の非常時局
 日露戰役の遠因
 国交斷絶す
 世界の耳目に映つた日本
 連戰連勝
 遼陽の戰
 露軍惓土重来す
 沙河の對陣
 奉天の激戰
 戰後工作の窮乏
 戰販國ロシアの其の後

國史に現はれたる日本女子の軍事的活動(鳥羽節子)
中世僧侶の武力化(皆川剛六)
三藩の御親兵と廢藩置縣(松下芳男)

口繪
アミ版
 德丸原演武の圖
 江川太郎左衛門反射爐
 調練早合點
 対抗運動大訓練の圖
 陸軍初期の油繪
 明治天皇閲兵の跡
 最古の軍旗
 西南役
 壯年の村田將軍
 日本唯一のナポレオン砲
 小銃の變遷
 日淸役廣島大本營
 日淸役平壌總攻撃
 日露役凱旋觀兵式
 常勝七將軍
 大山元帥の戰場日記
オフセツト 現代皇軍の展望
 伝書鳩の訓練
 敵前距離測定
 機關銃隊進撃
 戰車出動準備
 高射砲
 實彈射撃
 探照燈
 大空中聽音機
 四種の銃
 愛國飛行機
 空中標識の警備
 阻塞氣球
 野砲の攻撃
 彈痕を止めた鐵兜
 軍用犬の活躍
 裝甲自動車
 裝甲列車

軍制の沿革(橋本實)
上代兵制の變遷
 上代兵制の變遷過程
 軍團制の成立
 兵制弛癈の因由
 兵權の私的化
 地方豪族の表面的進出
 検非違使の出現
 社會秩序の紊亂(一般國民の武裝化)
 武家集團成立の普遍的様式
 平氏東國開拓の主因
 上代の主従關係
 朝廷、公家の武力利用
中世の兵制槪要
 鎌倉時代の兵制
 侍所
 守護、探題、奉公、地頭
 軍隊の構成要素
 軍隊の平時編制
 兵役の義務
 鎌倉武士の生活
 幕府の戰時編制

城廓の變遷(文學博士・大類伸)
 城廓變遷の時代區劃
 大化以前
 大化改新より平安期末まで
 平氏時代より鎌倉時代末まで
 南北朝より室町時代末まで
 安土桃山時代より江戸時代初期まで
 江戸時代中期
 幕末以降
本邦城廓の種類及び構(鳥羽正雄)
 大化以前
 大化改新―平安時代中期
 平安時代末期―鎌倉時代
 建武中興―室町時代
 安土時代―江戸時代初期
 江戸時代末期―藩籍奉還

名將逸話集
佛式傳習口説節(舘山一)
勳章物語(金子空軒)
話題の陸軍史(松下芳男)
武士道と軍隊敎育(岡田銘太郎)
鎧兜の御話(明珍・藤原宗美)
帝國陸軍航空沿革の槪要(陸軍大將軍事參議官・渡邊錠太郎)
 創始時代
 研究會時代
 第一期擴充時代
 第二期擴充時代
 満州事変以降

弓道の發達及その戰跡(村井五郎)
槍・薙鎌・薙刀(山田準次郎)
日本刀の變遷(岩崎航介)
鉄砲の沿革(山縣保二郎)

歷史關係新刊・論文要目
編輯後記