世界知識 増刊(昭和7年4月)
米国の極東政策(関根郡平)
米支貿易の端緒
ペリーの日本来航
管制線の計画
太平洋への進出
東洋発展の基礎
列国の勢力
列国の対満政策
米国の海軍政策
米支貿易の現状
我国の立場
米国の太平洋侵略史(今井登志喜)
米国と太平洋
米国の太平洋岸獲得
アラスカの購買及びサモアの分割
ハワイの併合
フィリッピン及びグアムの占領
パナマ運河の開鑿
米国のアジヤ大陸進出
米国進か日本の退くか(稲原勝治)
帝国主義
琉球を占領すべし
米国の外交方程式
日本を眼の讐に
日本を追出さんとす
手を替へて
インチキ借款団
米国スコーアす
日英同盟の密葬
東亜進出の一里塚
狙ひどころは滿洲
米国登壇す
自衛行動を認めず
米国を一蹴す
米国更に逆襲す
経済封鎖で脅かす
結語
米国の対支政策と日米戦争の可能性(町田梓樓)
世界注目の的
今がやり時か?
如何なる場合に戦ふか
滿洲事件とその可能性
上海事件とその可能性
南支占領の場合は?
滿洲はわが生命線
国策遂行のため
日本の絶対的要件
日露関係と戦争
民族生存権の発動
滿洲に対する補導国
米国の極東政策
米国果して戦ふか
米国の支那進出運動とその将来(高木陸郎)
米国の対支進出
満洲への発展と対日関係
ハリマンの満鉄買収計画
満洲銀行設立計画
中部支那方面への米国の飛躍
大戦中の対支投資
新四国借款団と米国
壽府会議における米国
支那門戸開放決議案
米国最新の対支投資
未実現の借款
対支投資による米国の権益
米国対支貿易の発展
油断ならぬ米国対支政策
米国の支那進出と日米関係
前進根拠地としての米国太平洋領土(関根郡平)
はしがき
ハワイ群島
地理的概説
ハワイの沿革
米国注目す
併合條約締結
王朝廃滅、併合実現
軍事的施設
フィリッピン群島
地理的概要
沿革
その軍事的施設
アラスカとアリューシャン群島
地理的概説
沿革
軍事的施設
グアム島とサモア島
グアム島
米領サモア島
米国海軍の現勢(柴田善治郎)
米国の大海軍熱昂まる
米国海軍の太平洋進出
日米海軍力の比較
米国の主力艦
十年計画建造案
航空拡張政策
実質上の米海軍
米国与論の要点
米国陸軍の現勢(井上一次)
大戦後の軍備
現在の軍備
正規軍、護国軍、予備軍
その平時兵力
その戦時兵力
一般将校の素質向上
装備の改善と技術部隊の増設
空軍の拡張
仮想敵国は何所か
日米問題と日本
開戦と米国陸軍
結論
米国航空の発達の現状(加藤尚雄)
米国航空発達の概要
国防組織問題
海陸軍航空五箇年計画
海陸軍航空隊配備概要
将来の拡張予想
米国民間航空について
米国の産業動員計画(松永月三)
その起源
平時機関の組織
調辨計画の概要
工場調査
民需品工場
産業動員教育
結論
米国の富力とその世界的勢力(森田久)
米国の世界支配と弗の偉力
世界の原料支配
米国の面積と人口
米国の天産と原料消費力
近代的工業化の条件
資源開発と外資輸入
世界無比の繁栄へ
生産力進展の跡
国富四千五百億弗
日米富力の比較
弗の世界支配とその武器
民間の対外私的債権
対欧民間貸付けの増加
外国の株式投資と直接企業
米国の対欧戦債
世界保有金の四割
結論-米国の悩み
戦略上より見たる米国の対日作戦(望洋樓主人)
はしがき
経済封鎖の正体
通商破壊戦とは何か
準備整はざれば進攻作戦はできぬ
若し戦はヾ日米何れが勝つか(匣瑳胤次)
日米の関係
日米戦の波紋
日米戦争の結果
米国の戦策
海戦の時期
戦略地点の観察
日米両国の戦略地点
結論
米国における排日の動き(大山卯次郎)
その概説
日本人の入国問題
加州における学童問題
日本軽蔑も甚だし
移民法改正問題の将来
在米日本人の待遇問題
すでに第二世の時代
米国市民としての日本人問題
心細い二世の将来
在米日本人(赤松祐之)
晩鐘
第二世問題
排日状況
農業
セロリ
花作り
メロンと果実
青物市場
漁業
送金
米国における最近の対日輿論(金子二郎)
米国日本を解せず
輿論の国アメリカ
両極を行く二議論
徹底的な認識の不足
嬌慢な米国第一主義
自己の力を過信する米国
日米関係の前途(大山卯次郎)
正鵠を得ない米国の態度
東亜を正視せよ
米国は起つまい
経済封鎖説
経済絶交反対運動
経済封鎖説と大統領
困るは日米両国
米国軍艦・空軍グラフ