雑誌レキシ ト ジンブツ 100005706

歴史と人物 第11年第10号 = 第123号(昭和56年9月)

サブタイトル
実録・太平洋戦争
著者名
出版者
中央公論社
出版年月
1981年(昭和56年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
402p
NDC(分類)
210
請求記号
210/R25/11-10
保管場所
閉架雑誌
内容注記
増刊
和書
目次

増刊 歴史と人物 第十一年 第十号
実録・太平洋戦争
太平洋戦争通説の問題点(野村実)
「ハワイ作戦の是非」「栗田艦隊がレイテ湾に突入すれば」「日ソ中立条約の侵犯」など、数多くの論議のある
海軍航空参謀の回想ハワイへの道程(吉岡忠一)
戦艦は無用と考えた航空関係者は血の滲むような努力を重ねて道を拓いた
山本五十六遭難事件もう一つの捜索記録(春山和典)
その遺体発見者の一人、安部氏の記録を中心に、遭難現場状況を究明する
参謀座談会 再検討ガダルカナル(小沼治夫・杉田一次・瀬島竜三・司会 秦郁彦)
太平洋戦争での日本軍の戦闘を象徴するこの戦いを中央・現地の参謀たちはどう見、どう判断したのか
追想軍令部伝統の作戦計画(松田千秋)
地図を軽視した参謀本部作戦課(岡田芳政)
オリンピック馬術の王者バロン西の生涯(結束信二)
ロスアンゼルス大会馬術大障害の優勝者・男爵西竹一は、戦車聯隊長として硫黄島で玉砕した。その不羈奔放の
証言戦艦「扶桑」の最期(小川英雄・加藤康雄)
深夜のスリがオ海峡で、「扶桑」は斜めに艦尾を上げ、海中に姿を没した
インパール作戦「烈」師団長の精神鑑定(山下実六)
抗命事件を惹起した佐藤幸徳中将は、筆者の精神鑑定に、いかに答えたか
秘史横浜港ドイツ仮装巡洋艦爆発事件
昭和十七年十一月三十日に起きた大惨事は、きびしい報道管制が敷かれ・真相はいままで眠りつづけた(原勝洋
<グラビア>
最後の陸軍大臣・阿南惟幾の生涯
真珠湾燃ゆ
予備学生の遺稿創造の人生観について(打保潔)
故海軍大尉打保潔の思い出(鶴田光雄)
応募手記私の戦記
補充兵三人の自殺(堀江利重)
英空軍無名戦士の墓(武富登巳男)
地獄で仏に会う(清水瑞一郎)
関特演下のソ満国境(白石義男)
南太平洋漂流記(木村了三)
忘られぬ汽笛(高橋与一)
生きていた喜び(吉野三郎)
樋口孝大尉を想う(渡辺要)
日中不戦のために田中陸軍少尉の偉功(森松俊夫)
ノモンハン事件井置中佐の自決(扇広)
乗艦「大和」の死闘―比島沖海戦と特攻出撃(石田恒夫)
二度の熾烈な戦を経験した筆者のつづる、戦場の実相と「大和」への鎮魂
奇蹟の哨戒艇一〇二号の奮戦(吉見友嘉)
病院船橘丸の運命(尾崎哲夫)
シベリアに日本人ありハバロフスク事件の真相(土門周平)
高圧的な収容所当局の仕打ちに激昂した七六九名の“無低抗の低抗”の記録
大投手沢村栄治の戦歴(池井優)
野球界に不滅の足跡を残した大投手は三度戦場に赴き、不帰の人となった
中国戦線員数戦記(本郷大輔)
兵隊生活に員数は絶対だった。激しい弾雨の下でも員数はついてまわった
辻政信という男(南条範夫)
三度、辻政信と出会った筆者が描く“作戦の神様”といわれた男の人間性
海軍大将七十七人の経歴(鎌田芳朗)
米軍公開資料日本軍捕慮は何を告げたか(構成 堀江芳孝)