雑誌トクシュウ ブンゲイ シュンジュウ 100005687

特集文芸春秋(昭和30年12月)

サブタイトル
日本陸海軍の総決算
著者名
出版者
文芸春秋新社
出版年月
1955年(昭和30年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
244p
NDC(分類)
051
請求記号
051/To43/1955-12
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

特集文藝春秋 昭和30年12月
表紙(直木久蓉)
目次絵(樺島勝一)
カット(生澤朗)
この若い顔はどこへ行ったか(カメラ 真継不二夫)
陸軍作戦の全貌(岡村誠之)
ブキテマ高地の死の壁(奇襲上陸後、マレー半島を席惓した牟田口兵団の勇戦を司令官中将が執筆す!!)(牟
悲運ガダルカナルの撤退(第十七方面軍司令官今村大将がガダルカナル戦闘と山本五十六の戦士を描く!!)(
上海料亭焼打事件(戦争惨烈の折に高級将校は春館で女と戯る!!焼打ちの真相を筆者始めて公開!!)(辻政
影佐機関秘録(重慶脱出の汪精衛を迎え新政府樹立秘録を影佐機関責任者の遺稿を得て発表!!)(影佐禎昭)
印度志士・ボースの最期(岩畔機関の責任者が獨逸からチャンドラボースを迎え、その死まで秘録執筆!!)(
ニューギニアに割腹す(ジャングルの死闘の果てに十八軍将兵にわびて腹一文字に切る司令官の最期!!)(田
地獄戦線の日本兵(山下兵団振武集団参謀長が描く軍紀頽廃と人肉を喰う恐怖の記録始めて発表!!)(角建之
捕われのマレーの虎(関東軍より着任早々にして米軍上陸を受けたマレーの虎山下奉文を副官執筆!!)(宇都
ビルマ戦線・敵中突破(方面軍事司令部がラングーン放棄後、血刃さげて敵中撹乱の櫻井兵団の脱出行!!)(
沖縄七萬の肉弾戦(砲弾と爆弾の沖縄で牛島中将以下の悲痛なる戦死を描くは奇跡的生還の参謀!!)(八原博
無敵関東軍の潰滅(ソ連新京に達す!!軍司令官山田乙三大将等の捕われの真相を報道班長が執筆!!)(長谷
南方総軍寺内元帥の死((総参謀長たる沼田中将が降服の状況と捕われの寺内元帥の最後を痛切に語る!!)(
支那派遣軍の降服(総司令官岡村寧次大将以下粛然として解体秘録を総参謀長今井中将が執筆す!!)(今井武
長老・杉山元帥夫妻の自刃(伝統ある陸軍敗るるの日に所を別にして同時刻に自刃の夫妻を副官が執筆す!!)
憲兵隊・終戦始末記(終戦時、本土抗戦を主張して行動せんとした叛乱分子の鎮壓を憲兵大佐執筆!!)(塚本
本土決戦の構想-将軍座談会(大将 河邊正三、中将 若松只一、中将 有末精三、参謀大佐 西浦進、中将
鉄と肉の戦闘(米軍写真班)
太平洋殲滅戦争(富岡定俊)
長蛇を逸した三大海戦(アッツ沖海戦、ジャバ沖海戦、ソロモン夜襲の無念を描くは連合艦隊の参謀!!)(千
悪夢のソロモン島(上海陸戦隊以来英雄的戦闘の歴史は艦隊全滅と共にハリツケ兵団と化し去る!!)(今井秋
翼なきラバウル(飛行機はなく輸送船なきラバウル!!その悲劇的戦闘を描くは司令官草鹿中将!!)(草鹿任
運命の硫黄島諜報戦(硫黄島進攻作戦を知りつつ対応策なき日本海軍の無念を描くは通信暗号少佐!!)(徳永
サイパン殴り込み作戦(玉砕の島サイパンへの復讐を誓って決死の陸戦隊秘録を当時の指揮官が公開!!)(山
神風特攻隊の戦果発表(米軍の恐怖の的たる特攻機の戦果はどの位か?参謀中佐がその詳細を発表す!!)(吉
落日の連合艦隊(戦艦大和を沖縄で失うを最後に連合艦隊は消滅す!!艦隊参謀が描くその結尾!!)(中島親
海底にある二千の輸送艦(太平洋の隅々に至る迄護送船、輸送船が沈んでいる。無名戦士に捧ぐる一文!!)(
水中特攻・回天(本土決戦に備えて人間魚雷は沿岸各地に準備されていた!!潜艦の権威が執筆!!)(鳥巣建
予科練はかく戦った(少年の夢、七つボタンの若人たちはどの戦線で活躍したか?参謀少佐が執筆!!)(相良
生きている海軍・掃海隊(爆雷漂う死の海で戦う部隊は朝鮮動乱をへて今も活躍している!!責任者執筆)(田
特要員という名の部隊(南方の各島々に送られた戦場慰安婦たち!!その知られざる苦闘の裏面を公表!!)(
軍艦建造始末記(戦争突入後に海軍は如何に艦を作ったか?大和設計に従事した技術少佐執筆!!)(福井静夫
神勅・厚木に降る(徹底抗戦を叫ぶ厚木は忽ち三千人のパンパン宿となった!!筆者は当時の参謀!!)(相馬
米内光政・海軍省を去る(敗戦の悲運を迎えただ黙々と去る米内大臣を描くは当時の軍務局長たりし人!!)(
海戦風雲録―提督座談会
大将 豊田副武、中将 原忠一、中将 小柳冨次、中将 草鹿龍之介、中将 福留繁、司会 伊藤正徳
戦場を駆けた男たち(カメラ 本誌特写)