雑誌シソウ ケンキュウ シリョウ 100005326

思想研究資料 第31号-第40号(昭和5年)

サブタイトル
著者名
出版者
海軍省教育局
出版年月
1930年(昭和5年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sh91/31
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
合本
和書 複写禁止 史料調査会旧蔵資料
目次

31号 国体精神の涵養(亘理章三郎氏執筆)
第一 序説
一 国体精神の意義
二 国民精神及び建国の精神の意義
三 涵養の意義
第二 団体精神涵養の重要性
一 国体精神涵養の我が国に於ける特殊の重要性
二 現代の世局と国体精神の涵養
三 我が国民性と国体精神の涵養
四 国体精神作興の歴史
第三国家国体観の確立
一 輓近思想界に於ける国家国体観の動揺
二 我が国家国体の実相と其の自覚
三 我が国家国体と西来の国家思想
四 国家国体観に関する教育上の注意
第四 国体精神の涵養と国史教育
一 国家国体は歴史的実在であるから国体精神も歴史を通してのみ涵養せられる
二 国家国体の価値と歴史との関係に就いての諸問題
三 外来思想を本とした国家国体論
四 既往に於ける国体精神涵養の実績と歴史
第五 国体精神の涵養に関し国史教育上注意すべき諸要項
一 国史の内面的事実を通したる国体精神の涵養
二 国体精神の涵養と斯道に於ける偉人傑士の伝記
三 歴史を通して国体が現在将来に有する意義を明かにせよ
四 君民一体の国家組織全局の上から国体の意義を明かにせよ
五 国体と政治経済等の時代的制度との差別を厳明にして両者の関係を正当ならしめよ
六 史上に於ける思想と現実とを混同しないで両者の関係を明かにせよ

32号 列強為政者の指導精神(杉村陽太郎氏講演) 露西亜事情(ベスドフスキー事件)
目次なし

33号 世界に於ける日本の地位(永田秀次郎氏講演) 目次なし

34号 実践躬行の実話
宮殿下の御高徳
東伏見宮殿下御事跡
伏見宮博恭王殿下の御事
高松宮殿下の御事
武将の実践躬行
東郷大将
広瀬中佐
白石少佐
藤井大機関士
池田中尉
乃木大将
大島大将
前田中佐
飯田中将
水島少将
橘中佐
小早川隆景
織田信長
蒲生氏郷
徳川家康
徳川光圀
シーザー
ネルソン

35号 プロレタリヤ文学とは何か(千葉亀雄氏述)
A 文学の価値について
1 知識の文学、感動の文学
2 文学と実社会の関係
B プロレタリヤ文学と日本
左翼思想と武器
C 新興文学の定義
1 プロレタリヤとブルジョア
2 幼稚なプロレタリア文学
D プロレタリヤ文学の発生
世界とプロレタリヤ文学
E 日本のプロレタリヤ文学
1 社会小説の発生
2 貧富階級と社会小説
3 社会小説と社会主義小説
4 人道主義と資本主義
F プロレタリヤ文学の黎明
1 「種蒔く人」生る
2 自然発生と目的意識
3戦線整理時代
4 ジヤアナリズムの進出
G プロレタリヤ文芸と政治
1 珠は砕けず
2 文学は文化の粧飾
H 文化建設の一役割
1 レイニンの党文学
2 プロレタリヤ文芸聯盟
I プロレタリヤ文学の内容
1反抗と闘争の文学
2 生産者の社会へ
3 文学の七項
4 反軍国主義文学まで
5 義民伝その他
6 経済意識への動き
J プロレタリヤ文学の三原理
1 観念の文学とは何か
2 美は時代と共に変化する
3 ブルジョア文学は階級美
K 既成文学の衰勢
1 社会環境との背馳
2 新興文学の強味
L 日本作家と海外作家(1)
1 テイヌの三公則
2 ユウゴオの社会人生観
M 日本作家と海外作家(2)
1 ロシヤと日本
2 歪んだ新興文学
N プロレタリヤ文学の功罪
1 文壇ギルトの滅亡
2 材料と人間の単調
3 心理描写の不能
O 無産派文学の将来
1 愛読者が多くなる
2 国法との衝突は不可避
3 アメリカズムとの対立
P 批判力の重要性
1 いかに無産派文学を見るか
2 マルクシズム否定説

36号 日本精神(文学博士 平泉澄執筆) 目次なし

37号 礼と日本精神(安岡正篤氏講演) 目次なし

38号 仁義忠孝(文学博士 紀平正美執筆)
総説




結論

39号 国際精神と愛国心(永田秀次郎氏講演) 目次なし

40号 国史に現われたる世界観の発展 目次なし