思想研究資料 第21号-第30号(昭和4~5年)
21号 現代思潮の批判(大川周明氏・本多熊太郎氏)述
22号 建国の精神と国民道徳 其一 目次なし
23号 建国の精神と国民道徳(亘理章三郎氏講演)其二
目次なし
24号 国家護持の精神 国史学の骨髄(文学博士 平泉澄執筆)
国家護持の精神
国史学の骨髄
25号 歴代御製選集 目次なし
26号 国防観念に就て 目次なし
27号 海軍下士官兵の善行美談
第一 大震災に当り御真影を奉移す(経理学校 都留一主曹)
第二 筑波爆沈に当り軍艦旗を守護す(筑波 持田一水)
第三 全身大火傷を負ふて尚分隊長を思ふ(名取 南一機曹・城戸三機曹)
第四 大震災に当り死生の巷に出入して東京船橋間の連絡を保つ 東京無線電信所員
第五 関東遭難に際し短艇長として陸上に派遣せられ海軍省宛遭難の第一報を打電す(関東 菅原三曹)
第六 関東遭難に際し導索を陸上に運び救助作業に尽す(関東 平山一水・富井一水)
第七 冬期休暇中出身小学校敷地の地均工事に参加す(水雷学校川井一水)
第八 亡父の葬儀間際入団の門出に就く(呉海兵団 杉浦四水)
第九 小樽市海岸火薬爆発の際率先衆人を率ひて死傷者を救護す(長門 明石一水)
第一〇 汽船に乗遅れたる陸軍卒を案内し山間僻地の嚮導役となりて定刻前所属部隊に到著せしむ(呉海兵団
第一一 巡査に応援し犯人を捕ふ(第十五潜水隊 永瀬三機曹)
第一二 病妻のため買薬の途上路頭に迷へる婦人を助く(呉港務部 浜本一曹)
第一三 苦○○る少年を保護し病院に至り○○を受けしむ(○津 中村一水)
第一四 海軍軍人としての傅統精神を発揮し英船シチー・オブ・ネーブルスを救助す(春日 金井一水)
第一五 戦闘射撃中噴出瓦斯の為め顔面に火傷を負ふて尚ほ射撃を継続す(第十三駆逐隊 十二種砲員)
第一六 一番下れの令にて砲側を離れ始めて治療を受く(駆逐艦栗 堀一水)
第一七 賜暇中家事を手伝ひ孝養を尽す(舞鶴防備隊 新家一水)
第一八 濡莚を持て電柱に抱きつき摺り降りて消火の目的を達す(赤城 刈田二機)
第一九 受持の魚雷を抱いて激浪中に飛込む(第三駆逐隊 渡部一水)
第二〇 氷上の釜穴に墜落せる小児を救助す(横須賀海軍航空隊 原二機)
第二一 武装せる陸兵の難事を救ふ(神威乗組員)
第二二 荒天航行中命索によりて石炭庫入口蓋を締付く(駆逐艦楓 久保田二機曹・新村二機曹)
第二三 私財を投じ海軍の下附魚雷を郷里に運搬し海軍思想の普及に資す(呉防備隊 友森一水)
第二四 鯛の宮の電灯輝く(第十二潜水隊 永井一水)
第二五 帰艦時刻に遅れた兵の命を救ふ(大村航空隊 岡田一曹・桑水一曹)
第二六 休暇中結永寒気凛烈の候池中に潜入して公衆の福利に貢献す(春日 井指一機)
第二七 浸水を見つゝ沈著潜水艦の諸エンを閉鎖す(呂号第六十六潜水艦 小林一曹・岡村三曹)
○○○
第二九 常磐機雷爆発に際し己の務を尽す(常磐乗組員)
第三〇 細心の注意よく大艦の圧流を未然に防ぐ(横須賀港務部 舟夫・伊勢堀三水・呉港務部 山中一曹)
第三一 飛行機主翼上に登り発動機の故障を修理し不時著水を免れしむ(横須賀航空隊桜井一機曹・佐世保航空
第三二 病気見舞の一場面(横須賀海軍病院病室)
第三三 至誠の看護兵曹(森田一看曹)
第三四 支那動乱実話
(一) 上海の哨兵(田中二曹)
(二) 勇敢なる信号兵(有馬二曹)
(三) 機関兵の銃剣突撃(滝波二機兵)
(四) 警戒隊の奮戦(ハイ陵丸警戒隊員)
(五)堅氷と戦ふ(駆逐艦桑の短艇員)
(六) 二哨兵
第三五 避難の軍艦羽黒短艇指揮報告(昭和四年十一月十日)
28号 武士道に就て(山川健次郎氏述) 国体観念(今泉定介氏述) 目次なし
29号 軍紀に関する考察 目次なし
30号 国体の族制的基礎(文学博士 中村孝也執筆) 目次なし