経済時代 第22巻第11号(昭和32年11月)
経済時代 十一月号 (第廿二巻 第十一号)
巻頭言(長瀬謙)
口絵写真
奉迎・天皇、皇后両陛下
世界新記録を樹立せる大天竜佐久間ダム
工場案内=関東電化工業の渋川工場
特集転換期に立つ労働運動
労使関係の新しい場(中労委員 中島徹三)
秋季闘争の背後にあるもの(日経連労政部長 五十嵐昭夫)
誤つた「総評」の指導理念(全労書記長 和田春生)
自民党の政策は「弾圧政策」か(衆議院議員 大坪保雄)
新文教政策と日教組の動向
教育のあり方と政治(東京市政調査会々長 前田多聞)
自民党の新文教政策批判(読売新聞論説委員 森田元幾)
文教政策の意図するもの(衆議院議員 佐藤観次郎)
弱腰な日教組対策(衆議院議員 世耕弘一)
総評と歩調をとる日教組(評論家 石井一朝)
特集反響を呼ぶ自民党の新政策
「国民と共に」を信条に(総理大臣岸信介)
輸出中心主義で行け(通産大臣 前尾繁三郎)
政治の焦点は中小企業に(経済企画庁長官 河野一郎)
長期政権担当を決意(自民党幹事長 川島正次郎)
労働政策はどうあるべきか(元労働大臣 倉石忠雄)
引締め政策の今後と明年度予算(衆議院議員 福田赳夫)
明年度予算の焦点(東京新聞経済副部長 井上豊人)
金融調整は成功したか(経団連理事 内山徳治)
景気はいつ立直るか(勧業銀行調査部長 武田満作)
国連の非常任理事国としての日本の立場(外務省情報文化局長 近藤晋一)
座談会人工衛星と今後の世界
【出席者】
(毎日新聞政治部副部長 渡辺三樹男)
(軍事評論家 林克也)
(軍事評論家 浅見一男)
憲法はなぜ改正しなければならぬか(山本猛夫)
ソ連は私の入国を許さなかつた(山本勝市)
新作映画
地上・美徳のよろめき・気違い部落
陽はまた昇る・千の顔を持つ男・目撃者
業界の問題点
東北開発の新構想を語る(東北開発総裁 渡辺政人)
もつと積極的な保護育成策を(日本甜菜糖常務 剣持英)
合理化進む日東化学(日東化学専務 藤山洋吉)
世界市場で活躍する味の素(味の素常務 鈴木恭二)
当社の現況と将来を語る(東芝電機常務 大谷元夫)
政府は中小鉱山を育成せよ(日東金属鉱山社長 松本満里)
塩素系合成化学と取組む関東電化(関東電化社長 谷中正次)
ルポルタージュ
段ボール内芯の量産に乗出す日清製紙
創立四十周年の日本加工製紙
積極経営で躍進する丸善石油
第二期工事進む川崎製鉄・千葉製鉄所
尨大な受注高もつ富士電機
業績堅調の昭和石油
鉄鋼一貫体制めざす住友金属工業
編集後記