情報週報 no.99(昭和31年8月)
情報週報 No.99
一般
米国防長官ウィルソン.3軍統一に反対
米3軍の5月末現在兵力量
陸軍 1,039,423
空軍 910,575
陸軍のスタッフ・ペーパー
第3次戦争の根本的構想
空軍―原爆大量殺傷方式 短期戦(30~60日)
陸軍―非短期戦
海軍.新ウイングをもつ
A3D
第508連隊.戦斗団合衆国に向って出発
7月7日
第1海兵Wg日本へ
7月11日
ポルトガルの2空軍基地NATOに引き渡さる
在欧連合国軍最高司令部ソ連の潜水艦及び衛星国空軍の増強を警戒
ソ連の120万召集解除を中心とするソ連の軍備
120万の復員も軍縮的意義はない
ソ連の技術面は向上
ト参謀総長談
インド.ミステールジェット戦斗機購入
110機
他にオーラガン若干
イスラエル.インド及南阿から武器を輸入中
独逸.徴兵法案下院を通過
東独脱出春1日平均800名
ユーゴ.米国よりジェット機を受く
380機
ブルガリア.西独に着陸許可を得べく関心を示す
英首相.明年中共訪問?
中共に反乱の可能性―日本労組視察団員談
航空機エンジン
F-100 3機に同時給油
KB-50より
F-100D 試験飛行
F-101A Voodoo J-79を装備か
F-104の速度
J-79のオーバー・ホール時間
1200~1400時間
アントノフAn-プロペラタービン輸送機
飛行重量 20トン
全長 30m
原動機 4,000HP
ヤコブレフ Yak-12 Creek
テユポレフ Tu-104 Camelの離昇重量
テユポレフ Tu-104 Camelの現在数
16機
テユポレフ Tu-114
170人乗 4発 ターボプロップ
航続距離 9,000km
初飛行 1957年度
イリューシン・プロペラ・タービン旅客機
テユポレフ Tu-204 遠距離ターボ旅客機
航空工業
最近における米空軍の主要契約
1955年度のマーチン社の売上271,862,342ドル
1955年度.チャンスポートの売上147,095,440ドルで.前年度より2,500,000ドル低下
リパブリック社.1955年度売上547,387,242ドルに達す
カーチスライト社.1955年度売上508,703,445ドル
ミサイル
既に海軍により研究中の最も幻想的ミサイル
水中ミサイルの発展について
ICBM開発費.1957年度 5億84万ドル
ICBM用エンジンの試験
アーノルド・センターの超音速風洞でICBMの基礎実験
クライスラー.Jupiterに関し300万ドル契約
Regulusの空対地理
ノースロップ SM-62AスナークP&W57装備射程8,000km
マクドネル社 ミサイルで新契約
2,500万ドル
ロッキード.新ミサイル工場作業開始
原子その他
小兵器用水素爆弾
全機を誘導するレーダー網.合衆国を被う
レーダー哨戒船によるレーダー網
1960年迄にカナダのレーダー網完成
附録
対空防衛は偉大な制止力のどんな一部であるか?
戦術空軍部隊(TAC)が訓練をしている人々
米の誘導ミサイルの概観
米空軍が有する生産中の誘導弾は2種類だけである
参考資料 (その32)