通商彙報 第9号-第35号(明治44年2月~6月)
定期増刋通商彙纂 第九号
●商業
○在浦潮帝国総領事館管内商工業ノ梗概
第一章 総説
第二章 商業
第一節 管内各市府ニ於ケル概況
第一 「イルクーツスク」
第二 「ウエルフヱウヂンスク」
第三 「チタ」
第四 「スレーチエンスク」
第五 「ブラゴウエシチエンスク」
第六 「ハバロフスク」
第七 「イマン」
第八 「ニコリスク、ウスリースキー」
第二節 管内ニ於ケル各種商品ノ概況
第一 精米
第二 食塩
第三 醤油
第四 蔬菜
第五 馬鈴薯
第六 蜜柑
第七 林檎
第八 葡萄
第九 梨
第十 西瓜
第十一 玉葱
第十二 鉱水
第十三 麦酒
第十四 洗濯曹達
第十五 絹製品
第十六 紙「ナプキン」
第十七 磚茶
第十八陶磁器
第十九 毛皮
第二十 石炭
第廿一 木材
第廿二 「マルガヱツー」
第廿三 白色粘土
第廿四「アスベスト」
第廿五 牛酪、牛乳
第廿六 穀粉
第三章 工業
第一節 製紙業
第二節 燐寸製造業
第三節本邦人企業ノ場所
附 「イマン」ニ於ケル鮭ノ漁猟
附 「ブラゴウエシチエンスク」ニ於ケル密輸入
(四十三年十月二十四日附在浦潮帝国総領事館報告)
○欧露対外貿易年報『千九百九年』
一 総説
▽本年ノ輸出入総額ハ二十一億五千四百万留ニシテ五億七千八百万留ノ輸出超過ヲ示シ従来ノ「レコード」ヲ破
▽既往十三ケ年間ノ輸出入比較表
▽輸入モ亦未曾有ノ盛況ヲ示セリ其理由トスル所ハ穀物ノ豊穣ナリシト工業界ノ活動ヲ始ムルトニアリ
▽列国ノ対外貿易上ニ於ケル露国ノ地位
二 輸出
▽本年ノ輸出額ハ十三億六千六百万留ニシテ前年ニ比シテ四億二千七百万留ヲ増加セリ
▽既往十三ケ年間ノ輸出品類別及価格比較表
▽輸出穀類及其他重要輸出品ノ状況
▽輸出品ノ主要仕向国別及其価格表
三 輸入
▽本年ノ輸入額ハ七億八千八百万留ニシテ前年ニ比シテ二千八百万留ノ増加ナリ
▽既往十三ケ年輸入品類別及価額比較表
▽重要輸入品ノ状況
▽輸入品ノ仕出国別及其価格表
四 金銀ノ出入状況
五 船舶ノ出入状況
▽露国各海面ニ出入シタル船舶ノ隻数及噸数表
▽出入船舶海面別
▽欧露重要開港場ニ於ケル出入船舶表
六 日露両国ノ貿易関係
▽日露両国間ノ貿易額ハ輸出入合計僅ニ二百万円ニ過キス
▽日露両国間ノ貿易ハ外人ノ仲継貿易ニ其利盆ヲ壟断セラレツヽアリ
▽直接貿易ノ有利ナル事例
▽二十余億ノ貿易額ヲ有スル欧露市場ハ日本ノ企業家ノ為メニ決シテ小ナリト称スヘカラス
▽本邦商品ノ露国市場ニ於ケル地位
▽我改正関税定率法ノ規定ハ露国生産品ヲ本邦ニ輸入スルニ極メテ有利ナリ
(四十三年十二月六日附在莫斯科帝国総領事館報告)
●水産業
○黒竜江下流及同海湾ニ於ケル秋期鮭漁ノ概況
▽黒竜江ノ秋鮭漁ハ成績中漁以上
▽秋鮭ノ我製造高約六万七千五百七十五名
▽九月以降ノ我積取船ハ汽船三十隻、帆船十八隻
(四十三年十月十五日附在ニコラヱウスク帝国領事館報告)
●条約及諸法規
○浦潮商港規則
『千九百十八年八月二十七日軍務知事認可』
(四十三年十二月二十八日附在浦潮帝国総領事館報告)
●各地事情
○黒竜江及黒竜州移民
一黒竜江
第一 沿革
第二 位置
第三 航運ト輸送
第四 船舶、汽船会社及政府ノ補助
第五 密輸入ト越境
第六 重要地点里程
第七 旅客及荷物運賃
第八 冬季橇車ニヨル交通
二 黒竜州移民
第一 黒竜州状況一班
一 位置、面積、地勢
二 気候
三 水運
四 地味
第二 移民官衙
一 移民監督官
二 病院、測候所
第三 移民地
一 移民地区ト面積
二 移民地区ノ貸下
三 移民地区ノ整理ト道路ノ改善
第四 移民ノ生業
一 農業
附 露清鮮農民ノ耕耘
二 果実、蔬菜
三 牧畜ノ状況及家畜ノ価格
四 漁業
五 伐木業
六獣猟
第五 政府ノ事業
一 殖民問題ノ調査
二 清鮮人排斥
三 哥薩克農民並土地問題
四 移民事業施設
(四十三年十一月二十五日附在浦潮帝国総領事館報告)
通商彙纂 第三十五号
商務官報(十一)
○倫敦ニ於ケル貝釦
○米国絹業ノ発達
○漢口工業視察概況
○倫敦ニ於ケル具釦
▽欧洲ニ於ケル我貝釦ノ前途ハ甚タ多望ナリ
▽倫敦ニ於ケル市価
▽倫敦ニ於ケル各国製貝釦ノ品位
▽重ナル英人輸入業者