雑誌マル 100004859

丸 第11巻第2号-第5号 = 第124号-第127号(昭和33年2月~4月)

サブタイトル
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1958年(昭和33年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/11-2
保管場所
閉架雑誌
内容注記
折り込図1枚
和書 複写禁止 史料調査会旧蔵資料
目次

丸 通巻第124号
グラビア 荒鷲部隊・雛鷲 日本空軍全盛時代特集画報
原子戦下の怖るべきゲリラ戦術 朝日新聞記者 木村登
米ソ科学戦の勝敗を決する鍵 軍事評論家 津島耕太郎
対潜水艦攻撃作戦の将来 軍事科学研究会委員 盛沢春夫
特集・日本海軍進攻作戦の全貌・ロスコオ・カリグ・他
運命の賽は投じられたり
英極東艦隊マレー沖に潰ゆ
米空母はどこへ行ったか
米空母は何をしていたか
正に進出鬼没の南雲艦隊
米艦隊の戦果報告誇大なり
南雲艦隊インド洋を圧す
インド洋の脅威高まる
英艦隊ベンガル湾の悲運
日本空母インド洋を去る
ドリットル空襲の真相と謎
珊瑚海海戦はどちらの勝ちか
軽空母「祥鳳」の最後
レキシントン珊瑚海に消ゆ
4色折込口絵重巡「妙高」の雄姿
外電に拾う 海外軍事ニュース
今月の映画 民族の誇りを謳った4つの戦争映画
ものしり手帖 現代戦の流行語ウェポン・システム
軍艦過去帖
今月の戦史 ポートランド海戦
読者の頁読者から・編集者から
従軍秘録 ソロモンの航空決戦 元海軍報道班員・東京新聞記者 斎藤皐一
重巡「羽黒」の生涯 元海軍軍令部員・海軍中佐 吉田俊雄
“源田サーカス”から20年 自衛隊航空団司令・空将 源田実.朝日新聞記者 木村登.読売新聞記者 堂場
―新春大放談会―わが陸軍士官学校の思い出 【アンケート】日本県の悲哀 荒木貞夫
南部校長の答礼 飯村穣
行に燃えた青春時代 馬淵逸雄
宮様級友 服部卓四郎
斉藤元宏という男 田中新一
苦手だった棒暗記 河辺正三
門衛の辞令 桜井忠温
僚友738名の面影 桜井省三
靴を磨かずにすむ身分に 大場弥平
精悍だった小浜区隊長 土居明夫
富士登頂の頃 草地貞吾
雄建神社に脱帽する気持 豊島房太郎
陸士の功罪 村田謹吾
雄建神社のこと 三好康之
中隊長を偲ぶ 下村定
学友小松君の友情 宮崎繁三郎
志気横溢せる校風 牟田口廉也
温情の“鐘馗” 畑俊六
厳格と寛容と 笠原幸雄
鉄棒の上から世界を眺める 佐藤賢了
御前講演を回想す 有末精三
野営の休養日に富士登山 辻政信
大震災と士官学校種村佐孝
ドイツ国公使と論争 四王天延孝
ほろにがき郷愁 磯谷廉介
一種独得な道場生活 稲田正純
一武学城塞 山室宗武
思い出のことども 岡村寧次
すべて実学とまる暗記 松村秀逸
グラビア 風雪13年―3人のアドミラル― 【本誌特写】
軍歌物語・都風流トコトンヤレぶし 西日本新聞記者 伊東浩三
海軍航空隊を占った私 元海軍教授 水野義人
関東軍終戦始末記 元関東軍作戦参謀・陸軍大佐 草地貞吾
潜水部隊最大の悲劇沖縄戦 元第6艦隊参謀・海軍中佐 鳥巣建之助.元伊47潜艦長
神風特別攻撃隊かく戦えり 元台南空先任参謀・海軍大佐 安延多計夫
第1綴込附録 陸軍士官学校―わが軍人生涯への初歩― 陸士19期生・元陸軍大将 今村均
第2綴込附録・明治・大正・昭和愛唱軍歌・歌謡集・

丸 通巻125号
グラビヤ 猛鷲山本五十六 写真・名将武将伝
ソロモン陸戦隊(山田栄三)
魔の湿地帯へ
最初の犠牲者
部隊最悪の日
カヌー陸戦隊
本隊消ゆ
天佑のスコール
運命の三分半
死闘の大空(村上益夫)
歴戦の翼は南へ
ラバウル空戦
珊瑚礁死の漂流
戦艦「大和」直衛艦隊(倉橋友三郎)
暗夜の出撃行
大和爆撃さる
悲風の沖縄水域
巨艦大和の最後
死の後進行
みごとな戦死者
陸鷲激戦記(新藤常右衛門)
比島に羽ばたく四式戦
敵艦載機と激闘
壮烈、敵飛行場攻撃
頑張る陸鷲基地部隊
敢闘、第十六飛行団
ビルマ戦記(後勝)
インパールの悲劇
北ビルマの墓場
ビルマの再起
決戦の前夜
イラワジ河の決戦
最後の死闘
最後の零戦(白浜芳次郎)
タウイタウイ泊地
マリアナ沖海空戦
比島基地航空隊撃滅戦
隠密潜航(エドワード・L・ビーチ)
敵の罠におちいる
「秋風」との決闘
怨みの豊後水道
復讐の瞬間

丸 通巻一二六号
四色折込口絵 空母祥鳳(瑞鳳と同型艦)
グラビア 米国戦略空軍・写真名将武将伝 名将乃木希典伝
特集(1)日米対照 ガタルカナル攻防大海戦
ルンガ沖の夜戦 ガ島の争奪をめぐって悲報相つぐ中に展開された日本水雷戦隊の巧妙な猛攻ぶり!(田中頼三
日本水雷戦隊の襲撃 水ぎわだった日本水雷戦隊の突撃に散を乱して敗走する米艦隊ルンガ沖の決戦記!(米海
増援作戦失敗の原因 太平洋の天王山と目されたガ島から贈援がなぜ失敗したか当時の指揮官の綴る述懐!(当
太平洋戦争最大の奇蹟 六ヵ月余の苦闘の末、日本軍はガ島から退ったが米軍はその事実を知らなかった!(米
ガダルカナルの六ケ月 ガダル周辺に起こった悲壮、壮絶の出来事を順次に描きだしたパノラマ的ガ島血戦!(
恨みは永し、ガダルカナル 太平洋戦の勝敗を決したといわれるガ島決戦に対する内外諸家の鋭い批判と分析!
人工衛星は宇宙戦争を招来するか ジャーナリズムの喧噪をよそに科学者の冷徹な眼で人工衛星の複雑さと科学
白瀬中尉の南極探検 「宗谷」の苦闘で国民の視聴を集めた南極には約50年前に大日章旗が打ち立てられてい
極東ソ連におけるスパイ戦 11月11日午後11時に待つ……深いヴェールに包まれた赤軍の情報を探る関東
軍旗とともに南海漂流三十一日間 軍旗を護持して死体漂流船に三十一日間。飢渇と絶望に責め悩まされながら
今月の戦史
【陸】奉天大会戦 弾丸一発が血の一滴だった奉天大会戦の勝利は旅順の血で購った尊い作戦だった!
【海】マタパン岬沖海戦 レーダーが猛威をふるった最初の海戦-伊艦隊惨敗し制海権英海軍の手に帰す!
今月の映画 人間性を中心にした第二次大戦の秘録映画
もの知り手帳 名将と年令【東西五十数氏】
雑誌閲覧台 「はがね野郎」「軍犬一等兵」「水兵の母」他
ブックガイド 「遺族」「空の男」「一皇族の戦争日記」
外電に拾う 海外軍事ニュース
読者の頁 読者から編集者から・読者交換室
わが初陣
【陸】私には三度ある 名前につられて「天羅荘」に敵を追撃、思わぬ勝利を拾った筆者の面目躍如たる功名談
【海】誇りと屈辱 モリソンをして「米海軍最悪の敗北の一つ」として嘆ぜしめた凄壮ツラギ急襲夜戦の思い出
第二次大戦に活躍した英独ソ軍用機の解剖 勝敗のカギにぎる制空権の帰超をかけて欧州戦線両陣営の科学陣が
抜刀隊の歌【軍歌物語】 西南戦の激戦地田原坂の白刃戦を言った抜刀隊の歌は英雄への哀切の頌歌ではなかっ
第二特集 予科練〈訓練と戦闘の記録〉最終回 生きている予科練 燃ゆる瞳を残し母国安全と繁栄のみ希って
佐久間艇長と盲目潜水艦
戦勝国の余光
戦争中に礼砲交換
特殊部隊(コマンドー)
機雷と清掃
日本本土爆撃
看護兵
予科練年表
面柁、取柁の由来
機雷に砂糖を使うか?
グラビア 風雪十三年【陸海両軍の最長老】(荒木貞夫大将・高橋三吉大将)
好評五大連載
【忘れ得ぬ戦場・第八回】南太平洋の潜水艦戦 ガダルカナルの悲歌 地味な丸通と化して文字通り血みどろの
【軍艦物語】第九回 改装空母「瑞鳳」の生涯 瑞鳳の仄暗い誕生と壮麗な最期は日本海軍の華麗・勇壮な短い
【回天特攻作戦の全貌】第十一回回天作戦洋上出撃に転向す 沖縄の死闘空しく洋上出撃を決意した回天戦は先
【関東軍終戦始末記】第二回 藤田大佐関東軍脱走秘話 停戦命令に抗して逃亡のちに通化事件の主謀者となっ
【未発表米側の記録】連載第四回神風特別攻撃隊かく戦えり 最後の勝運を賭けて、比島オルモック湾に殺到す
綴込附録-伊号17潜水艦決戦記-われ米本土を砲撃せり (原源次)

丸 127号 昭和33年4月
丸 ポケット航空事典 4月特大号
四色折込口絵 旧日本陸海軍階級章・附自衛隊階級章
〔グラビア〕
自衛隊航空機写真集・一万トン級重巡「高雄」
兵隊三部作の思い出(火野葦平)
名作「糞尿譚」で芥川賞を受けた戦争文学の第一人者が寄せた「麦と兵隊」回想記!
特集 日本陸海軍進攻作戦の全貌
作戦構想はいかに樹てられたか【いかにして太平洋戦に突入していつたか】(当時参謀本部作戦部長・中将 田
開戦の日、南方攻略軍はいかに配備されていたか 【密かに南下した大輸送船団のゆくえは!】(当時参謀本部
マレー作戦はかく計画された 【文字通りの電撃作戦をめぐる回顧と反省】(当時元第二十五軍参謀・中佐国武
われコタバル奇襲上陸に成功す 【織烈な砲火を冒して強行する黎明の奮戦】(当時佗美支隊長・少将佗美浩)
シンガポールかくて陥つ 【疾風射数千発で山容改まるブキテマ高地】(当時第十八師団長・中将 牟田口廉也
比島攻略の作戦構想 【上陸作戦の正攻法で敵海空根拠地を覆滅】
政・戦の要地マニラの攻略 【無念オープンシティ宣言のマ司令官逸す】(当時比島攻略軍参謀・大佐 牧達夫
ジャングルのバターンを征く 【米比軍指揮官以下七万五千の敵兵を降す】(当時参謀本部作戦課部員・大佐
バターンの砲兵戦 【サマット山頂の敵堅陣を猛攻する砲兵隊】(当時軍砲兵司令官・中将 北島驥子雄)
バターン「死の行進」の思い出【戦争そのものがもつ悲劇の一様相だった】(元比島派遣軍報道部員・詩人 寺
コレヒドール要塞攻略戦【〃あの旗を撃て〃のコ島攻防砲撃大決戦】(当時軍砲兵司令部員・少将 橋本博光)
蘭印攻略の作戦構想【日本の生命線油田地帯確保の難問と苦心】
蘭印の攻略と第十六軍の作戦計画 【第16軍は南方油田地帯を掌中に収めよ!】(当時第十六軍参謀長・中将
第四十八師団の東部ジャワ攻略戦 【スラバヤ攻略の精鋭師団昼夜連続の突進】(当時第四十八師団長・中将
西部ジャワ疾風の勝利 【猛烈な抵抗を排して上陸し猛進また猛進】(当時歩兵16連隊中隊長・少佐 亀岡隆
パレンバン空挺隊血戦記 【空の神兵天降る―油田精油地帯の急襲】(当時挺身2連隊中隊長・少佐 徳永悦太
トルー・ワー特約
怖るべき日本軍の敢闘精神!
血ぬられたタラワの珊瑚礁
米軍硫黄島作戦の誤算
今月の映画
愛情の花咲く樹・天皇皇后と日清戦争・他
ブックガイド
「前途開く」「在日米空軍」他
雑誌悦覧台
「街を焦がす野火」「消えた男」他
外電に拾う
海外軍事ニュース
読者から編集者から
一月特大号の読者から
読者交換室
消息・照会・回想・他
特別ルポ
防衛庁人物めぐり・空幕の巻
荒鷲は生きている
航空自衛隊の幹部の2/3を占める旧陸海軍出身者と元パイロットを探る!
今月の戦史
鴨緑江九連城の会戦【陸】
英艦隊に大敗した不運の仏艦隊
ドミニカ海戦【海】
日露戦における初渡河戦の勝利
<一頁戦史> マニラか?パターンか?
<一頁戦史> 勝利の蔭の悲劇の芽
<一頁戦史> なぜインドに向わなかったか
豪快、波瀾に富んだ長勇参謀長の生涯
牛島、長両将軍自決の実相
傭聘外人の高給銀
海中の今村均司令官を救う
牟田口師団長の恩情
積極果断の尾形軍医少佐
マ司令官の居室に大山乃木両将軍の肖像
昭和の乃木大将 沖縄戦の英雄牛島将軍(元陸軍省詰記者 岡田益吉)
米誌も称讃をおしまなかった牛島将軍は典型的な武将としてその栄光ある生涯を閉じた!
ミサイル時代に米大陸防衛は可能か(軍事科学研究会委員 米沢秀昭)
防空壕への退避が米国民に残された唯一の道か?物情騒然たる米本土防衛案への疑問!
憂国の歌“来れや来れ” 【軍歌物語】(西日本新聞記者 伊東浩三)
明治新政府が直面した最初の屈辱に「清国厳責すべし」の悲願から津々浦々で歌われた!
英国々防白書望見(元海軍中佐・軍事評論家 亀田正)
国防費が歳出の1/3を占める英国の海軍とくに対潜水艦戦に重点をおいた国防白書の内幕!
駆け足軍服史(服制研究家太田臨一郎)
幕末の「だんぶくろ」から自衛隊のエア・フォース・ブリューまでの陸海軍軍服変遷史!
「宗谷」いまはむかし物語 南極観測船宗谷はソ連発注の貨物船として誕生し戦時中は海軍の測量艦や使役船だ
グラビア
風雪十三年 【畑俊六元帥・野村直邦大将】
綴込附録
「麦と兵隊」抄(火野葦平)
昭和十三年の有名な徐州作戦に材をとる玉井伍長(火野葦平氏)の名篇、最高の戦争文学!
好評連載
【忘れ得ぬ戦場・第九回】 二〇一空戦闘機隊従軍記
神風特攻隊誕生秘話(元海軍報道班員・別冊サンケイ編集長 小野田政)
僕は最愛の妻を護るために死ぬ…と飛び去った関大尉はじめ神風特攻隊の裏面を描く!
【軍艦物語・連載第十回】
重巡「愛宕」の生涯(元海軍軍令部員・海軍中佐 吉田俊雄)
一万トン級重巡の白眉として世界に誇った「愛宕」の短かい生涯を飾る悲愴な転戦譜!
【回天特攻作戦の全貌・第十二回】
天武隊伊四七潜の奮戦(当時第六艦隊参謀・元海軍中佐 鳥巣建之助 当時伊四七潜艦長・元海軍中佐)
初出撃以来三回目の柿崎中尉にも突入の機が訪れた。回天作戦掉尾を飾る洋上の奮戦!
【未発表資料による米側の記録・第五回】
神風特別攻撃隊かく戦えり(安延多計夫)
最後の力をふりしぼり奇蹟的な挑弾となって突入する神風。悲愁ミンドロ水域特攻戦!
別冊附録
ポケット航空事典
航空のことなら何でもわかる航空ファン必携の便利帖!
内容
<グラビア>
航空機の種類構造・他
航空機の名称とその分類
航空用語解説・航空略語集
旧日本軍用機略語解説・他
附・航空従事者の資格と受験案内
戦記特集二周年記念懸賞 「丸読者賞」設定 詳細は本文一一九頁参照