一億人の昭和史 第7巻第5号 = 第40号(1981年10月)
1億人の昭和史 1981・10
特別企画 ビッグマン群像 1.アイデアを駆使して半世紀 小林一三
2.繁栄こそわが哲学 松下幸之助
3.焼け跡の熱血派 佐々木松夫
4.天性のエンジニア 本田宗一郎
5.電子時代をリード 井深大
カラー特集 経済大国を生んだ勤勉と忠誠心
より速く より高く
機械化は進んだが
“消費革命”の波に乗って
特集1. 戦争と平和の中の働きバチ 恐慌に直撃されて…不況下の国勢調査
多様化する“働く男たち”
白い召集令状「産業戦士」
再出発に汗を流す
生きている名人芸
おもちゃ団地誕生
消え行くボタ山
海外に求めた“新天地”
「常在戦場」―銃後の戦い
“暗い谷間”から“解放”へ
交通整理は手動式
特集2. 1億総サラリーマン時代へ サラリーマン革命
通勤戦争
ソロバンからオフ・コンへ
「われら中流」
研修という名のシゴキ
ストレス解消 今も昔も
田園都市の「文化住宅」…中流向けは「和洋折衷」
特集3.高度成長を支えて うなりを立てて列島改造
超高層時代の幕開け
標高3000メートルに挑む―黒四ダム
砂漠の中の製鉄所建設
国産石油事情
“ビッグ3”への道
“金の卵”は飛行機に乗って
特集4. 新たな変貌日本の農村 小岩井農場
富士見養狐場
山に生きる
豪雪との闘い
耕運機と神頼みと
出稼ぎ最前線
特集5.水産王国 200カイリ時代と格闘 鞆の浦のタイ網
湖岸のアユ漁
土佐の一本釣り
サケ・マスの宝庫・北千島
北洋の独航船
特集6. 働く男たちの哀歓 商法は時代とともに
新聞少年から写真館主へ 1日5回の配達も原一雄
特別読物 恐慌下の「働く庶民」 羽間乙彦
―昭和初期の世相に拾う―京浜工業地帯の下草 小関智弘
働く人のオアシス 浅草 野一色幹夫
男たちが経てきた服装の変化 古波蔵保好
サラリーマン社長の実力飯塚昭男
《1億人の証言》 「お父さんとよびなさい」 天津乙女
エンジン製作の手でナベ作り 正亀宰一郎
放射能汚染は二の次 堀江邦夫
一交通巡査の発明
「やきこ」のいない炭焼き小屋 田村善次郎
生産に次ぐ生産 松下幸之助
「まさに戦場である」 二宮欣也
護身用の刀を抱いて 野中典悦
独航船の食事 岡本信男
実に得難い人
火消し男の登場
ドリームE型の誕生 本田宗一郎
酒は1日1合まで
クルマの町の雇用対策
「東通工」創立のころ 井深大
最低カロリーの要求 伊井弥四郎
車人員
新卒就職者数・就職率・初任給・失業
1億人の広場・編集後記・予告