一億人の昭和史 第6巻第2号 = 第31号(1980年4月)
1億人の昭和史 1980・4
1.三方面で死闘を展開ビルマ戦線
特別企画 雲南守備隊
拉孟守備隊玉砕前の“好日”
早春の騰越守備隊
反撃に出た雲南遠征軍
“15対1”の持久戦
雪の高黎貢山系
北部印緬国境
進攻に備え戦闘訓練
アキャブで連合軍反攻の火蓋
ウィンゲート空挺部隊
2.無謀な「ウ号」作戦インパールの悲劇
北上進撃の「弓」兵団
南北から日本軍を圧迫
アメリカ式装備の中国軍
ミートキーナ攻防
戦局を決したイラワジ会戦
英印軍ラングーン突入
日本軍タイ領へ敗走
3.中部太平洋の反攻
知られざるエニウェトク戦
「絶対国防圏」崩れるサイパン戦
「地獄谷」から最後の突撃
日本軍の“永久陣地”
「我ガ軍ハ勇敢ナレドモ……」テニアン戦
3日間で7割損失グアム戦
制空海権も沈没マリアナ沖海戦
頑強な抵抗西カロリン
パラオ
ペリリュー
アンガウル
4.「天王山」となった捷1号作戦
苦闘レイテ
レイテ沖に連合艦隊壊滅
特攻隊初の出撃
ルソン島持久戦
空海からコレヒドール攻略
ついにマニラ占領
周辺諸島を掃討
ボルネオへ最後の上陸
不名誉な“偽装病院船”
5.巧妙な洞窟陣地で抵抗硫黄島作戦
兵団長ら最後の突撃
6.県民まで総動員した最後の決戦沖縄作戦
「大和」最後の出撃
日本軍の抵抗本格化
義烈空挺隊の決死行
雨の中の那覇攻防
南部複郭陣地で「善戦敢闘」
県知事も自決日本軍の抵抗やむ
戦場に投げこまれた
周辺諸島でも義勇隊奮戦
ソ連軍満州になだれ込む
豪北方面は持久態勢
B-29基地マリアナ
本土周辺の防衛態勢
台湾方面
朝鮮方面
シンガポール・香港
対談 日本人の戦争観 〈萩原延寿=入江昭〉
特別読物 雲南の悲しき兵隊蟻 古山高麗雄
日米指揮官比較論 土門周平
仏も鬼もいた比島飢餓戦線 新美彰
幻のパナマ運河特攻作戦 南部伸清
ボースとインド国民軍 横堀洋一
帰ってきた「インパール日記」
読者の体験記〈戦争と私〉
《1億人の証言》 火炎地獄 吉野孝公
蝿を追う力もない 早川三郎治
ナパーム爆弾の出現 T・B・ブュエル
全滅した軍馬 胡桃沢友男
お母さん助けて!! 比嘉トヨ子
終戦時の日本陸海軍編成
軍隊事典
新シリーズ『日本占領』予告・編集後記