一億人の昭和史 第5巻第3号 = 第26号(1979年6月)
1億人の昭和史 第5巻第3号
1.日中戦争勃発
銃声が世界に響いた芦溝橋
あわただしい動きの現地
緊張つづく平津地方
「事変」拡大へ向かう
広安門でも紛糾
天津で両軍が衝突
“第2の尼港”通州事件
ついに北平へ進撃
2.第2次上海事変
防戦から攻勢に転ず
2個師団を緊急派遣
《カメラ・ドキュメント》 “白壁の家”爆破隊
難攻不落の大場鎮陥落
第10軍 杭州湾上陸
蘇州で一段落
もう1つの“敵”
どろんこにも苦戦
“武勇伝”の部隊長
3.津浦線沿線作戦
馬廠をまず占拠
雨中の滄州入城
山東軍を掃討
氷結の黄河渡河
山東省都・済南に入る
4.京漢線沿線作戦
永定河渡河 保定へ
石家荘に中国軍すでになし
愛馬とともに
冬将軍を迎えた順徳
特別読物 芦溝橋「第1発の犯人」 秦郁彦
日本の運命を決めた十日間 土門周平
中国軍―その全貎 森松俊夫
証言「南京事件」 マギー神父.福田篤泰
呉淞戦日記 鈴木辰雄
《特別企画》38式歩兵銃陸軍の象徴 加登川幸太郎
歴史に埋没した38式銃
怨みぞ深き38式歩兵銃 野間宏
対談「国際社会に映じた日中戦争」 今井清一・萩原延寿
5.察哈爾・山西・綏遠作戦
炎熱酷暑ものかわと
長城を越えて察哈爾へ
名跡・雲崗へ
綏遠 包頭陥落
6.天険を突破 太原作戦
激戦・娘子関
正太線奥地を掃討
7.南京攻略戦
白茆口上陸
「首都南京ヲ攻略スヘシ」
正念場の南京城攻防
初めての首都入城
杭州占領で年越し
特集 海軍航空隊
南京を空爆
大空に羽ばたく
前線の葬送曲
世界初の渡洋爆撃
出動した日本艦隊
〈戦陣スケッチ〉激戦の余白
ヒゲもほほえむ
アイデア最前線
戦火に追われる民衆
全国戦友会一覧(連載第2回)
《1億人の証言》 現地解決に努力したが 今井武夫
モグラ戦術で突破 石橋忠雄
空間をもって時間に 薫顕光
兵器では日本軍が優勢 A・カリャギン
雨中の遺骨収容 高橋赫一
平型関の死闘 『抗日戦争時期的中国人民解放軍』
苦戦をしいられた第5師団 美山要蔵
軍隊事典
戦争と私〈読者の体験記〉
1億人の広場・編集後記・予告