一億人の昭和史　第４巻第１号　＝　第１７号（１９７８年１月）

昭和元～三年
不況で幕開けした昭和
続出した銀行取付け騒ぎ
平安朝の再現・御大礼
天災が不況に追打ち
あえぐ沖縄“ソテツ地獄”
特写　ある国境守備隊－歩兵第七五連隊
さいはての詩情・樺太
革命後のソ連の現実
泥と血の山東出兵
張作霖の爆死
北伐の完了
大特集
大恐慌前夜の饗宴
地球を駆け抜ける
リンドバーグ　大西洋無着陸横断
空の豪華船　ツェッペリン伯号
極地に生死を賭ける
繁栄は天高く
労働運動とファッショ化と
昭和四～五年
底なしの不景気へ
普選から婦選へ
世界をゆるがすストライキ
大恐慌　世界を襲う
パンとスープを求めて
「希望」の言葉が消えた
平和への模索
ラインラント撤退
道けわし軍縮問題
極限への挑戦
栄光のヒコーキ野郎たち
レースに賭ける
カラー特集　奇妙なブーム　マッチ集め
二〇世紀芸術の“ルネサンス”
アイデア抜群の立体広告
大国のゆとりと自信と
赤道直下の夢とロマン－南洋群島
伝統を守る台湾
昭和六～七年
酒は涙か…非常時日本
五・一五事件　軍部の台頭
大特集　万宝山事件から満州事変へ
平壌市内の惨劇
“生命線”に戦火あがる
〈鮮烈のドキュメント〉中国側からみた上海事変
銃声はやんだが
「満州国」の成立
リットン調査団を迎えて
日本　国際連盟を脱退
平和を考える葦
世界の五月一日
それでも世界は動く
特別企画　ファシズムとニューディール
ナチス　第一党に進出
選挙前の激しい宣伝合戦
カギ十字　暴威をふるう
ワイマール　最後の輝き
ルーズベルトの登場〈不況克服へ〉
激動のスペイン〈第二共和制の成立〉
ザッツ・ハリウッド！
妖花デートリッヒ
女性は生まれ変わる
ヨーロッパ結婚式・式次第
美しさを競う世界の民族衣装
スポーツが流行を創る
松岡洋右と国際連盟脱退（松岡英夫）
世界大恐慌と満州事変（松本博一）
モダンガールとフラッパー時代（亀井俊介）
《２０世紀の証言》
殺到する陪審員希望者（ニューヨーク・タイムズ）
安値、安値、また安値（Ａ・Ｍ・シュレジンガー）
米国人はよく働いた（岡清十郎）
苦境の日本全権（斎藤博）
「その話なら、話せばわかる」（犬養道子）
戦闘地域をつきぬける（アグネス・スメドレー）
ピストル・ポイント（石射猪太郎）
二キロも広がる死臭（マキシム・ゴーリキー）
ドーメール仏大統領暗殺（東京日日新聞）
ブルボン王朝最後の国王の姿（ヒュー・トマス）
有利な方向に進んでいる（アドルフ・ヒトラー）
“タレント牧師”もルーズベルト支持（ウォーレス・スティーグナー）
〈データ〉
大恐慌下の米・独・日の経済状態
一億人の広場・編集後記