一億人の昭和史 第1巻第4号 = 第4号(昭和50年11月)
1億人の昭和史 第1巻第4号 昭和50年11月
“恐怖”と“期待”の使者占領軍
マニラからトウキョウへ
占領下の市民生活
敗戦直後のわが家のくらし―あるサラリーマンの日記から 大熊広次
裁く手は汚れていなかったか<極東国際軍事裁判>
家族へ、故国へ、獄窓に綴る世紀の遺書
<証言>“巣鴨”のある日 重光葵
東条を殴る 大川周明
12月23日午前零時1分 花山信勝
天皇の意思をめぐって 東条英機.木戸幸一
21年 月500円で暮らす“ないないづくし”―お米がほしい―皇居に押しかけた主婦
22年 GHQ命令がすべてを決定した―新憲法のもとに片山社会党内閣誕生
23年 中道政治を倒した昭和電工事件―暗い世の中―寿産院・帝銀の大量殺人
24年 “てんやわんや”重大事件ラッシュ―インフレに代わって不況がやってきた
戦後史の転換期―昭和24年―下山・三鷹・松川事件とその時代的背景 三木正
特別企画 “人間天皇”1道2府42県の旅―国民との触れ合いを求めて
“あらひと神さま”わが家に/群衆にもまれながら/町をあげてお迎え/鈴なりの2階の窓から/着剣したMP
25年 ヒロシマの惨禍を繰り返すな―朝鮮戦争がもたらした平和と独立への願い
26年だれが“安全”を守るべきなのか―講和・安保両条約に激しい対立と紛糾
27年 また“治安維持法”時代が来る?―条約発効を前に200万人が破防法に反対
念願の講和条約成る<連合軍総司令官は代わっても>
ドキュメントマッカーサー解任の1週間 原文保
<証言>珍しがられた洋装 高橋愛子
麦秋の農村を行く マーク・ゲイン
GHOの検閲 吉野源三郎
買出しあの手この手 藤田源次郎
ラク町のオトキ 藤倉アナ取材
ゼネスト中止放送 伊井弥四郎
泳ぐだけが生きがい 古橋広之進
新憲法前夜 幣原喜重郎
死んだ大辻司郎の“談話”
トイレット・ペーパー?を読む 吉田茂
カラー特集 東西画家の見た東京裁判スケッチ 宮本三郎.アイザックマン
“笑いと風刺”の漫画大流行
焼跡文化の花“カストリ雑誌” 城市郎
新憲法公布の詔書―戦争を放棄させた理想主義
「神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ」―“人間宣言”新日本建設の詔書
聴き見て歌ったあの頃―「玉音放送」から「君の名は」まで ラジオ(守屋素衛) 歌(南葉二) 映画(草壁
始まりあれば終りあり<私の終戦体験> 萩原延寿
“無頼派”作家とその時代 奥野健男
1億人の広場
編集後記