偕行社記事 第704号-第707号(昭和8年5月~8月)
偕行社記事 第704号 昭和8年5月
非常時局に際し三国干渉の昔を回顧して 神宮概説(完) 神宮司庁儀式課長 阪本広太郎
皇道と王道尚武と好武 武谷水城
日本海大海戦の教訓 海軍中将子爵 小笠原長生
初陣としての鴨緑江戦闘の感想 中将 高田豊樹
日露戦役に於ける歩兵対騎兵大集団の戦闘 は少将
満洲事変 承徳占領迄に於ける関東軍行動の概観 関東軍参謀長中将 小磯国昭
東支鉄道東部線討伐に参加して 歩兵大佐 人見順士
支那側から見た熱河問題 北川四郎
仏人の見たる承徳陥落当時の情況 関東軍参謀部
最近世界経済の動向 東京帝国大学経済学部長経済学博士 土方成美
聯盟脱退と帝国の将来 海軍大佐 関根郡平
小銃射撃により味ひ得る哲理 歩兵少佐 三原鼎
隊馬の群集遊歩馴致に就て 騎兵第4聯隊
幹部候補生制度の改正に就て 陸軍省徴募課
救急法教育に於ける止血法の重要なる2、3の実例 三等軍医正 島田昇
兼用刀(指揮刀型軍刀)に就て
日本刀の切味に関する考察 東京帝国大学工学部文学士 岩崎勝弘
偕行寸鉄 春日偶感 泙川生
寸概二ツ三ツ 頑迷生
老人と若人 昭雲山人
時事(漢詩) 歩兵大佐 津田次郎
各地通信 満洲便り 承徳事情 関東軍参謀部
社員の声 若き元首を讃ふ 三等軍医正 高原武一
聯盟を嗤ふ 在郷 N中佐
軍歌 譜狂生
海外の声 旧友意識の擡頭 K生
海外軍事刊行物紹介
経済時事 米国金融恐慌とその波紋 経済時事研究部
戦術研究 応用戦術
文苑 歌壇
俳諧
川柳と季節
内外涓滴
編纂便り
軍部内刊行主要定期雑誌目次
社報
外国語研究
雑録満洲と農業
漢詩(白川大将、爆弾三勇士)
聯盟脱退に際する所感
菖蒲(尚武)の節句
英国某将軍の観たる満洲問題
熱河討伐 軍神加藤少尉曲
遥かに南空を仰いで
時事漫画
丁字戦法と乙字戦法の創見
日本海々戦後述懐
日本刀の原料たる砂鉄の沿革に就て
刀剣取扱の作法に就て
航空機上の糧食
噴飯に堪へざる南京ラヂオニユース
楠公遺詠
政弊一掃の要訣
満蒙の鉄道網、昔の時と今の時
天下乱相
満洲国軍の威容
迫撃砲に関するエピソード
附録 本誌巻末 楠公築城論 工兵中佐 林部与吉
偕行社記事第704号 本誌巻末附録
序言
第1篇 総論
第1章 総説
第2章 金剛山周辺に於ける古城址の分布
第3章 金剛山大要塞説の由来と其梗概
第4章 金剛山大要塞説に対する疑惑
第5章 楠公築城の真相
第6章 聖地金剛山の解説―楠軍補給の策源
第2篇 各論
第7章 赤坂城
第1節 概説
第2節 下赤坂城
第3節 上赤坂城
第8章 上赤坂城比隣の城寨群
第1節 総説
第2節 防禦の第1線
第3節 上赤坂城の右翼と左翼
第4節 後方地区―猫路山城と国見山城附坊領山
第9章 千早城
第1節 総説
第2節 千早城の価値
第3節 千早城周辺の城塞群
第10章 側面の防備
第11章 金剛山の背面防禦
第12章 結言
附図
第1 金剛山周辺に於ける古城址の分布
第2下赤坂城址附近現状図
第3 上赤坂城址図
第4 上赤坂城址附近城寨群之図
第5 千早城址之図
挿図
第1乃至第12、計12葉
偕行社記事 第705号 昭和8年6月
皇国陸軍飛行隊創設時代の回顧 少将男爵 徳川好敏
西蔵を語る 多田等観
日露戦役に於ける得利寺戦闘 H中将
日露戦役に於ける岫巌占領の回顧(浅田支隊の行動) 少将 黒田善治
満洲事変 満洲事変に於ける鉄道輸送に就て 工兵少佐 藤原幹治
篭城15日思出の手記 拉哈警備隊
民族性より見たる支那漫談(血染の饅頭) 天歩生
支那国民軍編成の概観と時局に躍る支那人の横顔片々
軽機関銃用竹製応用橇の話 歩兵少尉 赤尾禎三
○○○
○れて○○○○○○○○に対する将校団の責務に就て 陸軍士官学校長 稲垣孝○
遊佐大佐述「砲兵輓馬の体型に関する考察」に対する一、二の所感 一砲兵将校
新田義貞公の鎌倉攻略 文学博士 中村孝也
偕行寸鉄 時事洞観 昭雲山人
時弊と軍服 敬天同士
時事偶感 Ti生
時事漢詩(篤厚之士尚存) 示偏生
時事(迎松岡全権) 津田次郎
各地通信 モスコウ風景帖砲兵中佐 河辺虎四郎
社員の声 支那民族統治の要訣 尚武生
時局所感 満洲国及北支那を視察して 歩兵少佐上住良吉
皇道と王道の追訂 武谷水城
海外の声 米国の苦悩 歩兵大尉 御手洗林造
自国民に敵視せらるゝ支那の軍隊 支那駐屯軍司令部
独逸軍用鳩通信の一端 騎兵大尉 池田義夫
海外軍事刊行物紹介
経済時事世界経済会議に就て 経済時事研究部
戦術研究 応用戦術
文苑 歌壇
俳諧
川柳と季節
内外涓滴
編纂便り
軍部内刊行主要定期雑誌目次
社報
外国語研究
雑録 非常時に於ける国防と発明
国境線確保の為の反撃作戦
予、後備士官の現役部隊に採用
動物に対する愛と熱
関東軍長城線復帰に関する陸軍当局者談
西郷南洲遺訓
満洲国内に於けるユダヤ人及白系露人
太田天橋ペン画
皇軍の北支進攻に対する英米新聞論調の一端
熱河討伐写真
ラン河地区戦況発展一覧図
奇行烈士吟
附録 本誌巻末 クラウゼウヰツ孫子の比較研究 陸軍大学校
偕行社記事 第706号 昭和8年7月
社長就任の辞 偕行社長 菱刈隆
明治天皇の御聖徳 故臨時帝室編修官 上野竹次郎謹話
現代思想の根本と日本精神 加藤咄堂
国語と国家の興廃 歩兵大佐 中山友蔵
日露戦役に於ける蓋平、大石橋、海城の戦闘 H中将
満洲事変 戦場の俤 1、高橋大尉を憶ふ 歩兵中尉 市川正
2、陸軍騎兵大尉不破慶喜の事蹟 騎兵大尉 橋本正勝
3、松木中尉を偲ぶ 歩兵少尉 大曲喜四郎
4、死に臨み従容自若たる大迫中尉と外一篇 第6師団司令部
沙漠を横断しての熱河作戦の一部 歩兵大佐 志道保亮
赤峰攻略茂木部隊に就て 騎兵少佐 森吾六
熱河作戦に於ける自動車隊の活動 輜重兵中佐 落合忠吉
軍衛生に関する一考察 杞憂生
軍用鳩の活動と将来に対する希望 一等獣医 湯川忠一
○○○
○○○
関東防空演習に就て 東京警備司令部
財団法人日本刀鍛錬会に就て 日本刀鍛錬会主事 倉田七郎
維新前に於ける幕府と長藩との媾和談判に就て 城西道人
新田義貞公の東征西伐と北国経略 文学博士 中村孝也
偕行寸鉄 眼についたまゝ 鉄堂生
匹虎焚書示編老生
親釜集 マ・ホ
時事二篇 津田次郎
時事概観 海外時事概観
内外時事概観 自昭和8年1月至6月
各地通信 昭和8年5月天覧馬術記 陸軍省軍務局馬政課
少年武道の天覧を偲び奉る 砲兵大佐 中島鉄也
伯林便り(伯林焚書) 工兵大尉 石井正美
社員の声 軍刀の改正に就て 秋水生
国防時務に関する微言 中柴恵洲
海外の声 極東に於ける英国陸軍の活動 輜重兵大尉 駒木嘉太郎訳
海外軍事刊行物紹介
経済時事 日印通商の暗影 経済時事研究部
学教青訓 熱河討伐に現はれたる青年訓練の効果 歩兵大尉 前沢長重
戦術研究 応用戦術
文苑 歌壇
俳諧
川柳と季節
内外涓滴
編纂便り
軍部内刊行主要定期雑誌目次
社報
外国語研究
雑録 新開嶺奪取戦皇軍美徳引
日支停戦協定成立に関する陸軍省声明
世界各国に於ける自動車の普及
護れ大空
陸軍諸学校等の志願一覧表
日本の国名
満洲国の新聞
今後履み行ふべき道の軌範
海軍諸学校及諸兵の志願一覧表
勝海洲の坐禅修業
刀剣の保存手入法
幹部候補生採用方照会に対する主務省の回答文
鷲と飛行機の大活劇
この数字
附録(巻末) 一の谷合戦の研究(上陸作戦の立場より見たる一考察) 工兵中佐 林部与吉
続吾人は支那を如何に見るか 参謀本部 Si生
○○○○○ 陸軍○高学校教官歩兵少佐 大田熊太郎
偕行社記事 第707号 昭和8年8月
時局と国体 文学博士 紀平正美
共産党巨頭の転向問題に関する一考察 憲兵大尉 福本亀治
防空に関連し群集心理に基く群衆指導を論ず 歩兵少佐 三原鼎
炎暑と守備勤務(台湾土匪討伐の回顧)SK生
満洲事変 俘虜を通じて見たる中央軍に就て 関東軍参謀部
日支事変間に於ける日本軍隊の戦闘に対する蘇誌の批評 TT生
愛国1号並2号戦車活躍の情況 満洲臨時派遣百武部隊
満洲に於ける太気中の異常光象に就て 関東軍参謀部
民族性より見たる支那漫談(完) 天歩生
日露戦役に於ける遼陽附近の戦闘 H中将
日露戦役の回顧(分水嶺の戦闘) 少将 黒田善治
軍隊の夜間行動に○せんが○に星座の研究を望む 歩兵少佐藤林保
輓馬の研究に対する砲兵将校某氏の疑義に答ふ 騎兵大佐 遊佐幸平
砲兵輓馬に就て 二等獣医 池田良貞
偕行寸鉄 烏烏歌 泙川生
戦塵寸鉄語 紫外線
時事概観 内外時事概観
各地通信 伯林便り 独逸国民勤労祭の状景 佐伯林工兵大尉 石井正美
巴爾幹便り 希臘、ユーゴースラブ、勃牙利旅行記 MK生
社員の声迅速筆記の研究 老社員
楠公築城論を読みて 少将 原田二郎
記事通読所感 T少尉
海外の声 1932年布哇に於ける上陸演習 中将 三宅光治
極東蘇領に於ける物資の欠乏状態
蘇国第15回革命記念日の管見 航空兵大尉 島貫忠正
海外軍事刊行物紹介
経済時事 行詰れる世界経済会議 経済時事研究部
戦術研究 応用戦術
文苑 歌壇
俳諧
川柳と人倫
内外涓滴
編纂便り
軍部内刊行主要定期雑誌目次
社報
外国語研究
雑録 正誤表
鉄砲の伝来
懊ノウ歌
戦公傷病死従軍者等の子弟に対する授業料等滅免に関する件
軍艦旗の由来
学庭騒動
山海関戦跡歌
附録(巻末) 戦争物語 奉天の激戦―軍神吉岡大佐の巻― 綿貫六助
満豪語の常識 歩兵少佐 下永憲次