歴史地理 第26巻第1号-第6号(大正4年7月~12月)
歴史地理 第26巻第1号 大正4年7月
歴史地理 出雲宍道湖附近の変遷と渟田門の所在 文学博士 喜田貞吉
唐宋の史蹟より観たる天津地方の地形変化 文学士 松井等
史壇 江戸時代と浪人問題 文学士 栗田元次
徳川幕府初期の異学の禁に就きて 文学士 花見朔已
説苑 新羅朴堤上死処の伝説に就きて 文学士 藤井甚太郎
安南国の日本人町と其墳墓 小島昌憲
倭寇詩史(2) 後藤粛堂
維新前後に於ける服飾界の動揺(中) 桜井秀
信濃国分尼寺址考 土屋新之助
談叢 高島秋帆先生の印文 押上森蔵
近畿の遺物と遺蹟(3) 梅原末治
歴史地理 第26巻第2号 大正4年8月
歴史地理 法隆寺の古建築は果して推古式か 文学博士 喜田貞吉
中世都市の典型としての「ローテンブルグ」 文学士 阿部秀助
史壇 入宋僧成尋及び当時の日宋交通(1) 鷲尾順敬
説苑 布施屋及地名「フセ」 文学士 長沼賢海
現代の史学と「ランプレヒト」 文学士 阿部秀助
観世音寺の研究 木下讃次郎
倭冦詩史(倭扇行) 後藤粛堂
維新前後に於ける服飾界の動揺(下) 桜井秀
大隅の国府及其附近の歴史地理 栗田茂治
下野国誌の著者河野守弘翁の伝 森本樵作
豊後国東地方の一種の横穴 河野清実
日本歴史地理論文目録(7) 岡久殻三郎
歴史地理 第26巻第3号 大正4年9月
歴史地理 平沢元ガイの長崎松前漫遊 文学博士 新村出
讃岐壇の浦考 文学博士 喜田貞吉
利瑪竇伝(上) 文学士 中村久四郎
説苑 増見屋三右衞門日記(1) 文学士 幸田成友
天明宗源流考 長井〓
布施屋と地名「フセ」 文学士 長沼賢海
歴史地理論文目録(8) 岡久コウ三郎
談叢 白峰陵 長谷川与三次
大阪の史蹟 長南倉之助
歴史地理 第26巻第4号 大正4年10月
歴史地理 武士を夷といふことの考(上) 文学博士 喜田貞吉
利瑪竇伝(第2完結) 文学士 中村久四郎
東京奠都の真相(1) 文学士 岡部精一
史壇 コンスタンチノープル処分論(仏国史家ドリヨール氏の所論) 文学博士 大類伸
古史の経済史的研究 文学士 阿部秀助
説苑 増見屋三右衞門日記(其2) 文学士 幸田成友
保科正之の宗教政策(上) 文学士 安藤祐専
蘭法医学の祖述者楢林家深浦二三郎
浅野長政公居跡 三輪正行
高島秋帆の印 文学博士 大槻文彦
談叢 対馬見聞談(1) 文学士藤井甚太郎
高山彦九郎と薩人 坂田長愛
大阪の史蹟(2) 長南倉之助
歴史地理 第26巻第5号 大正4年11月
歴史地理 藤原鎌足及び不比等墓所考 文学博士 喜田貞吉
荘園の起因 文学士 川上多助
説苑 増見屋三右衛門日記(其3) 文学士 幸田成友
印度教学の中心那爛陀学院に就いて 文学士 重松俊章
保科正之の宗教政策(下) 文学士 安藤祐専
蘭学の起源 井野辺茂雄
布施屋及地名「フセ」を読で長沼先生の教を乞ふ中山太郎
九十九里浜田野開拓考 高橋源一郎
談叢 対馬見聞談(2) 文学士 藤井甚太郎
歴史地理 第26巻第6号 大正4年12月
歴史地理 武士を夷といふ事の考(中) 文学博士 喜田貞吉
多武峰墓に就て 文学士 本多辰次郎
説苑 印度教学の中心那爛陀学院に就いて 文学士 重松俊章
地誌大系本伊勢資料 文学士深沢〓吉
摂州平野の含翠堂 長南倉之助
九十九里浜田野開拓考 高橋源一郎
懐良親王の御事蹟に関する23の考飯島茂
足利時代の島津氏と外国文物 栗田茂治
織田信長と基督教 上領三郎